河出書房新社
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1511件中 561~580件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
デパスな日々
伏本 和代 著
不眠・安定剤〈デパス〉につい依存してしまう団塊の世代の日常生活……中高年の置かれた精神的・肉体的不安定感を見事に描いた、文學界新人賞受賞作家による短篇集。
定価1,540円(本体1,400円)
△3週間~
憤死
綿矢 りさ 著
「命をかけてた恋が、終わっちゃったの!」。失恋して自殺未遂したと噂される女友達。見舞いに行った私に、彼女が語った恋の真相とは!? 綿矢りさの新たな魅力あふれる初の連作短篇集。
定価1,320円(本体1,200円)
×品切・重版未定
想像ラジオ
いとう せいこう 著
耳を澄ませば、彼らの声が聞こえるはず――。「文藝」掲載時より口コミで話題を呼び、かつてない大反響に。著者16年の沈黙を破る、生者と死者の新たな関係を描き出した心に深く響く物語。
○在庫あり
菅原道真 見果てぬ夢
三田 誠広 著
太宰府、受験の神様として知られる菅原道真の“政治家”としての生涯を描いた本格時代小説。同時代を生きた藤原一族たちのうごめく野心と恋を絡めながら、劇的な人生の光と影に迫る。
定価2,200円(本体2,000円)
母の発達、永遠に/猫トイレット荒神
笙野 頼子 著
至極の笙野ワールド、極まる! ダキナミ・ヤツノが再び――『母の発達』から17年、ついにファン待望の続編が刊行。最新作「猫トイレット荒神」が「母の発達」とどう繋がるのか、必見。
定価2,530円(本体2,300円)
慈雨の人 韓国の土になったもう一人の日本人
江宮 隆之 著
植民地下の韓国で千人以上の孤児を育てて「韓国孤児の慈父」と呼ばれた曽田嘉伊智の数奇な生涯を初めて描き、日韓の秘められた親交の歴史をあきらかにする感動作。もうひとつの「白磁の人」。
定価1,650円(本体1,500円)
KAWADEルネサンス
エホバの顔を避けて
丸谷 才一 著
文学史に屹立する異形の金字塔。文化勲章受章作家の、最初の長編小説。旧約聖書「ヨナ記」に材をとりつつ、近代人の心理の陰影を描く恍惚にして甘美なめくるめく小説世界。
定価3,080円(本体2,800円)
佐々木基一全集 【全10巻】
佐々木基一全集 8 短編小説ほか
佐々木 基一 著
〈短編小説ほか〉。『まだ見ぬ街』、『鎮魂――小説阿佐谷六丁目』、『時の音』、短編集、戯曲/ラジオドラマ/テレビドラマ収録。佐々木基一初の全集。第4回配本(全十巻)毎月刊行。
定価3,850円(本体3,500円)
ヴェネツィアの恋人
高野 史緒 著
『カラマーゾフの妹』で江戸川乱歩賞を受賞した高野史緒が贈る、至極の作品集! 初期傑作「ガスパリーニ」を筆頭に、怪しくも美しい「七夜の異世界」の扉が、いま開かれる。
定価1,870円(本体1,700円)
天のお父っと、なぜに見捨てる
小嵐 九八郎 著
イエスを売ったのはユダだったのか? 壮大な構想力で歴史の暗黒にふみこみながら、かぎりなく優しく、かぎりなく過激な新しいイエス像をつくりだし、聖書を書き換える巨編。藤沢周氏推薦。
ヒトデの星
北野 勇作 著
すべてが泥の海に沈んでしまった世界。テレビを中心に、畳、家と少しずつ作り上げてきた自分の居場所を消失する危機にたたされた、「ヒトデナシ」の私は……はるか未来のむかし話。
定価1,760円(本体1,600円)
その後のふたり
辻 仁成 著
映画「その後のふたり」(辻仁成監督)と同じ骨格を持ちながら、映画で描かれた世界の裏側に潜んでいたもう一つの真実を文学化。ジャンルを超越する表現者、辻仁成の新たな試み。
定価1,430円(本体1,300円)
スタッキング可能
松田 青子 著
日本社会を皮肉に照射する表題作「スタッキング可能」をはじめ、雑誌掲載時より話題の「もうすぐ結婚する女」など、たくらみに満ちた松田青子初の単行本!
佐々木基一全集 7 新編・映像論
〈新編・映像論〉。映画リアリズム論、映画の同時代性、映画と文学、『映像論』以後、写真芸術論、テレビ芸術論、収録。佐々木基一初の全集。第3回配本(全十巻)毎月刊行。
佐々木基一全集 6 エッセイ・俳諧
〈エッセイ・俳諧〉。『昭和文学交友記』、『ウィーン・鏡の中の都』、リーメンシュナイダー、随筆抄(土地・人・酒)、俳諧収録。佐々木基一初の全集。第2回配本(全十巻)毎月刊行。
ふる
西 加奈子 著
池井戸花しす、28歳。誰にも嫌われないことにひっそり全力を注ぐ毎日。過去と現在を行き来しながら、彼女は自らの“今”を取り戻す。「祝福」がふりそそぐ、温もりの書き下ろし長編。
舗装道路の消えた世界
古川 日出男/黒田 潔 著
絵が言葉を誘い、言葉が絵をつれてくる――儚いものと強いもの。消えゆくものと残るもの。4つの掌編と繊細なイラストがまったく新しい形で共鳴しあう、ヴィジュアルストーリーブック。
定価1,980円(本体1,800円)
佐々木基一全集 9 小説『停れる時の合間に』
〈小説『停れる時の合間に』〉。戦後文学の価値の問い直しとともに新しい美と映像の理論を構築し、小説も遺した佐々木基一の著作を集成した初の全集。第1回配本(全十巻)毎月刊行。
おしかくさま
谷川 直子 著
おしかくさまという“お金の神様”を信仰している女達に出会った49歳のミナミ。先行き不安なバツイチの彼女は、その正体が気になって…… “現代の神”お金を問う、文藝賞受賞作。
火口のふたり
白石 一文 著
「私、賢ちゃんの身体をしょっちゅう思い出してたよ」――純粋な、ひたすらの欲情に溺れるいとこ同士の賢治と直子。出口の見えない男と女の行きつく先は? 極限の愛と官能を描く著者新境地!