河出書房新社
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哲学・思想・宗教
生命と過剰
ニヒリズムの徹底による生の限りない肯定へ――ことばと生命の境界から、意識と無意識の根底をめぐり、〈永遠回帰〉へとたどりつつ生の力をうたう反-哲学の書。丸山理論の新展開。
定価2,136円(本体1,942円)
×品切・重版未定
BUNGEI CRITIQUE
神秘学カタログ
文藝編集部 編
新しい世紀末にこたえる新しい生き方のために、いまこそ神秘主義へ?奇想と叡知に溢れた知のパノラマへ読者を誘う怪しいガイドブック。
定価1,078円(本体980円)
アンチ・オイディプス
ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 著 市倉 宏祐 訳
世界の解放は可能か――フロイトの精神分析とマルクスの経済学とを根本的に読みかえ、乗り越えて、高度資本主義をひとつの機械として独自な視角の下に明らかにした革命的著作。
定価5,940円(本体5,400円)
美の理論
T・W・アドルノ 著 大久保 健治 訳
イデオロギーとしての美の全体像を解体し、自立した作品の真実と内容に美とユートピアを幻視する、深いペシミズムと否定弁証法により到達されたフランクフルト学派究極の成果。
定価10,145円(本体9,223円)
現代思想選
知覚の扉・天国と地獄
オルダス・ハックスレー 著
トリップ体験記――意識拡張剤によって発現する啓示に満ちた幻視の世界を、名画の感動や宗教的脱我体験と類比させつつ克明に語り、日常意識を超えた他界の存在を探求する!
定価1,923円(本体1,748円)
言語表現の秩序
ミシェル・フーコー 著 中村 雄二郎 訳
言説に対する社会的統御の手続きを明かにし、言説の制限と排除の働きを強化してきた哲学上の問題を分析する。フーコーの思想の核心ともいうべき言語表現の問題に新しい展望を開く。
定価1,987円(本体1,806円)
ソヴェト・コミューン
R・ウェッソン 著 広河 隆一 訳
厖大な資料を駆使して、ソヴエト農業コミューンの生成から消滅にいたる歴史を詳細に論じ、スターリン主義の根源を抉りだした本格的論考。ロシア革命史の空白を埋める力作。
定価2,424円(本体2,204円)
知の考古学
人間諸科学の新たな統合は可能か? 思想史を新しいパースペクティヴでとらえる〈知の考古学〉の企て。構造主義の代表的思想家フーコーが方法論的基礎を固めた問題作。
定価3,204円(本体2,913円)
脱領域の知性
G・スタイナー/由良 君美
チョムスキー言語論への批判を軸に、ヨーロッパ価値体系の崩壊に伴い〈言葉と事物の一本化〉を見失った現代に言語および言語文化の本質とその将来を問う、最新の言語論集。
定価2,200円(本体2,000円)
象徴作用他
A・N・ホワイトヘッド 著 市井 三郎 訳
伝統的経験論と合理論との新しい綜合という課題を、もっとも明瞭に結実させた名著「象徴作用」。他に「斉一性と偶然性」「過去の研究」「予見について」の三論文を収録。
服従の心理
スタンレー・ミルグラム 著 岸田 秀 訳
合法的権威によって第三者に危害を加えるよう命令されたとき、人はどう振舞うであろうか?――悪魔的ともいうべき巧妙な手段で、人間の隠された本性を暴き出した衝撃的報告。
定価2,990円(本体2,718円)
行動主義の心理学
J・B・ワトソン/安田 一郎
意識と内観にたよる従来の心理学の非科学性をつき、条件反射の理論をとりいれて「行動」に新しい照明をあてた古典的名著。心理学を自然科学の一部門として位置づけた画期的著作。
ユダヤ教の人間観
E・フロム 著 飯坂 良明 訳
人間の疎外状況をどのように克服するか――旧約聖書とユダヤ主義の伝統をとおして現われる根元的ヒューマニズムの再興にその答えを見いだそうとする画期的力作。
定価2,563円(本体2,330円)
一次元的人間
H・マルクーゼ/三沢 謙一/生松 敬三
先進産業社会におけるイデオロギーの研究――アメリカ社会の分析を基調に、一次元の思考に支配された人間の集団としての現代社会の抑圧的構造を解明し、その超克の可能性を示唆する。
レーニン
L・トロツキー/松田 道雄/竹内 成明
同時代を生きた二人の革命家の共鳴現象の中にあざやかに浮かぶ革命前夜のロシア。名文家トロツキーが、神格化された虚像を打ち破り、人間レーニンの実像を彫りあげた評伝・回想。
哲学の学校
カール・ヤスパース 著 松浪 信三郎 訳
人類絶滅の危機をはらむ現代にあって、みずから思考し決断する勇気と英知をもたらすユニークな哲学入門書。座右の書として尽きない示唆を投げかける。
言語と精神
ノーム・チョムスキー/川本 茂雄
デカルト、ソシュールを経て今日にいたる言語研究の歴史と「チョムスキー革命」として知られる変形生成文法理論の要諦を平易に解説する現代言語学入門。
定価2,670円(本体2,427円)
沈黙と隠喩
H・オルテガ/西澤 龍生
現代スペインの生んだ最大の思想家オルテガの文学芸術論。フォークロアからブルースト論におよび、「ドン・キホーテ」についても独自の視点から分析し、生の全体性を論じる。
定価3,300円(本体3,000円)
時
渡辺 慧 著
いよいよ人類は「時間」という不思議な世界に挑もうとしている。物理学者である著者が素朴に疑問を抱いた時間にまつわる数々の問題を鋭い思念でエッセイに綴った名著。
定価2,350円(本体2,136円)
共同幻想論
吉本 隆明 著
既成左翼の低迷のただなかで確乎たる自立思想の歩みをすすめる著者が“共同幻想”という観点から、宗教・法・政治・国家の本質を捉え、包括的に解明した雄大な代表作。