河出文庫 文庫 ● 240ページ
ISBN:978-4-309-42177-3 ● Cコード:0195
発売日:2025.04.08(予定)
予価990円(本体900円)
※未刊
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『赤毛のアン』『八人のいとこ』『リンバロストの乙女』『少女パレアナ』…氷室冴子が少女小説への愛を綴った名エッセイ、待望の復刊。
孤独で不器用なアンが祝福されてゆく物語『赤毛のアン』、森に生きるエルノラの日々や成長がゆたかに描かれる愛読書№1『リンバロストの乙女』、子どもたちの幸福な食事を共に楽しむ『秘密の花園』、そして時代の制約のなか、自分に忠実に執筆し続けた女性作家たち――。氷室冴子が〈腹心〉の友である少女小説への愛を綴った名エッセイ。
解説=斎藤美奈子 -
〈目次〉
まえがきにかえて
いとしのマシュウ
『赤毛のアン』
オルコットかモンゴメリか
『八人のいとこ』『花ざかりのローズ』
ハウス食品におねがい
『リンバロストの乙女』
ストーリーテリングということ
『若草の祈り』
軽やかなワルツみたいに
『少女パレアナ』
ミスターの魅力
『少女レベッカ』『レベッカの青春』
心ふるえて……
『十七歳の夏』
ひとやすみにお茶を……
『秘密の花園』『あしながおじさん』『丘の家のジェーン』『昔気質の一少女』
〈付録〉友人Aへの手紙
あとがき
解説 斎藤美奈子
著者
氷室 冴子 (ヒムロ サエコ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 少女小説を中心に活躍し、作品に『クララ白書』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』『海がきこえる』、エッセイ『いっぱしの女』など。2008年逝去。
読者の声
これはたいへんな名著だと思います。氷室冴子さんの少女小説を愛する気持ちに、心打たれずにいられません。復刊を、心から歓迎します。 (時かけファン さん/63歳 男性)
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