河出書房新社
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日本文学
和泉式部幻想
川村 二郎 著
淫蕩な遊女か、仏の化身の聖母か|?|?平安時代の女流歌人・和泉式部にまつわる性に関する逸話や言い伝えの背景を、民俗、神話、伝承を手がかりにさぐる興趣あふれるエッセイ。
定価2,030円(本体1,845円)
×品切・重版未定
謝謝! 宮沢賢治
王 敏 著
文革末期、宮沢賢治との解逅が大学で日本語を学ぶ女の運命を変えた。賢治学徒を自認する気鋭の日本文学研究者が中国における先駆的研究成果と、自らの体験を重ね合わせて綴った自伝評論。
定価2,136円(本体1,942円)
泉鏡花論 幻影の杼機
渡部 直己 著
再評価の機運いちぢるしい泉鏡花を、幻をつむぎ出す機械としてとらえ、その魅力の秘密と稀有の現代性をあますところなく伝える鏡花論の決定版、待望の増補・復刊。
定価2,776円(本体2,524円)
回想の澁澤龍彦
澁澤龍彦全集編集委員会 編
子爵大澁澤家につながるその出自から、旧制高校生として戦火をくぐり、敗戦の日本に新しい光を見て〈サド裁判〉被告席に立った澁澤龍彦。貴重な証言を集め人間龍彦とその時代を浮彫りにする。
定価3,738円(本体3,398円)
中上健次論 愛しさについて
ますます輝きをます現代文学最大の才能|?|?中上健次。その核心へ迫りつつ、痛ましくも鮮烈な残酷と美を描き出す中上論の決定版。現代文学のリーダーが渾身の力をこめておくる奇蹟的作家論。
高校生からの日本文学ガイド 【近代文学編】
吉野 孝雄/渋谷 剛一/宮原 俊二 編
日本近代文学のスタンダードな作家の秀作を掲載。まず読む楽しみを知り、興味に応じて読みたい本を選ぶための“読むブックガイド”。100名の主要作家データ、詳細な文庫情報付索引も充実。
定価1,602円(本体1,456円)
ふくろうの本
ふくろうの本/日本の文化
図説 宮沢賢治
上田 哲/関山 房兵/大矢 邦宣/池野 正樹 編
星座、植物、鉱物、動物――。賢治をめぐるキーワードをヒントに地元、岩手にて徹底取材。未発表資料、新撮写真200余点を収録。賢治の心象風景を辿った永久保存版・ケンジワールド。
定価1,923円(本体1,748円)
澁澤龍彦を語る 1992~1995の対話
巖谷 國士/種村 季弘/出口 裕弘/松山 俊太郎 編
『澁澤龍彦全集』刊行を機に、親しい友人でもあり、関心領域がある部分重なりあってもいた4人の編集委員が語り尽した、全く新しい澁澤像。貴重な証言や新発見の事実など多数収録。
綺譚庭園 澁澤龍彦のいる風景
出口 裕弘 著
坂口安吾、太宰治、三島由紀夫、そして十代より親交をあたためた澁澤龍彦ら敬愛する文学者の人と文学、そして東京とのかかわりを独自の視点からとらえた出口版「偏愛的作家論」。
定価2,990円(本体2,718円)
BUNGEI SPECIAL
現代短歌の全景 男たちのうた
文藝編集部 編
『同時代としての女性短歌』に続く男性版。71名による新作。塚本邦雄VS篠弘、大岡信vs岡井隆の対談。近藤芳美インタヴュー。佐佐木幸綱他5人による討議。男性短歌史等現代短歌の全容。
定価2,670円(本体2,427円)
中島敦と問い
小沢 秋広 著
「李陵」「山月記」等の作品で、今尚読者を魅了しつづける作家・中島敦を『千のプラトー』の訳者がドゥルーズ的に読みとき、その文学の驚くべき新しさと深さを明らかにする書下ろし。
新・文藝時評 読まずに語る
田中 康夫 著
社会批評家として活躍が目覚ましい作家・田中康夫が、大江健三郎にどうしてノーベル文学賞が授賞されたか?筒井康隆の断筆宣言の本質は何か?など、文学シーンに鋭く迫るスーパー文藝時評。
大正生命主義と現代
鈴木 貞美 編
大正デモクラシー・大正教養主義の名のもとに一括されてきた大正期。そのころに開花していた驚くほど多彩で躍動的な思想潮流を、様々な分野で現代に甦らせる画期的アンソロジー!
定価4,165円(本体3,786円)
新文芸読本
性の文学 2 フレンチ・セックス・アピール
河出書房新社編集部 編
すべての文学作品は性的動機によって創られたという観点から、T・ゴーチエ、P・ルイス、F・ソレルス等の性を主題にした小説・評論・回想記などを集める。他にアリーナ・レイエス・インタヴュー等。
江戸川乱歩アルバム
平井 隆太郎 新保 博久 編
夢に生きた自由人、ジャンルを超えた幻視者、そしてなによりも“探偵小説の鬼”だった乱歩の世界を豊富な写真で透視し、日本ミステリーの誕生から確立までをたどる乱歩ファン待望の写真集。
本文解釈学
日本古典文学の碵学が、学問する者の心構え、諸学の基礎科学としての本文学の提唱、本文解釈実践の方法と諸基準について詳細に論じた畢生の大著。
定価10,467円(本体9,515円)
つひに北を指す針 前田純孝の世界
若き日、啄木と並び称されながら貧窮の裡に夭折し、長く忘れられていた天才歌人の生涯と、周囲の女性たちの数奇な運命を、渾身の調査で浮彫りにした同郷の歌人の感動的評伝大作。
漱石論 鏡あるいは夢の書法
ニーチェ、マルクス、フロイトの同時代人として生き、夢につかれ、鏡と女の変容を描き尽くそうとした漱石。その作品の諸相を徹底的に読み解くことで拓ける、文学の新たな地平。
定価4,058円(本体3,689円)
世紀末のエロスとデーモン 芥川龍之介とその病い
芥川龍之介の作品世界を解く鍵は、その病魔=梅毒にあった!――ペストから梅毒まで、病が芸術におよぼした負の圧倒的な力を分析し、エイズの現代を解明する衝撃の世紀末文明論。
柳田國男と短歌 続・森のふくろう
なぜ、柳田国男は“新派和歌”を終生否定し続けたのか? 評判の前著『森のふくろう』から十余年、新発掘資料が明かす民俗学の大家の短歌観。現代歌人に大きな示唆を与える好著!