河出書房新社
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河出ブックス
貧者の領域 誰が排除されているのか
西澤 晃彦 著
貧困の現実は本当に語られているのだろうか。貧者の存在をないものとしてやりすごさせる排除と隠蔽のメカニズムを暴き出し、他者と自己とが共有する「社会」への想像力を培う道を模索する。
定価1,430円(本体1,300円)
×品切・重版未定
心霊の文化史 スピリチュアルな英国近代
吉村 正和 著
19世紀後半のイギリスを席巻した心霊主義。現在では懐疑的な目で見られるこの現象が、科学者や思想家たちの賛同を得ながら、ダイナミックな精神運動として存在していた時代を読み解く。
【人と思考の軌跡】 竹内好 アジアとの出会い
丸川 哲史 著
いま、われわれは竹内好の遺産をいかに読み、いかに継承すべきか。魯迅、周作人、武田泰淳、京都学派、毛沢東、岸信介……6つの思想的出会いをとおしてアクチュアルに問い直す。
日本SF精神史 幕末・明治から戦後まで
長山 靖生 著
日本SFの誕生から150年、〈未来〉はどのように思い描かれ、〈もうひとつの世界〉はいかに空想されてきたか――。近代日本が培ってきた、多様なるSF的想像力の系譜をたどる。
定価1,320円(本体1,200円)
写真的思考
飯沢 耕太郎 著
古今東西のユニークな写真を読み解きながら、写真における神話的想像力の働きに肉迫し、「見る=考える」ことの醍醐味について具体的に考察した、著者初の本格的写真論。
読者はどこにいるのか 書物の中の私たち
石原 千秋 著
文章が読まれているとき、そこでは何が起こっているのか。「内面の共同体」というオリジナルの視点も導入しながら、読む/書くという営為の奥深く豊潤な世界へと読者をいざなう。
教養としての日本宗教事件史
島田 裕巳 著
宗教の本質に迫るには、そのスキャンダラスな側面を無視することはできない。仏教伝来から宗教の「お一人様化」まで、24の事件を取り上げつつ、日本人と宗教の歴史をダイナミックに描く。
「格差」の戦後史 階級社会 日本の履歴書
橋本 健二 著
格差/貧困論議には長期的な視野が欠けている。様々なデータを駆使し、各年代を象徴する事件や出来事を交えつつ、敗戦直後から現在に至る格差と階級構造の歴史的変遷を描く。
検閲と文学 1920年代の攻防
紅野 謙介 著
大正から昭和へと時代が移り変わる激動のさなか、検閲の嵐が文学を直撃する。円本(文学全集)誕生の経緯も交えながら、文学者、編集者、出版社が織り成す苦闘のドラマを活写する。
脳科学の真実 脳研究者は何を考えているか
坂井 克之 著
空前の脳科学ブーム。そのわかりやすさに潜む危うさとは? 第一線の研究者が批判的に検証。研究現場の現状もフェアに見つめながら、いま求められる科学と社会の関係を問う。
日本の植民地建築 帝国に築かれたネットワーク
西澤 泰彦 著
かつての日本帝国が東アジア地域に植民地支配を広げた背景には、人・物・情報のネットワークがあった。――植民地建築を鍵に支配の実態と深度を問い直す。