河出書房新社
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日本文学
神殿レプリカ
死の密儀を司る〈夜の王〉とは誰か――妖しい闇の力で近代を切り裂く表題作はじめポエジーと物語性の中に変幻の予兆をみなぎらせた作品五篇を集める。新たな境地をひらく待望の作品集。
定価1,923円(本体1,748円)
×品切・重版未定
夜明けの桃
稲葉 真弓 著
“またきっと会える。千年もたてば――”水に揺蕩う透明な情景、流れ行く時。過ぎ行くものと残るものとのあえかな交歓を、あふれる感性で描き出した注目の新詩集。
定価1,602円(本体1,456円)
俳枕(東日本)
平井 照敏
定価844円(本体767円)
俳枕(西日本)
秘本・世界生玉子
橋本 治
“関係としての性愛”のあらゆる側面をとりあげ、空虚な時代を支配するセクシュアリティの隠された本質を暴く、最も過激な、セックスについての本。『桃尻娘』と並行して書かれた橋本治の原点をなす書。
定価769円(本体699円)
〔アメリカン・コラム・コレクション〕
アメリカン・ビート 1
ボブ・グリーン 著 井上 一馬 訳
定価726円(本体660円)
文庫・新書
アメリカン・ビート 2
アメリカン・コラムの一級品、「アメリカン・ビート」のpart2。ボブ・グリーンのコラムを読む喜びと感動を再び――待望の第2弾。「夜の電話」「十五歳」「ロックがすべて」など傑作コラムを満載。
〔生活の世界歴史〕
インドの顔
辛島 昇/奈良 康明 著
定価935円(本体850円)
外国文学
東洋人の悲哀 周作人と日本
魯迅の実弟で日本と深い関わりを持つ大作家でありながら、文化大革命のさなかに不遇のまま没した周作人を捉え直し、立体的な視点から近代中国、日本を論じた注目の考察!
定価4,165円(本体3,786円)
予定不調和 境界の小説
宇野 邦一 著
ベールイ、カフカ、ジュネ、セリーヌ、ムージルらの言葉の襞にわけいる中から、境界の移動、権力の形成と消滅、そして小説と世界をめぐる思考の海図を描き出す、ラディカルな長篇エッセイ。
定価2,030円(本体1,845円)
歴史・地理・民俗
天保期、少年少女の教養形成過程の研究
吉田いとと弟・元次郎。上州桐生の機屋の子供2人は江戸の国学者に預けられ、教養、躾を学ぶ。江戸期の子供の成長過程を、厖大な書簡資料を駆使して克明に再現、歴史学未踏の領域を拓く。
定価5,233円(本体4,757円)
リルケ全集
伝記
W・レップマン 著 小松原 千里/小島 衛/田口 義弘 訳
リルケ――生涯と作品
定価12,815円(本体11,650円)
マンガ日本の古典
マンガ近松名作集
高野 敏夫 岸田 恋 画
歌舞伎に、浄瑠璃に、演じつがれ、語りつがれた、けんらんたる近松の世界。「曽根崎心中」「国性爺合戦」など、世話物から時代物まで、希代の戯曲作家の精髄に、入魂の筆致で描き迫る。
定価1,388円(本体1,262円)
義経伝説
橋本 治 著
「桃尻娘」「枕草子」「窯変源氏物語」につながる作家の第一歩。現代の「義経千本桜」をめざした、抱腹絶倒、パンクな世話物。義経が田中角栄に変身する有為転変のドラマ、全三幕。
魅惑者
ウラジーミル・ナボコフ 著 出淵 博 訳
妖しくめくるめくナボコフの魔術的世界。現代世界文学の傑作「ロリータ」の原型とされ、長らく存在のみ知られ未発表のままだった幻の問題作をついに刊行。「ロリータ」に劣らぬ衝撃作。
哲学・思想・宗教
美人研究 女にとって容貌とは何か
絵画や音楽や自然の美については語り尽くされてきたのに、「美人」の意味と価値は排除され抑圧されてきた。その美人意識を直接とりあげ、美人の自己史と内面にせまるレポート。
定価1,708円(本体1,553円)
ホーロー質
閉ざされ、一様化した現代の言説空間のなかで思考することを深く問い直し、人間的なものと非人間的なものの逆転、スターリニズム、天皇と日本人、戦後文学の現代的課題を縦横に論じる。
定価3,738円(本体3,398円)
暗い人 第3部
人間の自由な在りかたを求めて変転する魂の行方は――戦後文学の最前衛・井上光晴が文学的想像力の一切をかけて、「天皇の世紀」へ挑む渾身のライフワーク。
ハラノムシ、笑う 衛生思想の図像学
中世から近世にかけて、病いはムシという言葉で表現され形象化されてきた。近代、ムシは医学と衛生思想によって大きく変貌する。豊富な図版を駆使して衛生優先の社会の成立過程を解く。
地にかたちなく
松本 健一 著
昭和20年8月16日に自決した一人の男への、同じ日に生まれた青年の血脈的こだわりを通して、戦争が呪縛する戦後の日本社会・日本人の精神の真実を探求しつつ、青春を描破した長篇小説。