読者の声 最新一覧

ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。

投稿のしかた

青が破れる

青が破れる

 

町屋 良平 著

★2016.12.20   ずっと名前を見続けてきた町屋良平さんの名前を「受賞」で見つけて、私も嬉しく、悔しくもあります。本当におめでとうござます。

バレリーナ 踊り続ける理由

バレリーナ 踊り続ける理由

 

吉田 都 著

★2016.12.19   ローザンヌに出場された都さんをテレビで拝見してから応援しています。
ずっとすごいなと思っていましたが、最近になって改めて都さんの踊りの素晴らしさを感じており、こちらのエッセイを手に取りました。
踊りから凛とした美しさ、正しさ、強さ、優しさがにじみ出ていましたが、読んでみてやはりその人の思いや生き様がバレエには現れるのだなと思いました。
30代も半ばを迎え、色々と思い、悩むこともありますが、立ち止まるたびに読みたい本だと感じました。
バレエファンとしてはザハロワ、ダーシーバッセル、マックレーへの思いやエピソードが興味深かったです。

サピエンス全史 上

サピエンス全史 上

 

ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田 裕之 訳

★2016.12.14   1年で100冊近い本を読んでいますが、間違いなく2016年も読んだ中でもっとも素晴らしい本です。約600ページの中に、人類の思想・文化について重要な出来事が、とても深く、面白く、読みやすい内容で描かれています。
この本が読まれないのは本当に勿体無い。そして、読んだ人が個々人で考えているのも勿体無い。ぜひイベントで、この本を読んだ人や読みたい人の交流会が行なわれればと思います。

あなたの体は9割が細菌

あなたの体は9割が細菌

 

アランナ・コリン 著 矢野 真千子 訳

★2016.12.12   私の体験と同じです。抗癌剤副作用軽減法開発のため絶食し、回復食に何が良いかテスト。準備が間に合わず、絶食中に糀の甘酒を作り、味見をしていたら止まらない(意識に反して・・)自分の中に別の意思がある・・
腸内細菌たちに何を食べさせるか? 考え始める切っ掛けでした。澱粉糖化方法を麹菌から麦芽に変更し私の腸内細菌たち(腹の虫)が喜ぶ麦芽粥が出来ました。
例えば「牙を出して吠える恐い犬」に美味しいエサで仲良しになるか 又は 棒で叩いて追い払うか。 私はエサをあげて仲良しになり、私に協力して貰う方が好きです。
麦芽粥は家で自炊できます。料理し過ぎて残ったら困っている人にお裾分けして仲良しを増やすことが好きです。食べた結果を教えて貰えれば、便秘・下痢以外の症状改善方法を開発できるのですが・・・
この本を読んで こんな症状の方にも食べさせたいと思う例が いくつもありました。

大人の塗り絵 POSTCARD BOOK 色鉛筆BOX 美しい季節の花編

大人の塗り絵 POSTCARD BOOK 色鉛筆BOX 美しい季節の花編

 

佐々木 由美子 著

★2016.11.25   祖母からあけびが送られてきました

ありがとうございます

帰ってきたヒトラー 上

帰ってきたヒトラー 上

 

ティムール・ヴェルメシュ 著 森内 薫 訳

★2016.11.14   ものすごく面白かった!!
ヒトラーという、気味が悪い、けれどなぜか人々が引かれてしまう、取らえるのが難しい人物をこんなにもコミカルに表現していた小説に初めて出会った!ぜひその後のストーリーも読んでみたい。

And so this is Xmas

And so this is Xmas

 

秦 建日子 著

★2016.11.10   「これは戦争です」と言う犯人の意味新な言葉から私が想起するのは、「レデイジョーカー」や「マークスの山」等を表した高村薫氏の作品群。犯人はきまって、真面目でおとなしく小心者で、日常の些細で意味深な言葉や行為から、壮大で凶悪な犯罪が連続していく。息もつがせぬ面白さが展開していくと予想される建日子氏の小説の続きを読みたいと思い、この短文をかいています。きっと、読後、犯人の心や生い立ちに涙すると思います。ただ、面白いだけの映画や小説が大流行のなかで、人間の姿や心の闇を暴き出す作品であってほしいです。注文も兼ねています。葉はは。はた様へ。北健作(問題なし)より。

いのち輝くいい話 2

いのち輝くいい話 2

 

公益社団法人 日本看護協会 編

★2016.10.29   実際に経験した看護に関する感動的な話がまとめられています。どの話にもホッコリと胸が暖かくなりました。

ワイルドフラワーの見えない一年

ワイルドフラワーの見えない一年

 

松田 青子 著

★2016.10.12   松田さんの文章は極上質の少女趣味の香りがします。
かつて持っていた、いつか擦り切れてしまったあの感覚です。

「少年という名のメカ」のピリッと効いた皮肉、最後の一行ですとんと落とす、名人芸です。

「神は馬鹿だ」すべての猫好きが頷きますとも。

そして「リップバームの湖」の繊細さ、これは少女にしかわからないでしょう。

いろいろな味の素敵なお菓子が詰まった素敵な一冊だと思います。
これから年を重ねてどのように熟成されていくのか、楽しみな作家さんです。

最後の卒業生

最後の卒業生

 

本田 有明 著

★2016.09.26    図書館でこの本を見つけました!
 私はまだ小学生ですし、夕張で大変なことが起きていたのをこの本を読んで始めて知りました。
読んだあとに、私がいろんな行事やイベントに参加できるのはたくさんの人の協力のおかげなんだと実感し、感謝しようと思うことができるようになりました。そして、逆に今度は協力していく人になっていきたいと思います。
 この本に出会えて本当に良かったと思います。

もっと! 主婦のミシン

もっと! 主婦のミシン

 

種市 加津子 著

★2016.09.09   ミシンさんのアイディアに本当にビックリです。
説明もわかりやすく、とにかく見てるだけで
ワクワクしてきます。
全く同じ様には作れないかもしれませんが
頑張って作ってみようと思います。
これからも素敵な作品まってます。

灯をともす言葉

灯をともす言葉

 

花森 安治 著

★2016.09.08   花森さんの、人となりが溢れた言葉。その思うところが、次々と詩となっている。まっすぐに生きる者が繰り出す言葉には、こんなにも美しくなるんだという事、感銘しました。
美しい詩といえば、上田敏の「落葉」秋の日の ギオロンの・・・は最高です。また、宮沢賢治の「春と修羅」・・おれはひとりの修羅なのだ・・・、高村光太郎「最低に最高の道」もう止さう。ちひさな利欲とちひさな不平と・・・etc.好きな詩です。
花森さんの随筆のようで、詩のような言葉。その中に息づく”生きる”、”暮らし”という哲学が、美を感じざせてくれるのでしょうか。

夫がアスペルガーと思ったとき妻が読む本

夫がアスペルガーと思ったとき妻が読む本

 

宮尾 益知/滝口 のぞみ 著

★2016.09.01   結婚してから20年、子供は高校生です。ずっと夫が「話を聞いてくれない」「理解しようともしてくれない」ことに苦しめられてきました。暴言がひどく、境界性パーソナリティ障害などを疑ったりしたのですが、なにか違うような気がして、いろいろ調べたりしていて、アスペルガーに行き当たりました。関連の本を探しに本屋に行ったところ、この本を見つけました。ほぼ全ページにわたって我が家のことかと思うことばかり書かれていました。夫は「話を聞けない」「理解できない」なのですね。読後、今までの疑問がすべて氷解したと思えるほどの衝撃でした。夫の特性を理解した上で接すれば、私の心に余裕ができ、今後は違う対応ができるような気がします。もっと早くこの本と出会いたかったと思い、発行日を見ると最近発行されたばかりなのですね。私と同じようなたくさんの人にも読んで欲しいと思い、投稿しました。

ローカル鉄道という希望

ローカル鉄道という希望

 

田中 輝美 著

★2016.08.29   全国のローカル鉄道で乗客の数が増えている。元気あるローカル鉄道の存在は知っていたが地方衰退と言われる危機感のある今、自分の地域を見て行動を起こし、地域の鉄道の未来を作ろうと挑戦した結果が出始めていると思います。冒頭紹介されている銚子電鉄。危機ある毎にみんなに助けられている。今度こそ、それに相応しい経営者に経営を担い、期待に応えて欲しい。いすみ鉄道、意外とあっさり触れられているのみという印象。ローカル鉄道に限らず、地方再生のカギは人。そいう意味でローカル鉄道の経営者は、その地域に化学反応を起こす触媒という存在であるべきと思います。

遠い町から来た話

遠い町から来た話

 

ショーン・タン 著 岸本 佐知子 訳

★2016.08.24   どちらかと言うと、大人向けの絵本。忘れかけている大切なものを思い出させてくれました。心が穏やかに、前向きになれました

ペンギンが教えてくれた物理のはなし

ペンギンが教えてくれた物理のはなし

 

渡辺 佑基 著

★2016.08.03   題名が気になって買いました。内容は興味深くすぐに読んでしまいました。読書感想文にも、してみたいです。

アンフェアな国

アンフェアな国

 

秦 建日子 著

★2016.07.18   アンフェアはドラマからずっと見ていて本当に大好きです!
小説もあとになって知りすぐに全作よみました。今作もとても楽しめることができました!ラストが気になって仕方がないのではやく次回作がよみたいです!お願いします

外骨戦中日記

外骨戦中日記

 

吉野 孝雄 著

★2016.06.18   明治時代、時の権力者に対してあれだけ過激に対抗し続けた外骨が、昭和始めから敗戦までの間、なぜ沈黙を守り通したのか。その頃の外骨の生活と心境を知る上で、外骨ファンにとって必読の一冊であろう。また、外骨を知らない人にも是非読んでもらいたいと思う。

萩尾望都 SFアートワークス

萩尾望都 SFアートワークス

 

萩尾 望都 著

★2016.06.13   SF原画展の魅力をお持ち帰り出来てしまうような美しい内容のぎっしり詰まった本の刊行をありがとうございます。

萩尾先生のコメントが、いくつもあって嬉しかったです。とくに面白かったのは、(当時?)もらったファンレターの内容について言及している「精霊狩り」シリーズと「6月の声」のコメント。戸惑われたり考えさせられてしまったり、ユーモラスなコメントながら思わずこちらまで、なんでわからないのかしらと首をかしげて苦笑いしてしまいました。

あなたは答えを知っている

あなたは答えを知っている

 

ヨグマタ 相川 圭子 著

★2016.05.18   頑張らなくていいけれど、一生懸命生きないといけないと思わせてくれる本でした。
文章を読まなくても、ただ、本の中の写真をみるだけでも心が落ち着き、癒される1冊。特に88ページの写真は毎日寝る前に眺めています。
毎日正しく生きようと思わせてくださって、ありがとうございました。心が救われて軽くなりました。