河出書房新社
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日本文学
汝ふたたび故郷へ帰れず
飯嶋 和一 著
リングの向こうからあの島の波音がきこえる――青年ボクサーの絶望、そして再生のプロセスを、ハードな文体で叩きこむように描き出し、鮮烈な感動を呼ぶ秀作。
定価1,324円(本体1,204円)
×品切・重版未定
〈定本〉横光利一全集【全16巻・別巻1・補巻1】
(定本)横光利一全集 別巻1 月報集成
横光 利一 著
定価5,500円(本体5,000円)
歌を詠みはじめた頃
生涯の師窪田空穂、生涯の友尾崎一雄らに導かれ、短歌に賭けた青春時代から60年余の歳月を縦横に活写した孤高の歌人の貴重な回想文学の秀作。
定価3,850円(本体3,500円)
フェノロサ 「日本美術の恩人」の影の部分
保坂 清 著
近隣進出を目指す明治日本にとって、フェノロサの説く弱肉強食を是とする社会進化論は絶好の理論であった――。日本美術の売買で巨万の利益を得た彼が、いまなお顕彰される謎を追う。
定価1,783円(本体1,621円)
ことばの古代生活誌
古代のことばを古代人のように聴き、感じることを通して、記紀万葉をはじめとする古代文学の中に息づく「やまことば」に日本語の祖型を探して、古代の生活スタイルと意識を撃つ試み。
定価2,221円(本体2,019円)
桃尻語訳 枕草子 中
橋本 治 著
「春って曙よ!」古典の代表的作品を現代女子高生の言葉に翻訳してしまった鬼才の革命的仕事。難しい古典がこんなにわかりやすく面白く読めるとは。学校のサブテキストにも最適。
定価1,388円(本体1,262円)
感情教育
映画に文学にそして現代思想に独得の切り口で語る著者が、東京・ニューヨーク、ソウルを股に描くおしゃれなプライベート・エッセイ集。軽妙な語りの中にも微量の毒が。
定価2,200円(本体2,000円)
非在の海 三島由紀夫と戦後社会のニヒリズム
三島由紀夫にとって戦後とは、天皇とは、何であったのか――その文学と生の軌跡に、戦後市民社会のニヒリズムの行方を透視する、気鋭の思想家による渾身の長篇評論。
定価2,424円(本体2,204円)
或る過程
小川 国夫 著
大井川の陽光の下に育まれた幼年時代、文学に志しフランスに遊学した青春、そして「青銅時代」まで、清冽にして孤独な詩心がたどる魂の遍歴を昭和という時代を背景に描く。
定価1,430円(本体1,300円)
文藝時評
川村 二郎 著
文学の変容は時代の変貌をいかにうつしたか――「文藝」誌上に連載の文芸時評十年分を集成し、現代文学に燦然たる金字塔をうちたてた記念碑的大著。
定価6,408円(本体5,825円)
Fの残響
渡辺 十絲子 著
美しく季節に君臨するためにわたしは来た時代の薄明に対峙するあえかな言語の閃光。80年代詩に訣別し、来たるべき詩への扉をひらく大型新人による注目の処女詩集。
定価2,640円(本体2,400円)
アーモ
心の奥に優しく響くファンタジーから、さわやかな香りをはこぶエッセイまで、感性のキラメキをみせる注目のデビュー作品集。アーモはイタリア語で愛するの意味。
定価1,320円(本体1,200円)
禁止空間
増田 みず子 著
マンションの壁の内に映し出された現代人の聖域――求める愛は外部との隔絶にしか存在しないのか? 現代女流文学の最先端をいく著者による長篇小説。
温泉旅日記
日本の名湯秘湯は言うに及ばず、イタリア、ドイツ、オーストリアにまで足をのばし、温泉の魅力、面白さ、不思議さ、おかしさ、やさしさ、おおらかさを語りあかした、味わい深い温泉紀行。
定価1,976円(本体1,796円)
妻たちの輪舞
セックスに潔癖すぎる妻と、妻を愛しながら充足を得られず浮気に走る夫――この夫婦が愛と性の全き充実を得るのはいかにして可能か。現代の夫婦のあり方を問う長篇小説。
定価1,760円(本体1,600円)
パパは塾長さん 父と子の中学受験
次男は小学校五年生。突如息子の将来を案じ始めた父親は受験問題に取り組み始める――ハウツー情報をも盛り込んだ感動的な父と子の奮闘物語!
定価1,079円(本体981円)
これは日本語か
D・ラガナ 著
日本人の皆さん、あなたの日本語は正しいですか?大学生へのアンケートをもとに現代日本語文法と国語教育の課題を、愛惜こめて提起。国際化時代におくる本格的日本語論!
定価1,762円(本体1,602円)
マスタードをお取りねがえますか? 男の料理コラム33
男は「味」そのものを談義しない。味をとりまく雰囲気、文化、人との関りが愉しくて料理にこだわる。料理写真家として世界を歩く著者が、各地の料理を「雰囲気」として語る。
冬の旅
死は密やかな尽しえぬ狂おしい隠された歓び――肉体における精神の死を通過して、ポエジーの冬の底から叫びを発する都市詩人の、猥雑にして気高い死への連梼。
定価2,750円(本体2,500円)
作家は行動する 文体について
江藤 淳 著
戦後批評に初めて文学原理論を構築し、吉本隆明「言語にとって美とはなにか」と並び、現代の言語・文体論の原点となった若き著者の代表作、待望の復刊! 巻末評論=川村湊
定価2,420円(本体2,200円)