河出書房新社
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文庫・新書
古典新訳コレクション
松尾芭蕉/おくのほそ道
松浦 寿輝 選・訳
東北・北陸の各地を旅し、数々の名句や研ぎ澄まされた散文による夢幻的紀行「おくのほそ道」の新訳に加え、芭蕉の生み出した句の中から傑作を精選、各句を深く鑑賞し、解釈する。
予価880円(本体800円)
※未刊
ひとり温泉 おいしいごはん
山崎 まゆみ 著
身軽で楽しい「ひとり温泉」旅に出かけてみませんか?名物料理を堪能し、地元の方々と語らい、そして自分を解放するーー。そんな魅惑の「ひとり温泉」を満喫するためのノウハウと素敵な旅エッセイが満載!
予価891円(本体810円)
巴里の空の下オムレツのにおいは流れる
石井 好子 著
下宿先のマダム特製のオムレツ、仕事後の夜食で食べたグラティネ…1950年代のパリで歌手として暮らした著者による、半世紀以上にわたって読み継がれる料理エッセイの名著、昭和の大ベストセラー。
東京の空の下オムレツのにおいは流れる
貧乏人のキャビア、トリの煮込みにパエリャに油揚げとセリのすきやきふう。訪れた世界各国の味、家族や友人との食卓、そしてなにより食べることの豊かさと歓びを綴った名著。『巴里の空~』の姉妹編。
くそったれ! 少年時代
チャールズ・ブコウスキー 著 中川 五郎 訳
1930年代のロサンジェルスを舞台に、父との対立、母への屈折した思い、性の目覚め、少年たちとの抗争と友情など、ドイツ生まれの主人公が時代や社会へ異和感を抱きつつ成長していく自伝的物語の傑作。
予価1,430円(本体1,300円)
眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』
福尾 匠 著
映画の新しさはいかにして哲学の新しさへと跳ね返るのか。『シネマ』の緻密かつ明快な読解からドゥルーズ哲学の創造の原理が明かされる。 『非美学』の福尾匠のデビュー作、ついに文庫化。
はっとりさんちの野性な毎日
服部 小雪 著
市街地にある自宅の庭でシカをさばいたり、ニワトリを卵から育てたり、ヌートリア弁当を作ったり……登山家・服部文祥と、3人の子どもたちと暮らす、ありふれた家族の異常(?)な日常。
もうひとつの朝 佐藤泰志初期作品集
佐藤 泰志 著 福間 健二 編
20年の時を経て復活した伝説的な作家・佐藤泰志の文壇デビュー以前の未刊行作品を集成。みずみずしく痛々しい青春を描いていまなお鮮烈な光を放つその文学の誕生をはじめてあかす。
予価1,210円(本体1,100円)
五輪と戦後
吉見 俊哉 著
戦後日本人の心をとらえ続けてきた1964年の東京五輪。この国民的「お祭り」は、いかにその舞台が整えられ、演出され、現在に至るまで再演されてきたのか。東京五輪2020を超え、根底から問い直す。
予価1,760円(本体1,600円)
世阿弥最後の花
藤沢 周 著
世阿弥は、なぜ72歳で遠く佐渡へと流され、彼の地で何を見つけたのか? 室町の都を幽玄の美で瞠目させた天才が最晩年に到達した至高の舞と、そこに秘められた謎に迫る話題作が待望の文庫化!
予価990円(本体900円)
源氏物語 7
角田 光代 訳
宇治の八の宮亡きあと、薫は姉の大君に求愛し、匂宮を妹の中の君と結ばせるが、大君は薫を拒み続け他界。次第に中の君に恋慕する薫に、彼女は異母妹の存在を明かす。「総角」から「東屋」までを収録。
官能小説「擬声語・擬態語」用例辞典
永田 守弘 編
官能小説の擬声語・擬態語(オノマトペ)は、いわば別格の世界である。多彩で、情感と迫力があり、面白く、楽しい。700冊近い官能小説から採取した用語と用例から浮き上がる豊穣な日本語の官能世界。
予価1,100円(本体1,000円)
死をポケットに入れて
チャールズ・ブコウスキー 著 ロバート・クラム 画 中川 五郎 訳
「わたしは死を左のポケットに入れて持ち歩いている」。書いて書いて、飲んで、競馬場に入り浸る。日常を手がかりに、生と死、詩と小説、職業と貧乏などの鋭い思考を晩年に綴った散文集。
翔る合戦屋
北沢 秋 著
天文一九年夏。武田の信濃への侵攻は激しさを増していた。中信濃を舞台に、信濃勢と武田晴信との最後の戦いの火ぶたが切って落とされる。大ヒットシリーズ、ついに完結!!
定価891円(本体810円)
○在庫あり
土左日記
堀江 敏幸 訳
土佐国司の任を終えて京に戻るまでの55日間を描く、日本最古の日記文学を試みに満ちた新訳で味わう。貫之の生涯に添い、自問の声を聞き、その内面を想像して書かれた緒言と結言を合わせて収録。
定価660円(本体600円)
虹いろ図書館のへびおとこ
櫻井 とりお 著
いじめがきっかけで学校に通えなくなった小学6年生のほのか。居場所を探してたどりついた古い図書館で不思議な司書に出会い──大人から子供までたくさんの読者に愛される名作図書館小説、待望の文庫化!
ヘタな人生論より枕草子 美しい生き方ができる大人になるために──
荻野 文子 著
ごく普通の人の無自覚な立ち居振る舞いを切り取った、清少納言の『枕草子』。その美意識で現代を見回せば「美しく生きるヒント」が見えてくる。人の振り見てわが身を躾け直す、大人の教養本! 新装版。
犬の生活/ヒトデの休日
高橋 幸宏 著
YMO時代の裏話、趣味の釣り、酒席でのエピソード、少年時代の思い出、愛犬と過ごす日々……。自虐的で洒脱なユーモアから溢れ出る、世界的音楽家のパーソナリティとライフスタイル。
定価1,078円(本体980円)
△3週間~
サイボーグ009トリビュート
石ノ森 章太郎 原作
『サイボーグ009』生誕60周年記念企画! 辻真先、斜線堂有紀、高野史緒、酉島伝法、池澤春菜、長谷敏司、斧田小夜、藤井太洋、円城塔の9人の戦鬼が集結、豪華執筆陣による書き下ろしアンソロジー。
定価1,210円(本体1,100円)
俺の残機を投下します
山田 悠介 著
落ちぶれたプロゲーマー・一輝の下に、突如現れた謎の三人組。彼らとの交流を経て、一輝は家族との絆を取り戻し、復活を果たせるのか。一輝と元妻・結衣の出会いを描く感動のスピンオフ初掲載!
定価792円(本体720円)