河出書房新社
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玉の緒
芝木 好子 著
人に言えない重い荷を背負いながら、それぞれの生を生きる女たちの胸をよぎる男の面影――女性の深奥に揺れ動く微妙な心理を繊麗な筆致で映す珠玉作品集。
定価534円(本体485円)
×品切・重版未定
文庫・新書
神聖受胎
澁澤 龍彦 著
一九六○年代、著者はサド裁判の渦中にあった。思想と表現の問題をめぐって華々しい論争を展開していたこの時代に、その権力へのアンチ・テーゼとして発表された衝撃力にみちた初期評論集。
定価576円(本体524円)
〔遊びの百科全書〕
玩具館
私たちは遊びたいという気持さえあれば、あらゆるものを玩具にすることができる。道に落ちている石ころでも、海辺の貝殻でも、こわれた時計の部分品でも、私たちはそれを容易に玩具にしてしまうのだ。
定価641円(本体583円)
酒が語る日本史
和歌森 太郎
ヨーロッパの乳房
書斎派ダンディとして知られた著者が、その知の源泉であった夢想の国ヨーロッパを初めて訪れた印象を物語る紀行エッセイ集。眷恋の地を気ままにさまよいつつ、見る喜びを伝えるヨーロッパ・バロック紀行。
定価627円(本体570円)
ふらんす怪談
H・トロワイヤ 著 澁澤 龍彦 訳
『女帝エカテリーナ』などで、日本でもおなじみのトロワイヤが、余戯として創作したシャレたコント集。幻想性と諧謔味あふれた全篇これ死体と幽霊のお話を軽妙な文体で訳出した絶妙の作品集。
定価470円(本体427円)
江戸時代諸国奇談
さまざまな動物や妖怪、夢や幽界との交感に生きた不思議な時空感覚。江戸時代の知識人たちが書きとめた、江戸時代人の実際の体験話から94の珍話・奇話を精選。江戸時代へワープする絶好の面白ガイド。
ルネッサンス夜話
高階 秀爾
すぐれた美術史家である著者が、専門とする絵画の領域をはなれ、その周辺の話題を興味のおもむくままに語る興趣つきない歴史エッセイ。最新の学問上の成果に基きながらルネッサンス人の素顔を紹介する。
世界怪談名作集 下
岡本 綺堂 編訳
岡本綺堂の名訳は、翻訳というよりも翻案に近いが、淡々とした語り口のなかにも絶妙の味わいをたたえており、今も読むにたえうるおもしろさにみちている。上・下巻あわせて、17篇の傑作を収録する。
映像遊戯
広瀬 秀雄/矢牧 健太郎 著
遠くにあるものを近くに引き寄せること。3次元のものを2次元の世界に映しとり、それを投影し、動かす――。こんな夢をかなえるために、光を自在に扱う技術が追求され、今日の映像文化が作り出された。
日本史の巷説と実説
ねずみ小僧、赤穂浪士、大岡越前守、天一坊、侠客と博奕打、勝海舟と榎本武揚――戦国から幕末維新の歴史を彩る有名無名の人物像の核心に迫る史談の傑作。痛快! 歴史人物おもしろ読本。
定価513円(本体466円)
中国の怪談 2
田中 貢太郎 著
定価502円(本体456円)
ベッドタイムアイズ
山田 詠美 著
定価440円(本体400円)
×品切
指の戯れ
定価406円(本体369円)
蝶々の纏足
少女から女へと華麗な変身をとげる美しくも多感な蝶たちの青春。少年ではなく男を愛することで、美しい女友達の枷から逃れようとする心の道筋を詩的文体で描く。第九十六回芥川賞候補作品。
定価407円(本体370円)
ジェシーの背骨
恋愛のプロフェッショナル、ココが愛したリック。彼を愛しながらもその息子、ジェシーとの共同生活を通して描いた激しくも優しいトライアングル・ラブ・ストーリー。第九十五回芥川賞候補作品。
〔冒険小説シリーズ〕
地獄の群衆
J・ヒギンズ 著 篠原 勝 訳
酔いつぶれ、目が覚めたら殺人犯になっていた。殺した美人は何者?誰が仕掛けたワナか。人生に絶望していた主人公を立ちあがらせる危機の連続。冒険小説の名人が語るハードな文体が霧のロンドンに誘う。
世界怪談名作集 上
だまし絵
種村 季弘/高柳 篤 著
人間の眼の能力とふかい関わりをもっているだまし絵は、リアルに描けば、人間の眼はそこから容易に現実の三次元の世界を読みとる。だまし絵が巧みであればあるほど人間の眼の潜在的能力をひき出すわけだ。
定価726円(本体660円)
〔紀行ミステリー〕
紀州ミステリー傑作選
津本 陽 著
古代の神々がいまも息づく、幽玄な熊野の山々、黒潮が寄せる永劫の南紀の海辺――聖と俗、闇と光が交錯する神話のふる里に秘められた人間の原罪の謎を、笹沢左保・西村寿行・黒岩重吾らが鮮烈に暴き出す!