全集・シリーズ

ニホンリョウイキコンジャクモノガタリウジシュウイモノガタリホッシンシュウ

日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集

福永 武彦

町田 康

伊藤 比呂美

受賞
朝日、日経 / 全国学校図書館協議会選定図書

単行本 46変形 ● 506ページ
ISBN:978-4-309-72878-0 ● Cコード:0393
発売日:2015.09.11

定価3,190円(本体2,900円)

×品切

  • 人間のユーモアと機知とエロスに満ちた野蛮な魅力そのものが生き生きと語られる、「瘤取り爺」の原話等古来よりの説話100余篇を収録。「日本霊異記」「宇治拾遺物語」「発心集」は新訳で。

    説話文学は仏教を説きながら、実は人間のふるまいの放縦を語る。教義からの野放図な逸脱はむしろ哄笑を誘うだろう。(池澤夏樹)

    解説=池澤夏樹
    解題=小峯和明
    月報=高樹のぶ子・朝吹真理子

    帯装画=しりあがり寿

著者

福永 武彦 (フクナガ タケヒコ)

1918-79。福岡県生まれ。54年、長編『草の花』により作家としての地位を確立。『ゴーギャンの世界』で毎日出版文化賞、『死の鳥』で日本文学大賞を受賞。著書に『風土』『冥府』『廃市』『海市』他多数。

町田 康 (マチダ コウ)

1962年大阪生まれ。『くっすん大黒』でドゥマゴ賞、「きれぎれ」で芥川賞、『告白』で谷崎潤一郎賞、『宿屋めぐり』で野間文芸賞など受賞多数。他の著書に『ホサナ』『しらふで生きる』『口訳 古事記』等。

伊藤 比呂美 (イトウ ヒロミ)

1955年生まれ。著書に『ラニーニャ』(野間文芸新人賞)、『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞・紫式部文学賞)、『伊藤比呂美の歎異抄』『いつか死ぬ、それまで生きる わたしのお経』など。

この本の感想をお寄せください

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。恐縮ですが、必ずご記入をお願いいたします。
※こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。
あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちら




 歳