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単行本

クリスマスイヴノショウトクタイシ

クリスマス・イヴの聖徳太子

瀬戸 夏子

単行本 46 ● 224ページ
ISBN:978-4-309-03228-3 ● Cコード:0095
発売日:2025.09.18(予定)

予価2,200円(本体2,000円)

※未刊

  • わたしの言葉を奪いにくるならわたしはお前の命を奪う──三島由紀夫、ディキンソン、BL、タワマン文学etc.稀代の歌人であり天性の批評家が紡ぐ言葉のレジスタンス。

    『はつなつみずうみ分光器』の編者であり
    『をとめよ素晴らしき人生を得よ』が話題の
    稀代の歌人・天性の批評家

    過剰な言葉と繊細なレトリックで
    オンリーワンの文体を持つ著者による
    エッセイ、小説、批評、書評を収録

    いまを生きるための
    言葉のレジスタンス



    【目次】

    まえがき

    1 don’t call my name
    「フェイクニュースは私だ」
    我々は既にエミリー・ディキンソンではない
    「ファン」の美学と倫理について
    少女小説家になりたかったあなたへ 

    2 終焉は祝福している
    スタンダード・ナンバー
    ウェンディ、才能という名前で生まれてきたかった?――小説
    名誉男性だから

    3 一千年後のジャンヌ・ダルク
    超資本主義社会における恋愛至上主義について
    MINE――小説

    4 奇蹟は燃えている
    パーフェクト・スター――左川ちかについて
    誘惑のために
    うつしかえされた悲劇――三島由紀夫『豊饒の海』について
    原型――小説

    5 don’t sing for us
    ふたたびの、聖書――穂村弘『ラインマーカーズ』文庫版解説
    デフォルトを解除する鍵――短歌とBLについて
    生という謀反――『馬場あき子全歌集』書評
    凄いままでいてもらわないと困る――水原紫苑『如何なる花束にも無き花を』書評
    これからの批評のための3冊

著者

瀬戸 夏子 (セト ナツコ)

1985年生まれ。歌人・批評家。著書に、『そのなかに心臓をつくって住みなさい』『かわいい海とかわいくない海 end.』、『現実のクリストファー・ロビン』『白手紙紀行』『はつなつみずうみ分光器』がある。

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