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  1. 河出新書

河出新書

キョウメイスルミライ

共鳴する未来

データ革命で生み出すこれからの世界

宮田 裕章

新書 新書 ● 232ページ
ISBN:978-4-309-63121-9 ● Cコード:0210
発売日:2020.09.28(予定)

予価924円(本体840円)

※未刊

  • 私たちの世界は、コロナ禍を経てどこへ向かうのか。ビッグデータで変わりゆく自由、プライバシー、貨幣といった「価値」を問い直し、個人の生き方を原点に共に生きる社会を提言する。

    私たちの世界は、コロナ禍を経てどこへ向かうのか。
    ビッグデータで変わりゆく自由、プライバシー、貨幣といった「価値」を問い直し、
    個人の生き方を原点に共に生きる社会を提言する。


    社会のあり方が問われている今、
    データの適切な活用こそが、一人ひとりが多様な価値観を受け入れあいながら、
    豊かに生きることを支える原動力である。
    データは誰のものか。
    多元的な価値を可視化する仕組みは根づくのか。
    個人の自由や選択肢は、データの共有によって狭められないか。

    新しい社会ビジョンを牽引するデータサイエンティストによる、
    これからの私たちの「生きる」をより輝くものにするための書。

    今日ほど、文明の質的転換が求められている時代はないかもしれません。
    AI、ビッグデータ、デジタル・トランスフォーメーション(DX)など、データやテクノロジーに関する話題はあふれています。しかし、それらの多くはビジネス面での影響にとどまり、文明の歴史的な転換が進行しつつあることを見逃しています。
    本書は人と人、人と世界がデータを通じて共鳴することで生まれる新たな文明、そこにある希望を描くものです。(まえがきより)


    【議論を深める対談も収録】
    ×山本龍彦(慶應義塾大学法科大学院教授)
    「データ共有権は、これからの基本的人権?」
    ×安田洋祐(大阪大学大学院経済学研究科准教授)
     「多様な価値が共鳴する経済圏には何が必要か?」
    ×大屋雄裕(慶應義塾大学法学部教授)
     「human Co-beingの時代における「人」とデータのゆくえ」

    社会が求めるスタンダードに合わせるのではなく、
    一人ひとりの多様な価値観をもとに生きる社会へと向かう――

  • 目次
    序章 コロナ禍が突きつけた文明への問い
    二〇一九年までの日常は戻らない/新型コロナウイルスが引き起こした大変化/「価値革命」の時代/ 石油からデータへ/データの本質とは何か

    第一章 データ駆動型社会はヘルスケアから始まる
    個人のデータベース構築が進むとき/全国五〇〇〇病院がデータを提供/ ビッグデータで医師の技術や信用を担保する/日本と米国、手術後の「三〇日死亡率」に大きな違い/ ビッグデータで感染拡大を防ぐ/全国八三〇〇万人のLINE調査からわかったこと/新型コロナウイルスが浮き彫りにした格差/学生たちの高い抑うつ傾向/長期化に対応した働き方のデザインを/ 世界では遠隔診断が始まっている/データで共創する新しい医療/集団平均の医療から、個別化医療へ/新しいヘルスケアの価値

    第二章 これからのデータ・ガバナンス――データは誰のものか
    データ活用とプライバシー保護は両立できるか/米国は企業主導、中国は国家主導/GDPR――二一世紀の基本的人権/日本のとるべき「第四の道」/新しいプラットフォーム思想「PeOPLe」/同意なしでもデータ活用が必要なケース/本当にデータはつなげられるのか/アプリが「薬」になる時代
    【対談】×山本龍彦  データ共有権は、これからの基本的人権?

    第三章 多元化するデータ・エコノミー 
    データが生み出す多元的価値/ 社会信用スコアの可能性/ 社会信用スコアの問題点/ポストSDGs――いのち輝く/「価値」の難しさ/ 法や貨幣の弱点/「GDP」から「持続可能な共有価値」へ/ビジネス界も共有価値を無視できなくなった/ デジタル通貨との連動 
    【対談】×安田洋祐 多様な価値が共鳴する経済圏には何が必要か?

    第四章 「生きる」を再発明する
    テクノロジーはディストピアをもたらすか/「新しい社会契約」の必要性/20XX年、糖尿病患者の話/多層型民主主義とは何か/地方と都市の新しい姿/食と農業の可能性/「新しい日常」と human Co-being の時代
    【対談】×大屋雄裕 human Co-being の時代における「人」とデータのゆくえ

著者

宮田 裕章 (ミヤタ ヒロアキ)

1978年生。専門はデータサイエンス、科学方法論。慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授。2025日本万国博覧会テーマ事業プロデューサーなど、官民問わず科学を駆使し社会変革を目指す研究に取り組む。

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