河出書房新社
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日本文学
佐々木基一全集 【全10巻】
佐々木基一全集 7 新編・映像論
佐々木 基一 著
〈新編・映像論〉。映画リアリズム論、映画の同時代性、映画と文学、『映像論』以後、写真芸術論、テレビ芸術論、収録。佐々木基一初の全集。第3回配本(全十巻)毎月刊行。
定価3,850円(本体3,500円)
×品切・重版未定
佐々木基一全集 6 エッセイ・俳諧
〈エッセイ・俳諧〉。『昭和文学交友記』、『ウィーン・鏡の中の都』、リーメンシュナイダー、随筆抄(土地・人・酒)、俳諧収録。佐々木基一初の全集。第2回配本(全十巻)毎月刊行。
ふる
西 加奈子 著
池井戸花しす、28歳。誰にも嫌われないことにひっそり全力を注ぐ毎日。過去と現在を行き来しながら、彼女は自らの“今”を取り戻す。「祝福」がふりそそぐ、温もりの書き下ろし長編。
定価1,540円(本体1,400円)
舗装道路の消えた世界
古川 日出男/黒田 潔 著
絵が言葉を誘い、言葉が絵をつれてくる――儚いものと強いもの。消えゆくものと残るもの。4つの掌編と繊細なイラストがまったく新しい形で共鳴しあう、ヴィジュアルストーリーブック。
定価1,980円(本体1,800円)
佐々木基一全集 9 小説『停れる時の合間に』
〈小説『停れる時の合間に』〉。戦後文学の価値の問い直しとともに新しい美と映像の理論を構築し、小説も遺した佐々木基一の著作を集成した初の全集。第1回配本(全十巻)毎月刊行。
おしかくさま
谷川 直子 著
おしかくさまという“お金の神様”を信仰している女達に出会った49歳のミナミ。先行き不安なバツイチの彼女は、その正体が気になって…… “現代の神”お金を問う、文藝賞受賞作。
定価1,320円(本体1,200円)
火口のふたり
白石 一文 著
「私、賢ちゃんの身体をしょっちゅう思い出してたよ」――純粋な、ひたすらの欲情に溺れるいとこ同士の賢治と直子。出口の見えない男と女の行きつく先は? 極限の愛と官能を描く著者新境地!
墜落の村 御巣鷹山日航機墜落事故をめぐる人びと
飯塚 訓 著
1985年8月12日、日航ジャンボ機123便が、群馬の山奥に墜落した。村を挙げて事故に対処する上野村。墓守となった元極道のナラカツ、指揮を執った村長黒沢を中心とするノンフィクション小説。
定価1,760円(本体1,600円)
探偵イザベラ・バード 明治開化殺人事件
塩見 鮮一郎 著
バードは維新の頃、極東の奥地を探検した英国女性。その旅の途次、女性のバラバラ殺人事件に遭遇。近代合理主義は犯人に辿りつけるか?
定価2,090円(本体1,900円)
古井由吉自撰作品【全8巻】
古井由吉自撰作品 八
古井 由吉 著
著者自身が厳選した待望の著作集。その最終巻。全八巻ここに完結! 最近作から円熟の3作品、「野川」「辻」「やすみしほどを」。年譜・著書目録。解説=町田康。書下し「半自叙伝」8
定価3,960円(本体3,600円)
×品切
自殺の国
柳 美里 著
ネットの掲示板に飛び交う「自殺」「逝きたい」の文字。携帯電話を手にその画面を見つめる少女。彼女は「品川発・伊東行き」の電車に乗り「その場所」へ向かうが……。
すみれノオト 松田瓊子コレクション
松田 瓊子 著 早川 茉莉 編
わずか23歳で世を去った松田瓊子、珠玉の作品集。可憐で清楚な作品は美智子皇后が女学生時代に愛読されたことでも有名。もう読むことのできない小説、日記、小品を満載。
定価3,520円(本体3,200円)
戦力外捜査官 姫デカ・海月千波
似鳥 鶏 著
警視庁捜査一課配属たった2日で戦力外通告!? 連続放火、女子大生殺人、消えた大量の毒ガス兵器……ドジっ娘メガネ美少女警部とお守役の若手エース・設楽は無事に事件を解決できるのか?
古井由吉自撰作品 三
初期長篇3部作の第2部、女の狂気の発端を濃密に描く「栖」と、人間の関係の迷路をめぐって、生と性の深々とした闇を描く短編集「椋鳥」を収録。解説=角田光代。書下し「半自叙伝」7
傷だらけの果実
新堂 冬樹 著
わたし、誰よりも綺麗になりたい――菊池緑、18歳。大学1年生。クラスで「ボロ雑巾」と呼ばれている少女。彼女の全身改造計画が、今、始まった。青春&狂気の極上エンターテインメント!
屍者の帝国
伊藤 計劃/円城 塔 著
フランケンシュタインの技術が全世界に拡散した19世紀末、英国政府機関の密命を受け、秘密諜報員ワトソンの冒険がいま始まる。早逝の天才・伊藤の未完の絶筆を盟友・円城が完成させた超大作。
○在庫あり
古井由吉自撰作品 二
初の実験的な短篇連作「水」と、性の奈落と愛の成就を描いた初期の傑作長篇「櫛の火」を収録。性愛の極北に踏み込んだ圧倒的な愛の物語。解説=平野啓一郎。書下し「半自叙伝」6
晰子の君の諸問題
佐々木 中 著
届かないかもしれない、君への手紙が、君を傷つけるとしたら――。 緻密な哲学的思索と果てしない詩情を両立させる初の恋愛小説。類例を見ない文体の超絶技巧が冴え渡る、俊傑・佐々木中の小説第3作!
定価1,650円(本体1,500円)
キシャツー
小路 幸也 著
うちらは、電車通学のことを、キシャツー、って言う。部活に通う夏休み、車窓から、海辺の真っ赤なテントに住む男子を見つけて……微炭酸のようにじんわり広がる、それぞれの成長物語。
冥土めぐり
鹿島田 真希 著
裕福だった過去に執着する母と弟。家族から逃れたはずの奈津子だが、突然、夫が不治の病にかかる。だがそれは、奇跡のような幸運だった。夫とめぐる失われた過去への旅を描く著者最高傑作。