河出書房新社
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日本文学
森のふくろう 柳田国男の短歌
日本民俗学の出発点『遠野物語』に結実した柳田国男の詩心。“恋の詩人”と謳われた青春時代の短歌を掘り起し、初期柳田民俗学と詩歌との関連を初めて解明した注目の名著・新装版!
定価2,990円(本体2,718円)
×品切・重版未定
恋の手本 曾根崎心中論
なぜ近松門左衛門は五十にしてベストセラー戯曲が書けたのか。時代の中で「受ける」ことをテーマに、近代初頭に「恋」の解放を心中事件をきっかけに世に出た天才の手法に迫る。
湾岸戦争論 詩と現代
1991年1月に開戦した湾岸戦争。日本の文学者による反対声明に呼応した著者は戦争を迴っての論争に巻込まれる。この戦争を誰もが忘れたかに見える今あえて論争の意味を問う。
定価1,923円(本体1,748円)
筒井康隆の文芸時評
筒井 康隆 著
断筆宣言にいたる激動の93年、「文藝」に連載された話題騒然の時評。小説を愛し、あっと驚く面白さで小説を語り、断筆への最後の軌跡を描いた最初で最後の「筒井康隆の文芸時評」!
定価1,175円(本体1,068円)
絶対文藝時評宣言
蓮實 重彦 著
絶対文藝時評はなぜ絶対か──今、小説を書き、読むことの倫理を問い「文藝」連載中から圧倒的な反響を呼んだ究極の文藝時評、ついに刊行。現代文学論の危険な決定版。
定価1,602円(本体1,456円)
新文芸読本
高橋鐵
河出書房新社編集部 編
100万部のベストセラー『あるす・あまとりあ』で戦後の性解放をリードした高橋鐵――。性解放の戦いに生涯を捧げた性科学者の知られざる素顔を、性資料・コレクションとともに紹介。
定価1,708円(本体1,553円)
奥野健男文芸時評 上 1976~1983
奥野 健男 著
『太宰治論』で画期的なデビューを果して以来、常に多彩な評論活動を続ける氏の、15年半にわたる文芸時評。日本文学史に残る激動と混迷の時代を確実にとらえた記念すべき書!
定価5,233円(本体4,757円)
奥野健男文芸時評 下 1984~1992
BUNGEI SPECIAL
エイズなんてこわくない ゲイ/エイズ・アクティヴィズムとはなにか?
エイズは私たちに何を問うているのか──新しいセックスのあり方、生き方、そして文化のあり方を英米のゲイ・エクティヴィズムの議論を紹介しながら、考える、全く新しいエイズの本。
性の伝道者 高橋鐵
鈴木 敏文 著
伝説のヴェールに覆われた戦後最大のセクソロジストの全貌、その生涯と業績、赤裸々な人間像を没後22年、最晩年の弟子が愛惜をこめ初めて明らかにした渾身の力作。大島渚氏推賞!
発禁本曼陀羅
発禁本に憑かれて50年、蒐集と研究ひと筋にうちこんできた著者の、世界に一冊しかない本を入手したよろこびや騙された苦い思い出など古書蒐集の哀歓うら話。発禁稀覯本からの引用多数。
定価3,204円(本体2,913円)
セックスなんてこわくない
フェラチオにペニスの自由を、肛門に宇宙的エロスを、マゾヒズムに性/生のスタイルをさぐる、今世紀最後の性革命!わかりやすいレッスン形式で贈る、エイズ時代必須の一冊!
定価1,282円(本体1,165円)
寺山修司
俳句、短歌、詩から小説、映画、演劇まで各ジャンルで時代の寵児となり、めくるめくイメージの氾濫するなか、47歳の若さで壮絶な死をとげた多面体寺山修司の高まる人気の謎に迫る。
澁澤龍彦
全集編集委員による書き下ろし年譜エッセイ、インタヴュー「『滞欧日記』の真相」、ボツ原稿の本邦初公開や「中近東日記」の新収録など新原稿・新趣向満載のちょっと変った文芸読本。
南方熊楠
柳田國男、折口信夫と並び称される知の巨人、南方熊楠。真言密教から民俗学、さらには植物学や博物学に至るまでの全領域を、最新の研究成果をもとに探るはじめての文芸読本。
年表作家読本
中原中也
青木 健 編著
詳細な生活事項と創作活動、中也自身の手紙や文章、肉親知友の証言、250余点の写真や図版を配して浮き彫る詩人の30年の赤裸々な生涯を読み解く。中也の没後史を付す。
稲垣足穂
光のマントを翻し、過去と未来、地上と天界を自在に行き来し、ファンタジックな幻想のなかに多彩なオブジェを生みだした20世紀の魔術師。「ヰタ・マキニカリス」タルホの全貌に迫る。
昭和精神の風貌
日本人にとって大東亜戦争とは何を意味したか?いや、平成の現在、何を意味しているか? 著者の魂をゆるがした10人の思索者の言説を通して、昭和の精神の原点をあらためて問う名著。
定価2,563円(本体2,330円)
原石鼎 二百二十年めの風雅
忘れられた天才俳人、原石鼎の生涯を追い、俳句を通して日本近代の精神像に新たな光をあてる、著者会心の注目の評伝文学! 好評につき、新資料を加えた増補新装版!
フィネガン辛航紀
柳瀬 尚紀 著
ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』という難攻不落の大作を世界で初めて翻訳した著者の、6年余の辛苦と歓笑の航跡を克明にたどる正嫡の解読書。『フィネガン』が強烈に面白くなる。