河出書房新社
河出の本を探す
16件中 1~16件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
文庫・新書
KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ
心霊殺人事件 安吾全推理短篇
坂口 安吾 著
傑作推理長篇「不連続殺人事件」の作家の、珠玉の推理短篇全十作。「投手殺人事件」「南京虫殺人事件」「能面の秘密」など、多彩。「アンゴウ」は泣けます。
定価814円(本体740円)
○在庫あり
盲獣・陰獣
江戸川 乱歩 著
乱歩の変態度がもっとも炸裂する貴重作「盲獣」、耽美にして本格推理長篇、代表作とも言える「陰獣」。一冊で大乱歩の究極の世界に耽溺。
定価858円(本体780円)
紅殻駱駝の秘密
小栗 虫太郎 著
著者の記念すべき第一長篇ミステリ。首都圏を舞台に事件は展開する。紅駱駝氏とは一体何者なのか。あの傑作『黒死館殺人事件』の原型とも言える秀作の初文庫化、驚愕のラスト!
定価880円(本体800円)
三面鏡の恐怖
木々 高太郎 著
別れた恋人にそっくりな妹が現れた。彼女の目的は何か。戦後直後の時代背景に展開する殺人事件。木々高太郎の隠れた代表的推理長篇、初の文庫化。
×品切・重版未定
人外魔境
暗黒大陸の「悪魔の尿溜」とは? 国際スパイ折竹孫七が活躍する、戦時下の秘境冒険SFファンタジー。『黒死館殺人事件』の小栗虫太郎、もう一方の代表作。
定価1,012円(本体920円)
いつ殺される
楠田 匡介 著
公金を横領した役人の心中相手が死を迎えた病室に、幽霊が出るという。なにかと不審があらわになり、警察の捜査は北海道にまで及ぶ。事件の背後にあるものは……トリックとサスペンスの推理長篇。
定価913円(本体830円)
海鰻荘奇談 香山滋傑作選
香山 滋 著 日下 三蔵 編
ゴジラ原作者としても有名な、幻想・推理小説の名手・香山滋の傑作選。デビュー作「オラン・ペンデクの復讐」、第一回探偵作家クラブ新人賞受賞「海鰻荘奇談」他、怪奇絢爛全十編。
定価902円(本体820円)
鉄鎖殺人事件
浜尾 四郎 著
質屋の殺人現場に遺棄された、西郷隆盛の引き裂かれた肖像画群。その中に残された一枚は、死体の顔と酷似していた……元検事藤枝慎太郎が挑む、著者の本格探偵長篇代表作。
疑問の黒枠
小酒井 不木 著
差出人不明の謎の死亡広告を利用して、擬似生前葬と還暦祝いを企図した村井喜七郎は実際に死亡し……不木長篇最高傑作の初の文庫化。
二十世紀鉄仮面
九州某所に幽閉された「鉄仮面」とは何者か、私立探偵法水麟太郎は、死の商人・瀬高十八郎から、彼を救い出せるのか。帝都に大流行したペストの陰の大陰謀が絡む、ペダンチック冒険ミステリ。
蟇屋敷の殺人
甲賀 三郎 著
車から首なしの遺体が発見されるや、次々に殺人事件が。謎の美女、怪人物、化け物が配される中、探偵作家と警部が犯人を追う。秀逸なプロットが連続する傑作。
見たのは誰だ
大下 宇陀児 著
誠実だが、無理をしているアプレ学生が殺人容疑で捕まった。仁侠弁護士探偵・俵岩男が事件の究明に乗り出す。真犯人は? ある種の倒叙法探偵小説の白眉。没後五十年、待望の初文庫化。
消えたダイヤ
森下 雨村 著
北陸・鶴賀湾の海難事故でダイヤモンドが忽然と消えた。その消えたダイヤをめぐって、若い男女が災難に巻き込まれる。最期にダイヤにたどり着く者は、意外な犯人とは? 傑作本格ミステリ。
定価660円(本体600円)
白骨の処女
乱歩世代の最後の大物の、気宇壮大な代表作。謎が謎を呼び、クロフツ風のアリバイ吟味が楽しめる、戦前に発表されたまま埋もれていた、雨村探偵小説の最高傑作の初文庫化。
黒死館殺人事件
黒死館を襲った血腥い連続殺人事件の謎に、刑事弁護士法水麟太郎がエンサイクロペディックな学識を駆使して挑む。本邦三大ミステリの一つ、悪魔学と神秘科学の一大ペダントリー。
定価990円(本体900円)
神州纐纈城
国枝 史郎 著
信玄の寵臣・土屋庄三郎は、深紅の布が発する妖気に導かれ、奇面の城主が君臨する富士山麓の纐纈城の方へ誘われる。〈業〉が蠢く魔境を秀麗妖美な名文で描く、伝奇ロマンの最高峰。