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ベルリンの壁崩壊後、黄昏ゆくヨーロッパをさすらう記憶の物語

単行本

トキハオイヲイソグ

時は老いをいそぐ

アントニオ・タブッキ

和田 忠彦

受賞
朝日、日経

単行本 46変形 ● 224ページ
ISBN:978-4-309-20586-1 ● Cコード:0097
発売日:2012.02.22

定価2,420円(本体2,200円)

×品切・重版未定

  • 東欧の元諜報部員、ハンガリー動乱で相対した2人の将軍、被曝した国連軍兵士など、ベルリンの壁崩壊後、黄昏ゆくヨーロッパで自らの記憶と共に生きる人々を静謐な筆致で描いた最新短篇集。

著者

アントニオ・タブッキ (タブッキ,アントニオ)

1943年イタリア生まれ。現代イタリアを代表する作家。主な作品に『インド夜想曲』『遠い水平線』『レクイエム』『逆さまゲーム』(以上、白水社)、『時は老いをいそぐ』(河出書房新社)など。2012年没。

和田 忠彦 (ワダ タダヒコ)

1952年生まれ。東京外国語大学名誉教授。訳書に、エーコ『永遠のファシズム』『ウンベルト・エーコの世界文明講義』、カルヴィーノ『むずかしい愛』、タブッキ『時は老いをいそぐ』など多数。

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