河出書房新社
河出の本を探す
3166件中 2941~2960件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
マスタードをお取りねがえますか? 男の料理コラム33
男は「味」そのものを談義しない。味をとりまく雰囲気、文化、人との関りが愉しくて料理にこだわる。料理写真家として世界を歩く著者が、各地の料理を「雰囲気」として語る。
定価1,320円(本体1,200円)
×品切・重版未定
冬の旅
死は密やかな尽しえぬ狂おしい隠された歓び――肉体における精神の死を通過して、ポエジーの冬の底から叫びを発する都市詩人の、猥雑にして気高い死への連梼。
定価2,750円(本体2,500円)
作家は行動する 文体について
江藤 淳 著
戦後批評に初めて文学原理論を構築し、吉本隆明「言語にとって美とはなにか」と並び、現代の言語・文体論の原点となった若き著者の代表作、待望の復刊! 巻末評論=川村湊
定価2,420円(本体2,200円)
河出女性ロマンシリーズ
花埋み
渡辺 淳一 著
自分の肉体にやけつく痛みに耐え、おなじ苦しみから女性を救おうと医学の道を志した日本初の女医・荻野吟子の苦難と哀切の生涯を描く著者初めての書き下ろし長篇。
定価1,324円(本体1,204円)
禁断叢書
密猟者
著者匿名
満員電車の片隅で、スポーツ・クラブの控室で、しのび寄る影の触手。ついに未踏の禁断の森に分け入り、陰花の情動をつぶさに描ききった衝撃のロマン。
定価2,296円(本体2,087円)
マンガ日本の古典
マンガ古事記 神話篇
遠い昔、宇宙のはじめ、数多くの神々が生まれ、日本の国が形づくられる――。古代人の限りなく豊穰な想像力が生み出した不滅の大古典を生き生きとマンガで再現する。
定価1,046円(本体951円)
暗い人 第1部
人間の自由な在りかたを求めて変転する魂の行方は――戦後文学の最前衛・井上光晴が文学的想像力の一切をかけて、「天皇の世紀」へ挑む渾身のライフワーク。
定価1,549円(本体1,408円)
本居宣長
宣長はそんなに偉かったのか?「田舎人のふところおやじ」と同時代人上田秋成が難じた言葉をきっかけに、「漢心」排斥論をぶつ宣長の実像を実寸にまで引き下す痛烈な批判論考。
定価2,200円(本体2,000円)
善知鳥
山本 昌代 著
古典を素材にして、語りのたくらみによって物語の妖しい戯れを紡ぎ出し、幽かな崩壊の予感にみちた未明の世界を現出させて新たな境地をきりひらいた傑作短篇集。
定価1,430円(本体1,300円)
近衛文麿
杉森 久英 著
五摂家筆頭華族の家に生まれた幼少年期からの人間形成と、太平洋戦争前夜の難局のなかで首相をつとめ、戦後、戦犯容疑での収監を拒んで自決した文人宰相の悲劇の生涯を描く伝記小説。
定価2,008円(本体1,825円)
砲火と山鳩
昭和14年から昭和20年にいたる7年間の、宮柊二から滝口英子にあてた愛の手紙200通を収録した書簡集。愛のゆらぎと戦争の黒い影が彷彿する。
定価2,860円(本体2,600円)
新文芸読本
女流短歌
河出書房新社編集部 編
歌留多あそびとして親しまれている百人一首の明治以来のすぐれた評釈のなかから一首につき一篇を収録。ほかエッセイ、論争などを併せて収録した百首鑑賞のための最上の手引書。
定価1,079円(本体981円)
ブロイラーは赤いほっぺ
「ガキデカ」で一世を風靡した奇才漫画家・山上たつひこが、日本人と風土のかかわりの滑稽さを描く初めての小説。ほかに風刺とエスプリをきかせた漫画つきエッセイを収録。
不思議の村のハロウィーン
高柳 佐知子 著
60年ぶりの満月のハロウィーンに魔女と出会ったアリゼ。魔女のホウキを借用して空を飛んだ。雲をぬけて、時をこえて――。優しいイラストも素敵な、ファンタジックな物語。
成熟と喪失 “母”の崩壊
「抱擁家族」「海辺の光景」「沈黙」など、時代を画した問題作を〈母の崩壊〉という座標軸で分析し、文芸批評から文明論的展開にいった、画期的な長篇評論。文学史に聳える名著!
定価1,656円(本体1,505円)
おじゃれ女八丈島
史実に残る吉原遊女・花鳥の島抜けの謎――粋な江戸の風俗、南の島の人情、そして八丈島流人の悲願に彩られた、超大型新人の奇想無類の長篇新時代ミステリー!
定価1,431円(本体1,301円)
暗い泉
ナイアードのように白く輝く肌をたどり、探りあてた、柔らかく放恣に開く禁じられた愛の泉。私の指を捉え緊めつける。いままた甦る、呪われた性の記檍。
闘争のエチカ
現在、《世界》はどう変わりつつあるのか。《歴史》と《生》を語りうる根拠とは。現代日本の代表的な二人の評論家が、現代世界の歴史と状況をラディカルに問いかける問題の書。
定価1,880円(本体1,709円)
実朝考 ホモ・レリギオーズスの文学
中野 孝次 著
帰属の場を何処に持つこともなく、動乱流転の中世を“中有的”に生きた孤高の詩心の軌跡を、現代に生きる人間の怨念の視点から浮彫りにする著者の思想の原点をなす記念碑的な長篇評論。
定価1,442円(本体1,311円)
時代に反逆する
右翼民族運動のニューリーダー野村秋介、三菱重工社長御曹司爆弾男の牧田吉明、一匹狼のジャーナリスト内藤国夫が腹蔵なく語る日本人のための日本文化論。