河出書房新社
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日本文学
屍者の帝国
伊藤 計劃/円城 塔 著
フランケンシュタインの技術が全世界に拡散した19世紀末、英国政府機関の密命を受け、秘密諜報員ワトソンの冒険がいま始まる。早逝の天才・伊藤の未完の絶筆を盟友・円城が完成させた超大作。
定価1,980円(本体1,800円)
○在庫あり
古井由吉自撰作品【全8巻】
古井由吉自撰作品 二
古井 由吉 著
初の実験的な短篇連作「水」と、性の奈落と愛の成就を描いた初期の傑作長篇「櫛の火」を収録。性愛の極北に踏み込んだ圧倒的な愛の物語。解説=平野啓一郎。書下し「半自叙伝」6
定価3,960円(本体3,600円)
晰子の君の諸問題
佐々木 中 著
届かないかもしれない、君への手紙が、君を傷つけるとしたら――。 緻密な哲学的思索と果てしない詩情を両立させる初の恋愛小説。類例を見ない文体の超絶技巧が冴え渡る、俊傑・佐々木中の小説第3作!
定価1,650円(本体1,500円)
×品切・重版未定
キシャツー
小路 幸也 著
うちらは、電車通学のことを、キシャツー、って言う。部活に通う夏休み、車窓から、海辺の真っ赤なテントに住む男子を見つけて……微炭酸のようにじんわり広がる、それぞれの成長物語。
定価1,760円(本体1,600円)
冥土めぐり
鹿島田 真希 著
裕福だった過去に執着する母と弟。家族から逃れたはずの奈津子だが、突然、夫が不治の病にかかる。だがそれは、奇跡のような幸運だった。夫とめぐる失われた過去への旅を描く著者最高傑作。
定価1,540円(本体1,400円)
東京プリズン
赤坂 真理 著
戦争を忘れても、戦後は終わらない……16歳のマリが挑んだ現代の「東京裁判」を描き、朝日、毎日、産経各紙で、“文学史的”事件と話題騒然! 毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞受賞作!
歌え! 多摩川高校合唱部
本田 有明 著
神奈川県多摩高校合唱部がNHK学校音楽コンクール全国大会に出場した実話をもとに綴った青春感動物語。その年、同校先輩による課題曲となったが、部員はたった10数人だった――。
残月あそび
村松 友視 著
陽炎のごとく現れた一人の老女。老女が住む「残月庵」には、かつて破天荒な書家と虚構の人生を紡ぐ美しき愛人が暮らしていた――。鎌倉を舞台に描かれる、極彩色のめくるめく幻想の世界!
古井由吉自撰作品 四
初期長篇3部作の最後の作品「親」と、独自の表現と文体で形式と言葉の閾を軽やかに超えて以後の傑作群の第一歩を記した「山躁賦」。解説=佐々木中。書下し「半自叙伝」4
定価3,740円(本体3,400円)
古井由吉自撰作品 五
谷崎潤一郎賞受賞の傑作長篇「槿」および川端康成文学賞受賞の「中山坂」収録の「眉雨」、80年代の代表作を一巻にまとめる。解説=保坂和志。書下し「半自叙伝」3
チャイとミーミー
谷村 志穂 著
チャイ、17歳。ミーミー、7歳。2匹の猫と寄り添うぬくもりの日々を、やわらかな筆致で描く感動作。チャイとの2人暮らしから、結婚を経て5人家族となるまでの、響き合う命の時間。
マカリーポン
岩井 志麻子 著
生霊なのか。死霊なのか。ただの、夢か――。歳の離れた奇妙な姉妹。返り血を浴びた男。貯水槽に浮かぶ女。黒焦げの赤ん坊……。日常が悪夢に変わる戦慄の書き下ろし、恐怖と魅惑の世界!
おかえり、Mr.バットマン
佐川 光晴 著
山名順一・48歳・「主夫」兼「翻訳家」。結婚20年目にして「離婚」という一大決心をした彼の家へ突如ホームステイすることになったのは、世界的ベストセラー作家の娘だった!?
悲惨すぎる家なき子の死
中原 昌也 著
絶筆から4年――『ニートピア2010』を最後に文芸誌から姿を消した中原昌也、待望の小説集がついに刊行! これぞアンチノベルの最前線。絶望と狂気溢れる「狂喜の世界」へようこそ。
仮り住まい
丹下 健太 著
ひょんなことから俺は、弟の彼女と同居するはめに……。二人と一匹の蛇が一つ屋根の下、会社の嫌われ上司も加わり微妙な関係はどこへ!? 青山七恵氏他各紙誌で絶賛された文藝賞作家の話題作!
古井由吉自撰作品 六
読売文学賞受賞の「仮往生伝試文」全作を収録。死と生、虚と実を果てしなく越境し文学の可能性を尽くした代表作。解説=堀江敏幸。書下し「半自叙伝」2
定価3,080円(本体2,800円)
天下の雨敬、明治を拓く 鉄道王 雨宮敬次郎の生涯
江宮 隆之 著
「相場の魔術師」といわれ、のちには「天下の雨敬」とよばれた「明治の三傑」の一人・雨宮敬次郎の波乱の生涯をはじめて小説化。激動の時代を壮大なスケールで生き抜いた男たちがいま甦る。
定価2,090円(本体1,900円)
愛について
白岩 玄 著
一人では、さびしい。二人では、くるしい――人はただ愛されたいと願うのに、なぜ、愛にわがままになってしまうんだろう。今カノ、元カノ、忘れられない女……白岩玄初の異色恋愛小説集。
古井由吉自撰作品 一
芥川賞受賞の畢生の傑作「杳子」の他、初期の名作「妻隠」「行隠れ」「聖」を収録。常に新しい読みを促す古井文学の原点。解説=朝吹真理子。書下し「半自叙伝」1
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いとう せいこう/佐々木 中 著
「立ち上がろう、立ち上がることができるなら。続けよう。続けることができるなら」――震災下の列島においてチャリティとして打ち合わせなしの即興で創作された共作小説。印税全額寄付。