河出書房新社
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2021.03.05更新
3月8日発売です。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
文庫・新書
真夜中の子供
辻 仁成 著
日本屈指の歓楽街・博多中洲。その街で真夜中を生きる無戸籍の少年がいた――凶行の夜を越え、彼が掴みとった自らの居場所とは? 家族の繋がりを超えた人間の強さと温かさを描く感動作。
定価891円(本体810円)
○在庫あり
特別授業3.11 君たちはどう生きるか
あさの あつこ/池澤 夏樹/鷲田 清一/鎌田 浩毅/橋爪 大三郎/最相 葉月 著
東日本大震災を経て、私たちはどう生きるか。国語から課外授業までの全9教科をあさのあつこ、池澤夏樹等9名が熱血授業。文庫版には震災10年目の視点を追記。今あらためて生き方を問う、特別授業。
定価847円(本体770円)
JR高田馬場駅戸山口
柳 美里 著
全米図書賞受賞のベストセラー『JR上野駅公園口』と同じ「山手線シリーズ」として書かれた河出文庫『グッドバイ・ママ』を新装版で刊行。居場所のない「一人の女」に寄り添う傑作。
定価968円(本体880円)
信玄忍法帖 山田風太郎傑作選 忍法篇
山田 風太郎 著
信玄が死んだ!? 徳川家康は真偽を探るため、伊賀忍者九人を甲斐に潜入させる。迎え撃つは軍師山本勘介、真田昌幸に真田忍者! 忍法春水雛、煩悩鐘、陰陽転…奇々怪々な超絶忍法が炸裂する傑作忍法帖!
定価979円(本体890円)
禁忌習俗事典 タブーの民俗学手帳
柳田 国男 著
「忌む」とはどういう感情か。ここに死穢と差別の根原がある。日本各地からタブーに関する不気味な言葉、恐ろしい言葉、不思議な言葉、奇妙な言葉を集め、解説した読める民俗事典。全集未収録。
定価990円(本体900円)
ヒーラ細胞の数奇な運命 医学の革命と忘れ去られた黒人女性
レベッカ・スクルート 著 中里 京子 訳
ある黒人女性から同意なく採取され、「不死化」したヒト細胞。医学に大きく貢献したにもかかわらず、彼女の存在は無視されてきた――。生命倫理や人種問題をめぐる衝撃のベストセラー・ノンフィクション。
定価1,562円(本体1,420円)
×品切・重版未定
とんでもない死に方の科学
コーディー・キャシディー/ポール・ドハティー 著 梶山 あゆみ 訳
飛行機の窓が割れたら? ブラックホールに身を投げたら? クジラに飲みこまれたら? 45の「とんでもない死に方のシナリオ」を科学で考える、不謹慎で真面目なサイエンス・エンターテイメント!
ロード・ジム
ジョゼフ・コンラッド 著 柴田 元幸 訳
東洋の港で船長番として働く男を暗い過去が追う。流れ着いたスマトラで指導者として崇められるジムは何を見るのか。『闇の奥』のコンラッドが人間の尊厳を描いた海洋冒険小説の最高傑作。