河出文庫 フ10-1

ピエールリヴィエール

ピエール・リヴィエール

殺人・狂気・エクリチュール

ミシェル・フーコー 編著

慎改 康之

柵瀬 宏平

千條 真知子

八幡 恵一

河出文庫 ● 504ページ
ISBN:978-4-309-46339-1 ● Cコード:0110
発売日:2010.08.06

定価1,430円(本体1,300円)

○在庫あり

  • 十九世紀フランスの小さな農村で一人の青年が母、妹、弟を殺害した。青年の手記と事件の考察からなる、フーコー権力論の記念碑的労作であると同時に希有の美しさにみちた名著の新訳。

著者

ミシェル・フーコー (フーコー,M)

1926~84年。20世紀後半における最も重要な思想家。著書『狂気の歴史』『言葉と物』『知の考古学』『監獄の誕生』『知への意志』『自己への配慮』『快楽の活用』など。

慎改 康之 (シンカイ ヤスユキ)

1966年生まれ。現在、明治学院大学教授。共著書『法の他者』、訳書、フーコー『異常者たち』『精神医学の権力』『生政治の誕生』、P・ヴェーヌ『フーコーその人その思想』など。

柵瀬 宏平 (タナセ コウヘイ)

1983年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。論文:「ルーセル、ジャネ、フーコー ミシェル・フーコーによる病跡学の反転」など。

千條 真知子 (チジョウ マチコ)

現在、立教大学大学院文学研究科博士課程在籍。論文「空白としての生 ミシェル・フーコーにおける『生-政治学』をめぐって」など。

八幡 恵一 (ヤハタ ケイイチ)

1981年生まれ。現在。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。論文「沈黙の現象学 メルロ=ポンティ現象学のうちにみる原創設の構造」など。

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