単行本 46 ● 200ページ
ISBN:978-4-309-02492-9 ● Cコード:0093
発売日:2016.08.23
定価1,650円(本体1,500円)
○在庫あり
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猫カフェ殺人事件、少年という名前のメカ、ベティ・デイヴィス……わずか数行の超短編や寓話を含む色とりどりの50の作品がいま、私たちの「世界」を貫く!
著者
松田 青子 (マツダ アオコ)
1979年兵庫県生まれ。作家・翻訳家。2013年『スタッキング可能』でデビュー。21年『おばちゃんたちのいるところ』で世界幻想文学大賞・短編集部門を受賞。近著に、エッセイ『自分で名付ける』。
読者の声
松田さんの文章は極上質の少女趣味の香りがします。
かつて持っていた、いつか擦り切れてしまったあの感覚です。
「少年という名のメカ」のピリッと効いた皮肉、最後の一行ですとんと落とす、名人芸です。
「神は馬鹿だ」すべての猫好きが頷きますとも。
そして「リップバームの湖」の繊細さ、これは少女にしかわからないでしょう。
いろいろな味の素敵なお菓子が詰まった素敵な一冊だと思います。
これから年を重ねてどのように熟成されていくのか、楽しみな作家さんです。
(ねこまた さん/53歳 女性)
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