河出書房新社
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2013.04.04更新
4月6日発売です(『掏摸』のみ発売日が遅れます)。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
文庫・新書
掏摸(スリ)
中村 文則 著
天才スリ師に課せられた、あまりに理不尽な仕事……綾野剛氏絶賛! 大江健三郎賞を受賞し、各国で翻訳されたベストセラーが文庫化! 日本人初・アメリカの文学賞「デイビッド・グディス賞」を受賞。
定価550円(本体500円)
○在庫あり
レクィエムの歴史 死と音楽との対話
井上 太郎 著
死者のためのミサ曲として生まれ、時代の死生観を鏡のように映しながら、魂の救済を祈り続けてきた音楽、レクィエム。中世ヨーロッパから現代日本まで、千年を超えるその歴史を初めて網羅した画期的名著。
定価1,540円(本体1,400円)
×品切・重版未定
科学以前の心
中谷 宇吉郎 著 福岡 伸一 編
雪の科学者にして名随筆家・中谷宇吉郎のエッセイを生物学者・福岡伸一氏が集成。雪に日食、温泉と料理、映画や古寺名刹、原子力やコンピュータ。精密な知性とみずみずしい感性が織りなす珠玉の二十五篇。
定価770円(本体700円)
△3週間~
椿の海の記
石牟礼 道子 著
『苦海浄土』の著者の最高傑作。精神を病んだ盲目の祖母に寄り添い、ふるさと水俣の美しい自然と心よき人々に囲まれた幼時の記憶。「水銀漬」となり「生き埋め」にされた壮大な魂の世界がいま蘇る。
定価935円(本体850円)
ヴォイセズ/ヴァニーユ/太陽の涙
赤坂 真理 著
航空管制官の女と盲目の男――究極の「身体(カラダ)の関係」を描く「ヴォイセズ」、原発事故前に書かれた予言的衝撃作「太陽の涙」、名篇「ヴァニーユ」。『東京プリズン』著者の代表作を一冊に。
定価825円(本体750円)
小説の読み方、書き方、訳し方
柴田 元幸/高橋 源一郎 著
小説は、読むだけじゃもったいない。読んで、書いて、訳してみれば、百倍楽しめる! 文豪と人気翻訳者が〈読む=書く=訳す〉ための実践的メソッドを解説した、究極の小説入門。
定価814円(本体740円)
鬼の詩/生きいそぎの記 藤本義一傑作選
藤本 義一 著
二〇一二年十月に亡くなった著者の代表作集。直木賞受賞作「鬼の詩」、運命的な師・映画監督川島雄三のモデル小説「生きいそぎの記」他、「贋芸人抄」「下座地獄」、講演「師匠・川島雄三を語る」。