河出書房新社
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ノンフィクション
ダスビダーニャ、わが樺太
道下 匡子 著
1945年8月、樺太・眞岡はソ連軍の突然の侵攻で殺戮略奪の修羅場と化した。当時3歳の娘が父の遺した克明な記録を手掛りに、50年の歳月を遡り事件の真相に迫る、衝撃のノンフィクション!
定価1,388円(本体1,262円)
×品切・重版未定
嘆きよ、僕をつらぬけ
50年昔の広島の8月6日の悲劇を描いた不朽の名作「夏の花」の著者・原民喜の、45歳で自ら世を去るまでの、孤独でしかし一筋につらぬかれた生涯を、深い共感をこめ甦らせた感動の評伝傑作。
ちんどん菊乃家の人びと
大山 真人 著
はじまりは、東大司書からチンドン屋に転身した変り種との出会いだった――出世、権力、お金と無縁に生きる老若男女の素顔を、哀歓こめて描く異色のノンフィクション快作!
定価1,815円(本体1,650円)
右翼・ナショナリズム伝説
松本 健一 著
三島由紀夫により〈純粋に心情の問題である〉と規定され、敢えて検証されることの少なかった日本の右翼――その本質と心情、天皇制と政治の歴史的関わりを説き起こす、歴史ノンフィクション。
天草灘にひびけ鎮魂の譜
天草灘に轟沈された巡洋艦長良の英霊が、天草のある女性の夢の中に出る。その時彼女は交通事故に遭い、奇跡的に助かった。以来、海の底に眠る英霊の慰霊碑を建てることに半生を捧げた。
定価1,708円(本体1,553円)
雲ながるる果てに 戦没海軍飛行予備学生の手記
白鴎遺族会 編
第二次大戦末期、神風特攻隊他の一員として大空の彼方、海原の果てに散った若き学生たちが、祖国の未来に熱い想いで書き遺した青春の絶唱。戦後50年目に新たな手記・写真を加え決定版刊行。
定価2,990円(本体2,718円)
ラサ島守備隊記
森田 芳雄 著
琉球諸島の最南端に浮かぶ絶海の孤島・ラサ島。太平洋戦争の末期、沖縄を含む本土防衛の最前線基地となったこの島を守り抜いた若き守備隊長と300名の兵士たちの胸をうつ人間ドラマ。
定価2,136円(本体1,942円)
二つのホームベース 白球が知る日系二世戦争秘話
佐山 和夫 著
運命の日、一人はアメリカ軍に志願し、一人は強制収容所に送られた。黄金の二遊間とたたえられていた二人の日系二世の別離と53年ぶりの再会を中心に、日米交流と戦争の悲劇を描く感動作。
定価1,602円(本体1,456円)
病理所見書をください 大学病院で死んだ夫の真実
胃癌の夫の入院から死までの東大病院第二外科病棟での出来事をつぶさに綴りつつ、病名の告知、インフォームド・コンセントの徹底、患者本位の医療の確立という現代医療の課題を考える。
花いっぱいの人生 いけ花外交の旅
若くして鋏一つで世界に飛び出した著者は、いけ花が世界中の誰もができる自由な芸であることを自ら実施、普及につとめた半生を語る感動のノンフィクション。
定価1,923円(本体1,748円)
院内感染のゆくえ
富家 恵海子 著
1990年刊の『院内感染』の投じた波紋は、厚生省による各病院の感染対策指導などにより一応改善の方向にあるように見える。しかしその背後でこの国の医療の抱える諸矛盾が大きく露呈している。
生還の記 心筋梗塞に襲われて
三木 卓 著
突然に心筋梗塞に襲われ生死の境をさまよった、作著者渾身のノンフィクション。緊急手術、そして入院生活。その過程をつぶさに描写し、「生」「死」の真の姿を浮き彫りにする感動作。
わが青春の「盛り場」物語
少年の頃から東京中の盛り場に身を置き、生き抜いてきた著者の貴重な体験記。戦後日本の青春記でもある。話題を呼んだ同じ著者による「昭和キャバレー秘史」の姉妹編。写真・地図多数。
定価2,350円(本体2,136円)
ざくろの空 頓珍漢(とんちんかん)人形伝
渡辺 千尋 著
伝説の長崎とんちんかん人形の秘密を、人形作家の哀しい生涯への愛惜をこめて解き明かす、感動の評伝傑作。五木寛之・梅原猛・中沢新一・藤原新也氏4選考委員推奨の第1回蓮如賞受賞作!
マイスターの国 伝統がはぐくむドイツ
谷 克二 著
30年昔、若者は単身ドイツに渡った――冒険小説の雄が、懐かしい職場や伝統工芸の現場、町の小さなパン屋さんなどを訪ね、ゲルマンの職人魂を哀歓こめて伝える感動のノンフィクション。
風狂の旅人 ある無名画家の隠された青春
宮本 雅弘 著
十九歳にして天才的画才を発揮しながら終生、貧しい一小学校教員画家で満足した男を父にもち、その生涯を追う中から真に幸せな人生とは何かを問う。
定価2,670円(本体2,427円)
デパートの神様 山本宗二の生涯
戦後の伊勢丹の黄金時代を築き、転じては東急百貨店の再興を果たした百貨店業界の鬼、山本の生涯を追いながら、昭和デパート史の興亡と経営の極意を描く。
昭和キャバレー秘史
“キャバレー太郎”の異名をもつ著者が、貴重な体験、資料をもとに初めて明らかにしたキャバレー界の秘話史。ユニークな昭和大衆史ともなっている波瀾万丈の物語。図版多数。年表付。
隠岐島コミューン伝説
パリ・コミューンに先立つこと三年。日本海の孤島に、無血革命によって樹立された自治政府があった――明治初年に吹き荒れた民衆の闘争と情念に、あらたな光をあてる渾身の力作。
怒りていう、逃亡には非ず 日本赤軍コマンド泉水博の流転
松下 竜一 著
千葉刑務所に服役中、日本赤軍のハイジャックによってアラブへわたり、1987年赤軍コマンドとして捕えられた元“刑事犯”泉水博の数奇にして稀有な生の軌跡を描くノンフィクションの傑作。