河出書房新社
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日本文学
人間ドキュメント
丸山眞男八・一五革命伝説
松本 健一 著
東洋古典の素養を背景に近代政治学の先駆者、ラディカルなデモクラットとして戦後民主主義思想の展開に指導的役割を果たした丸山眞男が検証した8・15革命を抉る――生誕90周年。
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
服部二柳伝説
飯田 辰彦 著
68年正月、山形県鶴岡市。精神病院で、ひとりの不遇の画家が63歳の生涯を閉じた。名を服部二柳。将来を嘱望された天才画家。才能を完全燃焼させることはなく死した彼の人生を描出。
日本童謡ものがたり
北原 白秋 著
日本を代表する大詩人で、童謡研究・創作の第一人者がまとめた童謡鑑賞エッセイ。四十数篇の日本各地の童謡を蒐集し、その成立背景やことばの美しさを味わう。
定価1,760円(本体1,600円)
中原中也―盲目の秋
青木 健 著
口語自由詩の祖・永遠の青春詩人として読みつがれている中原中也の若き日の姿を、恐慌と震災と爛熟した都市文化に代表される大正・昭和の時代の細部から描ききった決定版の評伝。
定価3,080円(本体2,800円)
古田晁伝説
塩澤 実信 著
1940年、信州出身の古田晁によって創業された筑摩書房。臼井吉見、唐木順三との友情と太宰治との交遊――戦後の出版界に屹立した存在になるまでの波乱に満ちた彼の生涯。没後30周年出版。
定価2,640円(本体2,400円)
らんぷの本
江戸川乱歩と少年探偵団
堀江 あき子 編
変装の名人・怪人二十面相と明智小五郎の暗闘やいかに……。戦前・戦後の少年少女たちを熱狂させたシリーズの挿絵・グッズ満載! BDバッジ、少年探偵手帳など。乱歩の未発表草稿掲載。
定価1,650円(本体1,500円)
文藝別冊
司馬遼太郎の「戦国時代」
好評の01年秋の「幕末~近代編」に続く、もっともホットなフィールドをガイドする。戦国物全長篇徹底鑑賞。司馬氏の単行本未収録対談(城山三郎、海音寺潮五郎、D・キーン氏…)も多く収載。
定価1,320円(本体1,200円)
中野重治伝説
定 道明 著
生誕100年記念出版――中野がプロレタリア芸術運動の中心を担いつつ、何よりも反差別の中に、歴史と民族と文化を見ようとした高潔さと接続力があった、と展開し、彼のリリシズムを描出。
詩人の愛 百年の恋、五○人の詩
正津 勉 著
北村透谷、辻征夫……、50人の日本詩人の各1篇の恋愛詩から、そこにこめられた様々な恋愛模様の修羅場を追う。淡い初恋から不倫まで、この100年の詩人がいかに愛に翻弄されたか。
立松和平伝説
黒古 一夫 著
1970年『とほうにくれて』で文壇デビューを果たし、いま最も脂の乗り切った現代作家立松和平――戦後文学の正統を継ぐ彼は未来に向けどう発信していくのか。時代の目撃者立松文学の全貌!
澁澤龍彦 ユートピアふたたび
60年代、70年代の芸術運動の中心を自然とになった“歓待の人”澁澤龍彦の魅力に、まったく新しいテーマと書き手で迫る決定版特集!
定価1,257円(本体1,143円)
笙野頼子 虚空の戦士
清水 良典 著
現代文学の最前衛にしてリーダー笙野頼子文学の全体像を最良の理解者である批評家が論じる待望の一冊。笙野ファン、現代文学に関心をもつ全読者のために贈る、決定版。
定価2,750円(本体2,500円)
井上井月伝説
江宮 隆之 著
出自没却。一切語らず。信州・伊那谷を流浪した男。襤褸を纏い、酒に溺れ、糞尿に塗れ、野垂死にした男――名を井上井月、俳人。芥川龍之介にその句を絶賛された、その生涯を描く。
蜷川幸雄伝説
高橋 豊 著
海外公演で高い評価を得た演出で知られる蜷川幸雄――彼は1969年新宿の小劇場運動を担う演出家として鮮烈にデビュー。観客を叙情性で魅了する舞台を創り続ける彼の半生を追うドキュメント。
田中康夫 しなやかな革命
全く新しいスタイルで長野から政治を変える田中康夫。デビュー以来の作家としての軌跡をふり返りながら、新しさを問う今、待望の一冊。
「しらなみ」紀行
日本海に展けゆく波頭の群れ。沈潜な青春期を抜け出そうと彼は漂白の旅に出る。《北へ、北へ》と――。沈黙と流浪の人生を自ら課した中野重治の若き日の軌跡を追う画期的評論。
ふくろうの本
ふくろうの本/日本の文化
図説 時代小説のヒーローたち
縄田 一男/永田 哲朗 著
宮沢賢治 「銀河鉄道」への旅
萩原 昌好 著
賢治は1923年夏、教え子の就職斡旋のために樺太に出向くが、真の目的は早世した妹トシの魂との交信だった。「銀河鉄道の夜」と星座の運行の濃密な関係を立証。
ページをめくる指
金井 美恵子 著
センダック、片山健、ピーター・ラビット――誰もが読みふけった絵本の世界の魅力を、誰よりもその世界を愛する小説家が存分に読みとく。絵本を愛するすべての人々への、またとない贈物。
定価2,200円(本体2,000円)
社会が惚れた男たち 日本ハードボイルド40年の軌跡
小野 俊太郎 著
誰もが知っている和製ハードボイルドのヒーロー達の分析を通じて、被占領国から先進国に変貌を遂げた日本社会で、いかに《男らしさ》という幻想が紡ぎ出され、支持されて来たかを透視する。
定価1,980円(本体1,800円)