河出書房新社
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日本文学
新文芸読本
性の文学
河出書房新社編集部 編
文学における性の追求はどこまで可能か。古今東西さまざまな試みが文芸の世界を彩ってきた。それら性文学の流れを追いながら、現代作家にみる性の描き方、表現の軌跡などを広く収録。
定価1,602円(本体1,456円)
×品切・重版未定
ボクの大東亜戦争 心暖かなスマトラの人達、一輜重兵の思い出
東大生のボクが、二等兵としてはるかな南の島でくり広げたスマトラ人、中国人たちとの交友記。現地の人々との交友によって日本書紀の「八紘一宇」を実践しようとした孤軍奮闘記。
定価3,631円(本体3,301円)
迷宮めぐり 現代作家解体新書
小説好きの読者と、まだ小説好きではない読者のために、文壇のウラとオモテに精通する文芸記者40年の古強者が、現代作家の作品と人間の核を探り、迷宮と化した日本文学を見事に解明!
定価2,030円(本体1,845円)
江戸川乱歩
知的な謎解き遊びを尊重し、怪奇幻想のロマン性を強調した数多くの名作を生み、わが国推理小説の開拓者であり、達成者、指導者として大きな功績を残した乱歩の人と作品の秘密に迫る。
定価1,708円(本体1,553円)
山色水聲 時事論集
昭和天皇の崩御から、バブル経済、湾岸戦争、そしてソ連邦の消滅にいたる激動の3年を、実業家としての体験と古今の古典への素養を通して直視した異色評論。江藤淳・宇野精一氏推賞。
定価2,136円(本体1,942円)
柳田國男
北海道から沖縄まで日本の隅々までわけ入って、普通の民=常民の生活文化の豊かさを実証的に明らかにする日本固有の民俗学を確立した巨人の姿を多面的に照らしだす。
泉鏡花
異界の逢魔が時に跳梁する魑魅魍魎、美しい裸身をさらし、死によって美化され聖化される魔界の女。過剰と逸脱にみちた妖美・エロス・幻想・奇想の鏡花世界への誘い。
定価1,282円(本体1,165円)
日夏耿之介全集【全8巻】
日夏耿之介全集【全8巻】
日夏 耿之介 著 矢野 峰人/山内 義雄/吉田 健一
近世の知性を代表する日夏耿之介の古典研究から詩、翻訳、文学論、エッセイにいたる全偉業を集成。大判で読み易い活字を採用。
定価198,641円(本体180,583円)
×品切
「アメリカ」の影
「なんとなく、クリスタル」から天皇・原爆・無条件降伏まで、現代日本の戦後系と現代系を鳥瞰し通底して縦横の回路を穿つ。みずみずしく柔らかな批評の誕生。
宮沢賢治研究ノート 受苦と祈り
山内 修 著
生体はその生命を維持するために、かならず他の生命を奪わざるを得ない。賢治の作品はこの存在の受苦を超えようとする祈りだ。作品生成過程のなかに賢治をさぐる気鋭の作品・作家論。
定価2,670円(本体2,427円)
予定不調和 境界の小説
宇野 邦一 著
ベールイ、カフカ、ジュネ、セリーヌ、ムージルらの言葉の襞にわけいる中から、境界の移動、権力の形成と消滅、そして小説と世界をめぐる思考の海図を描き出す、ラディカルな長篇エッセイ。
ホーロー質
閉ざされ、一様化した現代の言説空間のなかで思考することを深く問い直し、人間的なものと非人間的なものの逆転、スターリニズム、天皇と日本人、戦後文学の現代的課題を縦横に論じる。
定価3,738円(本体3,398円)
萩原朔太郎
人生をまっすぐに、まぜものなしに歌いあげた詩人、ことばへの絶望がはじめて歌を可能にすることを知っていた近代最初の詩人、明治大正昭和を生きたモダンボーイに多面的に迫る。
情況としての画像
吉本 隆明 著
昭和天皇の死、天安門事件、美空ひばり――昭和から平成へ時代が大きく変わる中、歴史と情況をテレビの画像を通じて解読し、社会主義国家権力と超資本主義という新たな時代の問いに応える。
村上春樹をめぐる冒険 対話篇
三人の若手批評家が三様の立場から村上春樹の作品の意味と構造と表現の可能性をわかりやすく読み解き、批評のことばの先、現代の“圧倒的な空虚”の向こう側にある問題の本質に迫る。
与謝野晶子
人はふしぎ、歌はおもしろい。晶子は1901年に歌集「みだれ髪」で衝撃的にデビューした。またすぐれた女性論を書き、古典の口語訳業を残した。今世紀を飾った女性第一人者の丸ごと。
球体の神話学
神話の森を逍遥しながら、偏在する球体幻想の始源へとわけいる詩的エッセイ。究極の美、神、宇宙の原型、魂と愛と生命の象徴としての球体を原始の思考に探究する異色作。
定価2,990円(本体2,718円)
ロンドンの夏目漱石
漱石はロンドンで本当にノイローゼになったのか? 当時の英国での生活を新聞、雑誌等あらゆる史料を駆使して詳細に再現、漱石が近代というものに早々と見切りをつけた思考の足跡を描く。
追悼 野間宏
文藝編集部 編
戦後文学・戦後思想の巨人の全業績を、あらゆる角度から検証しつつ、強靭な批判精神と豊かな実験性にみちた<同時代人・野問宏>を浮彫りにする注目の特集。戦後文学ファン必読の書。
ねえやが消えて 演劇的家庭論
奥野 健男 著
聖女でもあり、魔女でもある存在「ねえや」――かつての文豪達が彼女達に抱いた憧憬と畏怖。彼らの文学世界と「ねえや」との関係を、多彩な思考で展開する、著者会心の長篇評論!