河出書房新社
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2010.09.03更新
9月7日発売予定です。※地域により発売日に差が生じることがあります。 また、『木橋』のみ9月10日頃の発売になります。
文庫・新書
木橋
永山 則夫 著
津軽の十三歳は悲しい──うつりゆく東北の四季の中に、幼い生の苦しみをみずみずしく刻む名作「木橋」、横浜港での沖仲仕としての日々を回想した「土堤」などをおさめ、作家・永山の誕生を告げる作品集。
定価792円(本体720円)
○在庫あり
サンカと説教強盗 闇と漂泊の民俗史
礫川 全次 著
昭和初期、帝都西北部の新興住宅地をねらう強盗が跋扈した。説教強盗妻木松吉。その兇悪な手口から捜査当局は説教サンカ説を流す。後のサンカ小説家三角寛らも関わった事件の真相を追う。
定価836円(本体760円)
×品切・重版未定
金毘羅
笙野 頼子 著
定価1,045円(本体950円)
鉄道沿線をゆく 大人の東京散歩
鈴木 伸子 著
定価726円(本体660円)
社会は情報化の夢を見る [新世紀版]ノイマンの夢・近代の欲望
佐藤 俊樹 著
新しい情報技術が社会を変える! ――私たちはそう語り続けてきたが、本当に社会は変わったのか? 「情報化社会」の正体を、社会のしくみごと解明してみせる快著。大幅増補。
白痴 3
ドストエフスキー 著 望月 哲男 訳
エパンチン家の末娘アグラーヤとムィシキン公爵は、互いの好意を確認する。しかし、ナスターシヤの呪縛を逃れられない公爵は、ロゴージンとの歪な三角関係に捕われ悲劇を迎える。画期的な新訳の最終巻。
定価1,034円(本体940円)
カーデュラ探偵社
ジャック・リッチー 著 駒月 雅子/好野 理恵 訳
私立探偵カーデュラの営業時間は夜間のみ。超人的な力と鋭い頭脳で事件を解決、常に黒服に身を包む名探偵の正体は……〈カーデュラ〉シリーズ全八篇と、新訳で贈る短篇五篇を収録する、リッチー名作選。
定価924円(本体840円)
△3週間~
千のプラトー 上 資本主義と分裂症
ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 著 宇野 邦一 他訳
定価1,430円(本体1,300円)
〔官能アンソロジー〕
背徳~昼下がりの絶頂
真島 雄二/深草 潤一/子母澤 類 著
美しき重役秘書のバッグからこぼれ落ちたピンクローター。それを目にした人事部長の斉藤は……(『人事部不倫課』)。教師と元教え子、人妻と住み込みの弟子など禁断の関係に溺れる男女を描いた傑作短篇集