河出書房新社
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2017.02.03更新
2月7日発売です。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
文庫・新書
JR上野駅公園口
柳 美里 著
一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた――東京オリンピックの前年、出稼ぎのため上野駅に降り立った男の壮絶な生涯を通じ描かれる、日本の光と闇……居場所を失くしたすべての人へ贈る物語。
定価660円(本体600円)
○在庫あり
神さまってなに?
森 達也 著
宗教とは火のようなもの。時に人を温めるが、時に焼き殺すこともある――現代社会で私たちは宗教とどのように対峙できるのか? 宗教の誕生した瞬間から現代のかたちを通じて、その可能性を探る。
定価726円(本体660円)
井伊の赤備え 徳川四天王筆頭史譚
細谷 正充 編
柴田錬三郎、山本周五郎、山田風太郎、滝口康彦、徳永真一郎、浅田次郎、東郷隆の七氏による、井伊家にまつわる傑作歴史・時代小説アンソロジー。
定価858円(本体780円)
×品切・重版未定
ウスバかげろう日記 狐狸庵ぶらぶら節
遠藤 周作 著
定価880円(本体800円)
陰陽師とはなにか 被差別の原像を探る
沖浦 和光 著
陰陽師は平安貴族の安倍晴明のような存在ばかりではなかった。各地に、差別され、占いや呪術、放浪芸に従事した賤民がいた。彼らの実態を明らかにする。
半自叙伝
古井 由吉 著
現代日本文学最高峰の作家は、時代に何を感じ、人の顔に何を読み、そして自身の創作をどう深めてきたのか――。老年と幼年、魂の往復から滲む深遠なる思索。
定価913円(本体830円)
21世紀タルホスコープ 少年愛の美学 A感覚とV感覚
稲垣 足穂 著
永遠に美少年なるもの、A感覚、ヒップへの憧憬……タルホ的ノスタルジーの源泉ともいうべき記念碑的集大成。入門編も併録。恩田陸、長野まゆみ、星野智幸各氏絶賛の、シリーズ第二弾!
定価1,320円(本体1,200円)
黄色い雨
フリオ・リャマサーレス 著 木村 榮一 訳
沈黙が砂のように私を埋めつくすだろう――スペイン山奥の廃村で朽ちゆく男を描く、圧倒的死の予感に満ちた表題作に加え、傑作短篇「遮断機のない踏切」「不滅の小説」の二篇を収録。
定価968円(本体880円)
チョコレートの歴史
ソフィー・D・コウ/マイケル・D・コウ 著 樋口 幸子 訳
遥か三千年前に誕生し、マヤ・アステカ文明に育まれたチョコレートは、神々の聖なる「飲み物」として壮大な歴史を歩んできた。香料、薬効、滋養など不思議な力の魅力とは……。決定版名著!
定価1,430円(本体1,300円)
△3週間~