河出書房新社
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日本文学
墜落の村 御巣鷹山日航機墜落事故をめぐる人びと
飯塚 訓 著
1985年8月12日、日航ジャンボ機123便が、群馬の山奥に墜落した。村を挙げて事故に対処する上野村。墓守となった元極道のナラカツ、指揮を執った村長黒沢を中心とするノンフィクション小説。
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
探偵イザベラ・バード 明治開化殺人事件
塩見 鮮一郎 著
バードは維新の頃、極東の奥地を探検した英国女性。その旅の途次、女性のバラバラ殺人事件に遭遇。近代合理主義は犯人に辿りつけるか?
定価2,090円(本体1,900円)
古井由吉自撰作品【全8巻】
古井由吉自撰作品 八
古井 由吉 著
著者自身が厳選した待望の著作集。その最終巻。全八巻ここに完結! 最近作から円熟の3作品、「野川」「辻」「やすみしほどを」。年譜・著書目録。解説=町田康。書下し「半自叙伝」8
定価3,960円(本体3,600円)
○在庫あり
自殺の国
柳 美里 著
ネットの掲示板に飛び交う「自殺」「逝きたい」の文字。携帯電話を手にその画面を見つめる少女。彼女は「品川発・伊東行き」の電車に乗り「その場所」へ向かうが……。
定価1,540円(本体1,400円)
すみれノオト 松田瓊子コレクション
松田 瓊子 著 早川 茉莉 編
わずか23歳で世を去った松田瓊子、珠玉の作品集。可憐で清楚な作品は美智子皇后が女学生時代に愛読されたことでも有名。もう読むことのできない小説、日記、小品を満載。
定価3,520円(本体3,200円)
戦力外捜査官 姫デカ・海月千波
似鳥 鶏 著
警視庁捜査一課配属たった2日で戦力外通告!? 連続放火、女子大生殺人、消えた大量の毒ガス兵器……ドジっ娘メガネ美少女警部とお守役の若手エース・設楽は無事に事件を解決できるのか?
古井由吉自撰作品 三
初期長篇3部作の第2部、女の狂気の発端を濃密に描く「栖」と、人間の関係の迷路をめぐって、生と性の深々とした闇を描く短編集「椋鳥」を収録。解説=角田光代。書下し「半自叙伝」7
×品切
傷だらけの果実
新堂 冬樹 著
わたし、誰よりも綺麗になりたい――菊池緑、18歳。大学1年生。クラスで「ボロ雑巾」と呼ばれている少女。彼女の全身改造計画が、今、始まった。青春&狂気の極上エンターテインメント!
屍者の帝国
伊藤 計劃/円城 塔 著
フランケンシュタインの技術が全世界に拡散した19世紀末、英国政府機関の密命を受け、秘密諜報員ワトソンの冒険がいま始まる。早逝の天才・伊藤の未完の絶筆を盟友・円城が完成させた超大作。
定価1,980円(本体1,800円)
古井由吉自撰作品 二
初の実験的な短篇連作「水」と、性の奈落と愛の成就を描いた初期の傑作長篇「櫛の火」を収録。性愛の極北に踏み込んだ圧倒的な愛の物語。解説=平野啓一郎。書下し「半自叙伝」6
晰子の君の諸問題
佐々木 中 著
届かないかもしれない、君への手紙が、君を傷つけるとしたら――。 緻密な哲学的思索と果てしない詩情を両立させる初の恋愛小説。類例を見ない文体の超絶技巧が冴え渡る、俊傑・佐々木中の小説第3作!
定価1,650円(本体1,500円)
キシャツー
小路 幸也 著
うちらは、電車通学のことを、キシャツー、って言う。部活に通う夏休み、車窓から、海辺の真っ赤なテントに住む男子を見つけて……微炭酸のようにじんわり広がる、それぞれの成長物語。
冥土めぐり
鹿島田 真希 著
裕福だった過去に執着する母と弟。家族から逃れたはずの奈津子だが、突然、夫が不治の病にかかる。だがそれは、奇跡のような幸運だった。夫とめぐる失われた過去への旅を描く著者最高傑作。
東京プリズン
赤坂 真理 著
戦争を忘れても、戦後は終わらない……16歳のマリが挑んだ現代の「東京裁判」を描き、朝日、毎日、産経各紙で、“文学史的”事件と話題騒然! 毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞受賞作!
歌え! 多摩川高校合唱部
本田 有明 著
神奈川県多摩高校合唱部がNHK学校音楽コンクール全国大会に出場した実話をもとに綴った青春感動物語。その年、同校先輩による課題曲となったが、部員はたった10数人だった――。
残月あそび
村松 友視 著
陽炎のごとく現れた一人の老女。老女が住む「残月庵」には、かつて破天荒な書家と虚構の人生を紡ぐ美しき愛人が暮らしていた――。鎌倉を舞台に描かれる、極彩色のめくるめく幻想の世界!
古井由吉自撰作品 四
初期長篇3部作の最後の作品「親」と、独自の表現と文体で形式と言葉の閾を軽やかに超えて以後の傑作群の第一歩を記した「山躁賦」。解説=佐々木中。書下し「半自叙伝」4
定価3,740円(本体3,400円)
古井由吉自撰作品 五
谷崎潤一郎賞受賞の傑作長篇「槿」および川端康成文学賞受賞の「中山坂」収録の「眉雨」、80年代の代表作を一巻にまとめる。解説=保坂和志。書下し「半自叙伝」3
チャイとミーミー
谷村 志穂 著
チャイ、17歳。ミーミー、7歳。2匹の猫と寄り添うぬくもりの日々を、やわらかな筆致で描く感動作。チャイとの2人暮らしから、結婚を経て5人家族となるまでの、響き合う命の時間。
マカリーポン
岩井 志麻子 著
生霊なのか。死霊なのか。ただの、夢か――。歳の離れた奇妙な姉妹。返り血を浴びた男。貯水槽に浮かぶ女。黒焦げの赤ん坊……。日常が悪夢に変わる戦慄の書き下ろし、恐怖と魅惑の世界!