読者の声 最新一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.04.24 大好きな酒井駒子さんの絵に惹かれ、湯本香樹実さんの文というのでわくわくして本を開きました。エッツを思わせるモノクロのくすんだ色、柔らかなくまとやまねこの表情(特にやまねこが片目だけあけたところが大好き!)、くまの思い出の中でことりがいきいきとよみがえり、だんだん色づいてくるところなどは、湯本さんのあたたかく静かな抑えた文章にぴったりで、すぐさま絵本を買って帰りました。この絵本と出会って、亡くなった友を思い出しながら、ずっとずっと忘れないよという思いだけはいつも心にとめておきたいと思いました。本当に素敵な本を作ってくださったことに感謝します。
家庭で作るポルトガル料理
丹田 いづみ 著
★2008.04.23 同じイベリア半島にありながら、隣国スペインとはハッキリ違いを主張するポルトガル。それは料理分野においても言われることです。スペインより素材を大切にし、魚、肉、野菜、米、そしてパン等々と種類も豊富。もともと日本人の口に馴染みやすく、エキゾチックではありませんが、何度食べても飽きのこない素敵な味です。この本ではそれらの味をキッチリ紹介されています。新鮮だけど懐かしい、懐かしいけど新しい発見のあるポルトガル料理をこの本で作ってみたくなります。
くまとやまねこ
湯本 香樹実 文 酒井 駒子 絵
★2008.04.18 自分とくまが重なって、涙が止まりませんでした。先日、病気の愛犬を見送ったばかりでした。悲しみから立ち上る力は、自分自身の中に必ずあるということ。そして、同じ悲しみを誰かがしていたら、ただ、その悲しみに寄り添ってあげたらいい。
それを教えてもらいました。
くまも、やまねこの悲しみに寄り添うことが出来たんだろうな。
ほとんど無害
ダグラス・アダムス 著 安原 和見 訳
★2008.01.11 勿体なくて少しづつ読みました。これが最終巻だと思うと。このシリーズと出会えて幸せでした。安原氏の訳の素晴らしさ。拍手を送ります。胸よりこみあげる笑いを有り難うございました。ぜひぜひ、ダグラスアダムスの『dark gently』の訳本も、よろしくお願い致します。
天眼 光秀風水綺譚
戸矢 学 著
★2007.12.27 戦国時代、特に織田信長・豊臣秀吉・徳川家康にまつわる小説が多い中、かなり目線が違ってどんどん引きこまれました。陰陽道や皇族の係わり合い、日本の黎明期からのつながり、面白い!
水の女
高宮 利行 解説
★2007.11.04 神話を題材にした西洋の絵画、とりわけ「ラファエル前派」に魅了され、そういう本がないかと探したところ、この画集に出会いました。
「オフィーリア」は6人の画家の絵を見比べて楽しむことが出来ますし、現実から離れ、様々な「水の女」の世界に浸れます。「ラファエル前派」という言葉を知らない方でも、構えずに見ることが出来る、絵本的な画集だと思います。
このシリーズで「眠る女」「黄泉の女」があるんですね。こちらも復刊されることを願っています!
卵・バター・牛乳・砂糖なしだから美味しい!華やかケーキと素朴お菓子
濱田 美里 著
★2007.07.26 自然な甘味と食べた後も体がすっきりする美味しいお菓子ばかりで、作るのが楽しくなる本です。
レシピも簡単なものが多く、初めてお菓子を作る人にも優しい本なので、これから体に優しいお菓子を作ろうとしている人にも絶好の一冊です。
師匠噺
浜 美雪 著
★2007.05.24 私は偏った落語好きのものです。有線放送の落語を13年間聞いて来ましたが、寄席に行ったことは1度も無いからです。姿はTVで拝見するだけですが、落語が大好きなのです。ですから師匠噺には分かる人と全く知らない人の項目に別れました。それでも面白く読めたのは浜さんの視線が暖かいからだと思いました。何度となく「これは母親の視線だ」と感じました。落語の成り立ち、演目、演者、師弟など全部が好きで大事に思っているのですね。読み終えてから優しい気持ちになれて「ああ、この気持ちは嬉しいな。」としみじみ思った次第です。
戦国の凰 お市の方
鈴木 輝一郎 著
★2007.02.22 えー、著者です、はい。
「凰(おおとり)」とは伝説の鳥、「鳳凰(ほうおう)」の雌のことです。
織田信長の妹として、北近江浅井長政の妻として、茶々(淀君・豊臣秀吉の側室)、初(京極高次の妻)、小江(徳川二代将軍秀忠の正室で三代将軍家光の母)の戦国三姉妹の母として、そして幼少から想い想われ続けた柴田勝家の女として、つよく激しく美しく駆け抜けた、「小谷の方」こと、お市の方の生涯を描いた作品です。
史実では不明な部分の多い女性ですけど、たくましく、魅力的な女性だったのだなあ、と感じるところしきり。あと、柴田勝家は純情な奴だったんだなあ、とかね。
いい作品になりました。楽しんでいただけると思います。
エコクラフトcollection vol.2
河出書房新社編集部 編
★2006.09.21 初めて購入したクラフトの本です。
かわいい作品が沢山載っていてとても参考になりましたし作る意欲のでる本です。
バッグを2つちょっとアレンジして作成しました。
コレクション12のレース風花飾りのバッグは、右下の紺色のを私用に作り(まんなから辺を細かくしてみました)、2歳の娘用にピンクでレースをつけて小さいのをつくりおそろいを楽しんでいます。
オリジナルでは5歳の息子用にはカブトムシのバッグを作ってみました。大変喜んでいます。
私の娘は70cm
行天 都/行天 朝美 著
★2006.08.14 私は学校の図書室にあった1冊の本をふっと手に取りました。それが「私の娘は70cm」との出会いでした。部活や宿題や委員会やいろいろあったけど、これを読むのだけはやめられませんでした。朝美さんが天国へ行ってしまったことは悲しいことだけど、沢山の人の支えになっていると思います。私はこの本を読んで、本当に良かったと思っています。
プリンセス・ダイアリー 悩める見習いプリンセス篇
メグ・キャボット 著 代田 亜香子 訳
★2006.08.03 あと1冊でシリーズが終わってしまうなんて寂しすぎます・・・メグキャボットさん、映画2作目でミア21歳になってたじゃないですか!そこまでシリーズをのばして下さいっ!
図説 占領下の東京
佐藤 洋一 著
★2006.07.31 丹念な調査に裏打ちされた著者の偉業に敬意を表します。また「昭和写真コレクター」として東京周辺の景観の背景が分かりとても勉強になりました。惜しむらくは、米国公文書館の貴重な写真を見せるには版形がやや小さすぎるでしょうか。商業ベースに乗りにくいテーマと思いますが、横浜などの他都市についても調査研究を望みます。
IKEAファンブック
森井 ユカ 著
★2006.07.27 森井ユカさんが創る本は、どんなジャンルであっても「カラフルなビタミン本」だ。決してとんがった奇抜さでなく、奥底から求めていた新鮮さをすくいとってくれるような優しいおもちゃのような本である。著者自身のことばで語っているが、読んでいる私たちの判断にもゆだねる、ギリギリの責任感と寛容さをもって紹介している。IKEAを知らない私でも読み終わる頃にはIKEAファンになっていた。足を運んでみたい、とリアルなファンになるのだ。これは、真の意味でのIKEA公式BOOKであると思う。
オオカミの誘惑 1
クィヨニ 著 清水 由希子 訳
★2006.07.24 へウォンとテソンのかっこよさとちょい純なとこがさいこー!! あとハンギョンとテソンの結びつきが切なくてなのに面白いとこもめっちゃ良くて感激してしまいまいたー
5つのチベット体操―若さの泉
ピーター・ケルダー 著 渡辺 昭子 訳
★2006.07.24 7年前から取り組み他の体操では体感できなかったスッキリ気分になり以来友達と共に日本ヒマラヤクラブを設立して「5つのチベット体操」の普及に努力しています。
大人の塗り絵 日本の田園風景編
門馬 朝久 著
★2006.07.19 はじめ、大人の塗り絵シリーズって、ちょっと馬鹿にしていました。...が、この日本の田園風景には久々に魅せられました。子供の頃、田んぼの畦道で口ずさんだ“♪ふるさと♯”や“♯夕焼け小焼け♪”といった里山の情景を思い出し心が懐かしさで一杯になりました。童心にかえって私の故郷の色つけをしたいです。素敵なぬりえをありがとうございました。
大人の塗り絵 日本の田園風景編
門馬 朝久 著
★2006.07.18 ふと訪ねたくなる懐かしい風景に、思わず惹かれました。お手本の色彩がとても優しい色使いで、さっそく塗ってみたくなりました。
大人の塗り絵 日本の田園風景編
門馬 朝久 著
★2006.07.17 たいへんすばらしい本がでてうれしくなりました。やわらかいタッチで心なごみ、昔住んでいた田舎の自然を思い出しました。
次のシリーズが待ち遠しいです。
プリンセス・ダイアリー ラブレター騒動篇
メグ・キャボット 著 金原 瑞人/代田 亜香子 訳
★2006.07.16 私も本を読んでいてラブレターを送っているのはマイケル?って思ったけど違った! 読者をドキ×2+ハラ×2させてくれる本です☆この夏書く読書感想文はこの本に決めました♪