河出書房新社
河出の本を探す
3166件中 2961~2980件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
天山
阪田 寛夫 著
中央アジアに聳える天山、梶井基次郎が住んでいた家のあった大阪の吉野通り、イエス・キリストの墓がある東北の戸来など、土地土地にまつわる思い出を描く短篇小説集。
定価1,656円(本体1,505円)
×品切・重版未定
優雅で感傷的な日本野球
高橋 源一郎 著
“1985年、阪神タイガースは本当に優勝したのだろうか?”パロディーさえも超え、言葉と意味の彼方に新しいリリシズムの世界を切りひらく、ポップス文学の旗手がおくる待望の長篇。
定価1,431円(本体1,301円)
わたくしたちのサラダ記念日
「サラダ記念日」の熱い衝撃につき動かされて、20万首を超える作品が全国から寄せられた。その中から1400首ほどの作品を厳選して俵万智の序文を付した、現代の万葉集。
定価1,079円(本体981円)
サラダ記念日〈愛蔵版〉
俵 万智 短歌
短歌1300年の伝統を鮮やかに刷新して、与謝野晶子以来の革命的情熱歌人と、新聞、テレビ、週刊誌の話題をさらった驚異のミリオンセラー。ケース入り愛蔵版。
定価3,080円(本体2,800円)
風葬の教室
山田 詠美 著
私は杏。人生に似合わない子です――ゆえなきいじめに苦しむ少女による哀切にして残酷な復讐のレッスンの結末は? 人間の心理の暗部を鮮やかに描くセンセーショナルな野心作。
×品切
雷獣
立松 和平 著
苦心のトマトが完熟したその日、青年はなぜ子どもの首をしめたのか――土から離れぬものの苦悶と哀歓を通して生命の暗部を切り裂く、名作「遠雷」「春雷」に続く力作長篇。
定価1,324円(本体1,204円)
禁断叢書
遊び時間
著者匿名
聾の少年との夏の日の性行為から、言葉とエロスの淵を狂いゆく、若い女の放胆にして繊細な記述。一人の作家に託されて甦る、あざやかな危機の性文学。
定価2,296円(本体2,087円)
詩集 (1977~1988)
田村 隆一 著
「詩集1946?1976」に続く全詩集。〈収録詩集〉誤解/水半球/スコットランドの水車小屋/5分前/陽気な世紀末/奴隷の歓び/ワインレッドの夏至/毒杯
定価4,180円(本体3,800円)
驚愕の曠野
筒井 康隆 著
ファンタジーの終りから始まる終りなき夢の鎖。書物から書物への転生をめぐる恐怖と憧れ。純文学へのコペルニクス的展開がひらいた時空に描き出す異色の傑作。
定価865円(本体786円)
何日君再来物語
戦火に揺れる激動の1930年代に流行し、いまも日中両国の民衆に愛唱される名歌謡曲が秘めるミステリアスな謎と悲劇の運命とは? 8年の歳月をかけ追究したドキュメント文学の傑作!
定価1,987円(本体1,806円)
世界という背理
超越への欲望とその不可能。この困難な背理を自ら生きようとする気鋭の評論家が、小林と吉本の思想の道すじに、近代的思考を解体するための手がかりを見いだそうと試る評論集。
定価1,760円(本体1,600円)
四万十川 第1部 あつよしの夏
笹山 久三 著
大自然に生を学ぶ少年とその家族の貧しくも輝かしいひと夏――人間のきずなを力強く問い、みずみずしい感動を呼び続ける、感動の大河シリーズ。
定価1,313円(本体1,194円)
マネーゲーム
久間 十義 著
ようこそ、恐竜時代のユートピアへ――マネーの神をゆさぶり、マネーの洪水に箱舟を浮かべる衝撃のサイバーパンク。新しい小説世界に挑む大型新人のデビュー作。
定価1,388円(本体1,262円)
源氏物語(全一巻)
与謝野 晶子 訳
与謝野晶子の名現代語訳による全54帖を一巻に収めた夢の廉価普及版。巻末に綿密な注釈・解説を付す。高校・大学入学への座右の一冊として、原典への入門書として、贈物として最適!
定価2,649円(本体2,408円)
亜熱帯の涙
その島は人間の死に絶えた島であった。――ある南島の創生と滅亡、栄光と悲劇を豊饒な想像力と魔術的リアリズムで呼びさまし、神話的空間を現出させる、衝撃の長篇小説。
まちがい言葉 おかしい言葉
言葉は時代とともに移り変わるもの。とはいえ面妖な言葉や珍語・新造語の氾濫で世の中大混乱――劇作界の第一人が美しい日本語への感慨をこめて綴るユーモア溢れる言葉の博物誌。
定価1,667円(本体1,515円)
銀色夏生の本
月夜にひろった氷
銀色 夏生 著
言葉がこころのなかにしみとおってくる。銀色夏生の詩にはそんな力がある。“ポケットの中で星が揺れたので”とはじまる本書を、著者は星雲詩集と呼んでいる。
オイディプス燕返し!! 蓮と刀 青年編Ⅰ
橋本 治 著
同一人物の分裂にまつわる犯行の恐怖――父を殺し母と交わった青年の犯罪の真相やいかに。エディプス・コンプレックスの故郷ギリシャに深く分け入る奇才の神話解体論、その第一部。
定価1,650円(本体1,500円)
こわれもの
川西 蘭
砂の降り続く近未来都市で、不感症の娼婦キキと少年シンキが、時代遅れの戦車の復元に情熱を傾ける――。叙情的文体で、不毛な愛を、美しく謳い上げる異色作!
定価1,320円(本体1,200円)
苦楽利氏どうやら御満悦
悪しき文明の苦界に背を向け、比叡山に自然回復のユートピア建設を夢見る、懲りない中年男の切ない冒険――京都・滋賀の景観を背景に、芥川賞作家が初めて試みた諷刺ユーモア傑作!