読者の声 最新一覧
ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。
歌え! 多摩川高校合唱部
本田 有明 著
★2013.09.22 課題図書を読むのは、12年ぶりくらいになると思います。
神奈川の高校であった実話を元にした、半フィクション半ノンフィクションな小説。
ノンフィクションのルポタージュに徹するか、もっと序盤から中盤にかけて
盛り上がるようなフィクションに持っていくかした方が、
感情を込めて読み進めやすかったかもしれません。
とはいえ、後半の「Nコン神奈川県大会」からは、胸が熱くなりました。
合唱なので、実際に歌っている姿を見たくなってくるものです。
フィクション番組の取材とかこれをきっかけにしていただけないかしら。
矢口史靖さんがこれをテーマに監督してくれたりしたら、面白い青春群像劇になりそう。
想像ラジオ
いとう せいこう 著
★2013.08.29 震災について色んなことを考えさせられた。
今まで自分が気付けなかった、被災者の方々の気持ち。
本当にためになった。
涙なしでは読めない本。
昨夜のカレー、明日のパン
木皿 泉 著
★2013.08.28 車椅子の弱者です。
8篇すべてが共感と人情に溢れ、存在感のあるドラマ性に輝いていて素敵。
生きていく悲哀を押しやる誰かに見守られている心強さ、
言葉の大切さが沁みわたり、
しんどい日々にエネルギー注入されました。
ありがとうございます。
木皿泉
木皿 泉 著
★2013.07.18 木皿さんのドラマが大好きです。
大変だと思いますが、またドラマ作ってほしいです。
視聴率にとらわれず、心に残る、心温まる木皿脚本をテレビ局もスポンサーも採用してほしいです。
あと、セクシーボイスアンドロボのシナリオ本を出してほしいです。
平成マシンガンズ
三並 夏 著
★2013.07.18 きょーかんっ!!
読書感想文で書こうと思って読んでみたら
チョーいいじゃないですかっ!!
三並さんの作品もっと読みたいですっ
想像ラジオ
いとう せいこう 著
★2013.07.12 打たれました。
ずっと背けてきたことを真っ正面から突きつけられ、3.11のことについて今まで以上に深く考えさせられます。
人の死についてどのように考えていけばいいのか。
とてもいい本に出逢えました。
高橋葉介
高橋 葉介 著
★2013.07.11 時期によって絵柄や雰囲気が変わっていく変幻自在な作風や、親しいけれどちょっと捻くれたような自作解説を読んで、どんな方なんだろうと興味をもっていたのですが、インタビューも滅多になく画集もなく、謎の漫画家という印象でした。ロングインタビューだけでなく、対談や寄稿でいろんな面が見れて、とても面白かったです。
また、デビューからの作品一覧がとてもありがたいです。バラバラと復刊して、自分がどれを読んでいるのか把握できていなかったので助かりました。。。
素敵な本をありがとうございます。大切に読みますね。
新・何がなんでも作家になりたい!
鈴木 輝一郎 著
★2013.07.05 著者です(^^)
前著「何がなんでも作家になりたい!」から11年。
「小説家の年収」「絶対確実に新人賞を受賞する方法」などの人気コンテンツはそのままに、全国屈指の新人賞受賞率を誇る鈴木輝一郎小説講座で培ったプロデビューのノウハウと最新データ、そして激変したインターネット環境に鑑み「小説家とネット環境」「小説講座の選びかた」、さらに禁断のコンテンツ「小説家のリストラ」「小説家のメンタルヘルス」を加えてパワーアップ!
ぜひどうぞ。
昨夜のカレー、明日のパン
木皿 泉 著
★2013.06.29 テレビドラマ「すいか」以来、木皿泉さんの大ファンです。待望の小説、じんわり心にしみました。生活感とそれぞれの主人公の人間味がにじみ出た、まさに木皿作品の醍醐味を堪能させていただきました。ほんわかと心が温まりました。普段、子育てで何をするでもなく一日がすぎ、ばたばたと暮らしているのですが、そんな自分を肯定して生きていこうと思いました。大げさではなく、そんなふうに背中を押していただいた思いです。
たんぽぽ娘
ロバート・F・ヤング 著 伊藤 典夫 編
★2013.06.21 たんぽぽ娘を竹宮恵子の漫画で知って探し続けて30年、古本屋廻りをいくら繰り返しても見つからないのに、年間SFベストには必ず上位に入る不思議な作品。読んだ人に話を聞くと、優越感に浸りながら「ああ、いい話だよ。(こいつ、まだ読んでないんだ。)」ここまで来ると半分意地になっていたのですが、漸く鬱憤を晴らせました。ありがとうございます。本棚の片隅にこっそり置いておき、時々読み直しては、ニコニコしながら戻す。そんな本です。
レース切り絵でつくる絵本の世界
蒼山 日菜 著
★2013.06.20 蒼山日菜さんのレース切り絵の世界にどっぷりハマってます!美しすぎる(*´o`*)
自分でも挑戦したいのでこの本見てワクワクしてます。
想像ラジオ
いとう せいこう 著
★2013.06.09 いい本でした。繰り返し繰り返し読んでます。
魂や心のあり様、人間としての存在価値が何なのか、そして死はなぜある時突然訪れるのか?
色んな命題が隠れていると思いました。
生きとし生きるもの全てに、無駄な死などありません。生きているものが、死をどう受け止めどう伝えるか? 受け止めなければいけない事は何なのか考えさせられました。今、同じような題材で文章を書いてます。背中を押されたような気がするだけでなく、熟考しなければならないと言われたような気もしました。感謝。
スマホのキラキラ★デコケースLesson
デコ電ショップ Kiss you 著
★2013.05.27 デコの裏側が見れました。初心者でもわかる様な簡単な説明が入っていて、これなら自分で色々作って、気分やシチュエーションに合わせて複数持ちできるなと思いました。
実際の作品もおしゃれな物がたくさん出ていて、勉強になりました
海を失った男
シオドア・スタージョン 著 若島 正 編
★2013.05.17 いまから10年ほどまえのこと、はじめてスタージョンの「海を失った男」、「ビアンカの手」を読んだときの感動はいまでも忘れられません。なんというか、出会いがしらにいきなり見事な一本背負いを食らったというか、それまで漫然と抱いていた小説観が鮮やかに裏返しにされた、そんな衝撃を感じました。
この作品集にはそんな彼のエッセンスが凝縮されています。未読の読者はぜひ一読を!
類推の山
ルネ・ドーマル 著 巖谷 國士 訳
★2013.05.14 純粋な感覚に満ちた高揚感を共有する至福。冒険心が蘇る。
とことんの類推・論証・批評・運動(行動)を積み重ねて高みへと、共に信じて邁進する個性豊かな冒険者達は、理想的な仲間のあり方を見せつける。無邪気なまでの真剣さが愛しい。神話世界と現在の混沌にふしぎな感慨をおぼえる挿話が山へと引き寄せる。
強度の現実を凝視した時に欲する真の生活。向かう過程に意味があり、多様な方法で可能なことの証左でもある。独特のシュルレアリスム小説。未完の旅をつなげたい。
魅力的に肉づいたしっかとした知識で領域を時空を自由に渡り歩ける訳者ならでは!理路整然と語るもメルヘン仕立てもお手のもの。さらさら読み心地いい。時を経ても古びない本書は未来のファンも増やすだろう。大震災が物語る想定できない自然。共にあって現在を未来をきらめいてたくましく生き抜くための貴重な書でもあろう。早めの重版を切に要望する。
「夫婦」はもっと仲良くなれる
武石 晃一 監修
★2013.05.06 夫の恋を許せますか?を読みました。
夫の浮気が発覚して、一年経ちます。一年前はただただ苦しくて、何もする気にもならず家事をすることだけで精いっぱいでした。発覚後も同じ職場で働いている2人。自分自身もとても反省しました。今までの夫への態度。でも傷ついた心をいやしてくれる友人が私にはいました。もっと早く読みたかったです。今でも悪い妄想に自分を落とし込みそうになるけど、なんとか前向きになれるまで立ちあがれました。
昨夜のカレー、明日のパン
木皿 泉 著
★2013.04.30 「お楽しみ」に取っておくつもりでいたのが、書店でいただいた冊子「ちょっと読み」を電車の中で読んだら、絶対に今読みたくなって、下車した駅地下の書店に飛び込み購入してしまいました。
読んでいると、心が温かく包み込まれて、不安があっても大丈夫と思えてきます。
物語に登場する女の子が八木重吉の詩を暗唱した場面は感激しました。私も子供の頃から八木重吉さんの詩を愛読してきたから、素敵なサプライズでした。
神の使者
ゲイリー・R・レナード 著 吉田 利子 訳
★2013.04.30 今さら、とは思うが、是非言わせてください!!
ACIMの学習者なら、この本読むことで理解が深まることは確実!!私は家の各部屋に置いて、いつでもどこでも読むことができるようにしています。この本に出合えたことが奇跡であり、恩寵であり、今生で学べる幸せに感謝!です。
そして、ゲイリーの3冊目の本も強く希望しています。よろしくお願いいたします。
とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢
ジョイス・キャロル・オーツ 著 栩木 玲子 訳
★2013.04.07 なんといっても圧巻はやはり表題作だ。これは以前に創元推理文庫の「十の罪業 Black」に収録されているのを読んだことがあったのだが、誘拐という犯罪を軸に、その当事者の心理と行動を心が痛くなるほど切実に描いていて秀逸。いったいこの話はどこに行きつくのかという興味とそれを上回る息詰まるような描写にいやが上にも緊張感が高まってゆく。これは傑作だ。
その他では印象深いのはまだ若くして未亡人になってしまった女性が退役傷病軍人によって運営されているリサイクル・ショップで出会った青年に過剰な拠り所を求めて手痛いしっぺ返しを食う「ヘルピング・ハンズ」と悪魔のような兄と障害をもつひ弱な弟という対照的な双子の生涯を描く「化石の兄弟」の二編。
オーツはもっともっと精力的に紹介されるべき作家だ。本書を契機にこれからもどんどん翻訳していって欲しいものである。
図説 オーストリアの歴史
増谷 英樹/古田 善文 著
★2013.04.06 先日初めてオーストリアへ行ってきました。以前から興味のあったオーストリア史ですが、この本をお供に旅先を回ったことで、より実り多い旅となりました。今ではすっかりふくろうの本のファンになり、『イギリスの歴史』も購入しました。次はハプスブルグの歴史を違う視点で見たいと思い、『ハンガリーの歴史』を買いたいと思っています。これからも良書を送り出して頂けることを、心から楽しみにしています。