河出書房新社
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日本文学
四万十川 第1部 あつよしの夏
笹山 久三 著
大自然に生を学ぶ少年とその家族の貧しくも輝かしいひと夏――人間のきずなを力強く問い、みずみずしい感動を呼び続ける、感動の大河シリーズ。
定価1,313円(本体1,194円)
×品切・重版未定
マネーゲーム
久間 十義 著
ようこそ、恐竜時代のユートピアへ――マネーの神をゆさぶり、マネーの洪水に箱舟を浮かべる衝撃のサイバーパンク。新しい小説世界に挑む大型新人のデビュー作。
定価1,388円(本体1,262円)
源氏物語(全一巻)
与謝野 晶子 訳
与謝野晶子の名現代語訳による全54帖を一巻に収めた夢の廉価普及版。巻末に綿密な注釈・解説を付す。高校・大学入学への座右の一冊として、原典への入門書として、贈物として最適!
定価2,649円(本体2,408円)
亜熱帯の涙
その島は人間の死に絶えた島であった。――ある南島の創生と滅亡、栄光と悲劇を豊饒な想像力と魔術的リアリズムで呼びさまし、神話的空間を現出させる、衝撃の長篇小説。
定価1,760円(本体1,600円)
まちがい言葉 おかしい言葉
言葉は時代とともに移り変わるもの。とはいえ面妖な言葉や珍語・新造語の氾濫で世の中大混乱――劇作界の第一人が美しい日本語への感慨をこめて綴るユーモア溢れる言葉の博物誌。
定価1,667円(本体1,515円)
銀色夏生の本
月夜にひろった氷
銀色 夏生 著
言葉がこころのなかにしみとおってくる。銀色夏生の詩にはそんな力がある。“ポケットの中で星が揺れたので”とはじまる本書を、著者は星雲詩集と呼んでいる。
定価1,431円(本体1,301円)
オイディプス燕返し!! 蓮と刀 青年編Ⅰ
橋本 治 著
同一人物の分裂にまつわる犯行の恐怖――父を殺し母と交わった青年の犯罪の真相やいかに。エディプス・コンプレックスの故郷ギリシャに深く分け入る奇才の神話解体論、その第一部。
定価1,650円(本体1,500円)
こわれもの
川西 蘭
砂の降り続く近未来都市で、不感症の娼婦キキと少年シンキが、時代遅れの戦車の復元に情熱を傾ける――。叙情的文体で、不毛な愛を、美しく謳い上げる異色作!
定価1,320円(本体1,200円)
苦楽利氏どうやら御満悦
悪しき文明の苦界に背を向け、比叡山に自然回復のユートピア建設を夢見る、懲りない中年男の切ない冒険――京都・滋賀の景観を背景に、芥川賞作家が初めて試みた諷刺ユーモア傑作!
釋迢空短歌綜集
迢空の短歌は、日本人の生活意識の底から汲み上げられた感情の霊泉である。たぐい稀な迢空短歌六千余首を集大成した初の決定版歌集! 山本健吉跋。初句索引付き。
定価13,883円(本体12,621円)
桃尻語訳 枕草子 上
「春って曙よ!」古典の代表的作品を現代女子高生の言葉に翻訳してしまった鬼才の革命的仕事。難しい古典がこんなにわかりやすく面白く読めるとは。学校のサブテキストにも最適。
定価1,430円(本体1,300円)
朱雀家の滅亡
天皇への忠誠ゆえに自己破滅への道をたどる公卿華族とその一族の姿を、戦中・戦後の四季を背景に描き、日本人の精神の深部に潜む忠誠心の謎に迫る。硬質で華麗な三島戯曲の最高傑作。
河出女性ロマンシリーズ
雪舞
渡辺 淳一 著
雪舞う北国の暗い風土を背景に、生きることの永遠の悲しみを通して、植物のように生きるしかない幼い身障児の“生命”の重さを問い続けて感動を呼ぶ、著者の代表的な長篇傑作。
定価1,079円(本体981円)
捨て子ごっこ
永山 則夫 著
親に捨てられ、弟を捨てる――貧困におしつぶされつつも、力強く生きる北国の子どもたちの姿を、透明な抒情の中に刻みこみ、各紙誌で絶賛を浴びた表題作と「破流」を収めた作品集。
ハイウィロー村スケッチブック
高柳 佐知子 著
ハイウィロー村は夢がひろがるファンタスティックワールド! 風屋のロジャさん、夢想家ロビンさんなど、わたしアリゼがご紹介します。少女の目を通して描く人と自然の四季の物語。
日本文芸史【全8巻】
日本文芸史 第三巻 中世
第一部・平家物語の時代/第二部・中世の形而上学/第三部・王朝伝統の光と影/第四部・基層世界の奔流
定価7,700円(本体7,000円)
サラダ記念日
俵 万智 短歌
日常の何げない一瞬を新鮮な感性でとらえ、短歌1300年の伝統を鮮やかに刷新。与謝野晶子以来の革命的情熱歌人と、新聞、テレビ、週刊誌の話題をさらった驚異のミリオンセラー。
定価1,100円(本体1,000円)
北都物語
冷たく透きとおった北の都・札幌を舞台に、自由奔放で哀しく燃えた絵梨子の短かった愛のときを、あふれる抒情と繊細な筆致でえがいた感動の長篇恋愛小説。
日本迴国記 一宮巡歴
川村 二郎 著
北は陸奥から南は薩摩まで、六十六ヵ国二島の由緒深く、篤い信仰を集める第一位の神社である一宮(いちのみや)をひとつひとつ訪ね歩き、はるかな古代へ思いをはせる書き下ろし一宮めぐり。
定価1,987円(本体1,806円)
人間の零度、もしくは表現の脱近代
鈴木 貞美 著
戦後的理念・天皇制は、現代の表現に何をもたらしたか。「新青年」、戦後文学を再見しつつ、歪められた言説空間を逆照射し、人間の零度より位置付けられた、新世代による戦後=現代批判。