河出書房新社
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日本文学
野川
長野 まゆみ 著
「本当に大切な風景は想像の目で見るものなんだ」。転校先の中学で出会った変わり者の教師の一言で、少年は鳥の目で世界を見たいと願う。伝書鳩を育てる新聞部の少年を描く著者の最高傑作。
定価1,430円(本体1,300円)
○在庫あり
4444
古川 日出男 著
成海璃子、絶賛! 「この小説、とんでもないですよ! 本を閉じた後、世界が変わってみえました」――4年4組を舞台に仕組まれた44の物語。「4」が今、生と死の放物線を描き出す。
定価1,540円(本体1,400円)
ダーティ・ママ!
秦 建日子 著
シングルマザーで、子連れで、刑事ですが、何か?――育児のグチをぶちまけながら、高子と葵の凸凹刑事コンビ+橋蔵(1歳)が事件解決へとひた走る! 爽快感120%の新シリーズ!
定価1,650円(本体1,500円)
×品切・重版未定
僕らの青春 下町高校野球部物語
半村 良 著
東京の下町高校で心をかよわせた生徒たちが野球部をたちあげるが、その行く末は? 伝奇SFで知られた作家が、若者たちへの励ましをこめて書いた爽快な青春小説をはじめて単行本化。
定価2,090円(本体1,900円)
わたしたちはまだ、その場所を知らない
小池 昌代 著
学校には、日の当たらない場所がある。詩に惹かれる女子生徒と女性教師の、とり残された風景での交わり。どこにもまだない場所の、希望を微かに感じさせる明るさを描く長篇小説。
定価1,760円(本体1,600円)
伏龍 海底の少年特攻兵
阿井 文瓶 著
潜水服姿で行う海底特攻は、実は予科練生だけでなく、その実験台的に、予科練を落ちた子どもたちが訓練を受けていた。綿密な取材に基づく瑞々しい戦争少年小説。
陰獣トリステサ 綺想ロマン傑作選
橘 外男 著 澁澤 龍彦 編
伝奇ロマンの達人が、西洋、南米を舞台に、人間の根源的情念の深奥を、異国情緒あふれる冒険小説のスタイルで描く。表題作他、「青白き裸女群像」「妖花イレーネ」。
「悪」と戦う
高橋 源一郎 著
少年は旅立った。サヨウナラ、「世界」――衝撃のデビュー作『さようなら、ギャングたち』から29年。著者自身「いまの自分には、これ以上の小説は書けない」と語った傑作!
あられもない祈り
島本 理生 著
〈あなた〉と〈私〉……名前すら必要としない2人の、密室のような恋――山本文緒・行定勲・西加奈子・青山七恵さん絶賛の至上の恋愛小説。マスコミでも話題になった島本理生の新境地!
白と黒が出会うとき
新堂 冬樹 著
看護師の前に現れた、ひとりの男。彼は女性にこう囁いた。「この病院は、まもなく倒産します」……鬼才・新堂冬樹が病院乗っ取りという社会問題をテーマに挑む、衝撃と感涙の書き下ろし長篇!
織部の密書
楠木 誠一郎 著
慶長20年、大坂夏の陣。古田織部の密命を受け、家康本陣目指し、女忍桔梗、駆ける。迎えうつ家康方・鳶丸、はばむ豊臣方・藤丸。宿命が織りなす三つ巴の忍びの闘い。
定価1,870円(本体1,700円)
最後の卒業生 夕張に生きる中学三年生たち
本田 有明 著
「この夕張で生きていきたい――」。2010年3月廃校となった北海道夕張市立緑陽中学校。その最後の卒業生たちをモデルに、悩み、悲しみと未来へ羽ばたこうとする若い力を描いた感動小説。
DOWN TOWN
小路 幸也 著
大人になるってことを、僕はこの喫茶店で学んだんだ……狭くて小さな喫茶〈ぶろっく〉に集う人々。『東京バンドワゴン』の著者が描く、「未来」という言葉が素直に信じられた時代の物語。
東京ドラッグ・ライフ
草下 シンヤ 著
マリファナ、コカイン、LSD、覚せい剤……。ジャンキー部屋に集まる若者達の衝撃的な実態とは? ベストセラー『裏のハローワーク』の著者が書き下ろす、究極にリアルな実録ドラッグ小説!
マイルド生活スーパーライト
丹下 健太 著
あなたとの未来が見えない、と突然彼女にふられた上田は、その理由を知るべく夜の川で友人たちとおかしな実験をするが……“ダメ男子”文学の最高傑作がついに誕生! 文藝賞受賞第一作。
真昼の花火
吉村 昭 著
家業であった繊維業界に材を取った、構造変化に伴う新旧のあつれきをえぐる、人間ドラマであり産業小説でもある表題作ほか、自伝的要素の濃い単行本未収録小説集。
千年の恋人たち
稲葉 真弓 著
突然の夫の失踪。残された石の塔。十数年にわたる魂の彷徨を経て、妻が辿り着いた永遠の真実とは。解き放たれた女の生き方を、生命力とエロスの中に描く感動作。川端康成文学賞受賞第一作!
定価1,980円(本体1,800円)
阿修羅の西行
三田 誠広 著
激動の平安末期を舞台に、保元の乱から“阿修羅”となって、戦乱の世を眺めてきた西行。平清盛、源頼朝らに出会い、諸行無常を思い、歌を詠む……。渾身の書き下ろし歴史小説。
龍馬の影 悲劇の志士・赤松小三郎
江宮 隆之 著
幕末、龍馬より先に議会制政治を構想し、龍馬より少し前に暗殺された男がいた。歴史に埋もれた赤松小三郎という男の鮮烈にして壮絶な、夢と挫折の生涯をはじめて描く傑作時代小説。
小説 新井白石 幕政改革の鬼
童門 冬二 著
徳川6、7代将軍の政治顧問であった白石は、綱吉の元禄バブル経済の反動を立て直すため、果断な幕政改革を余儀なくされる。改革を断行する学者政治家の苦悩と本領の生涯。