河出書房新社
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日本文学
新文芸読本
女流短歌
河出書房新社編集部 編
歌留多あそびとして親しまれている百人一首の明治以来のすぐれた評釈のなかから一首につき一篇を収録。ほかエッセイ、論争などを併せて収録した百首鑑賞のための最上の手引書。
定価1,079円(本体981円)
×品切・重版未定
ブロイラーは赤いほっぺ
「ガキデカ」で一世を風靡した奇才漫画家・山上たつひこが、日本人と風土のかかわりの滑稽さを描く初めての小説。ほかに風刺とエスプリをきかせた漫画つきエッセイを収録。
定価1,320円(本体1,200円)
不思議の村のハロウィーン
高柳 佐知子 著
60年ぶりの満月のハロウィーンに魔女と出会ったアリゼ。魔女のホウキを借用して空を飛んだ。雲をぬけて、時をこえて――。優しいイラストも素敵な、ファンタジックな物語。
成熟と喪失 “母”の崩壊
江藤 淳 著
「抱擁家族」「海辺の光景」「沈黙」など、時代を画した問題作を〈母の崩壊〉という座標軸で分析し、文芸批評から文明論的展開にいった、画期的な長篇評論。文学史に聳える名著!
定価1,656円(本体1,505円)
おじゃれ女八丈島
史実に残る吉原遊女・花鳥の島抜けの謎――粋な江戸の風俗、南の島の人情、そして八丈島流人の悲願に彩られた、超大型新人の奇想無類の長篇新時代ミステリー!
定価1,431円(本体1,301円)
禁断叢書
暗い泉
著者匿名
ナイアードのように白く輝く肌をたどり、探りあてた、柔らかく放恣に開く禁じられた愛の泉。私の指を捉え緊めつける。いままた甦る、呪われた性の記檍。
定価2,296円(本体2,087円)
闘争のエチカ
現在、《世界》はどう変わりつつあるのか。《歴史》と《生》を語りうる根拠とは。現代日本の代表的な二人の評論家が、現代世界の歴史と状況をラディカルに問いかける問題の書。
定価1,880円(本体1,709円)
実朝考 ホモ・レリギオーズスの文学
中野 孝次 著
帰属の場を何処に持つこともなく、動乱流転の中世を“中有的”に生きた孤高の詩心の軌跡を、現代に生きる人間の怨念の視点から浮彫りにする著者の思想の原点をなす記念碑的な長篇評論。
定価1,442円(本体1,311円)
時代に反逆する
右翼民族運動のニューリーダー野村秋介、三菱重工社長御曹司爆弾男の牧田吉明、一匹狼のジャーナリスト内藤国夫が腹蔵なく語る日本人のための日本文化論。
定価2,420円(本体2,200円)
天山
阪田 寛夫 著
中央アジアに聳える天山、梶井基次郎が住んでいた家のあった大阪の吉野通り、イエス・キリストの墓がある東北の戸来など、土地土地にまつわる思い出を描く短篇小説集。
優雅で感傷的な日本野球
高橋 源一郎 著
“1985年、阪神タイガースは本当に優勝したのだろうか?”パロディーさえも超え、言葉と意味の彼方に新しいリリシズムの世界を切りひらく、ポップス文学の旗手がおくる待望の長篇。
わたくしたちのサラダ記念日
「サラダ記念日」の熱い衝撃につき動かされて、20万首を超える作品が全国から寄せられた。その中から1400首ほどの作品を厳選して俵万智の序文を付した、現代の万葉集。
サラダ記念日〈愛蔵版〉
俵 万智 短歌
短歌1300年の伝統を鮮やかに刷新して、与謝野晶子以来の革命的情熱歌人と、新聞、テレビ、週刊誌の話題をさらった驚異のミリオンセラー。ケース入り愛蔵版。
定価3,080円(本体2,800円)
風葬の教室
山田 詠美 著
私は杏。人生に似合わない子です――ゆえなきいじめに苦しむ少女による哀切にして残酷な復讐のレッスンの結末は? 人間の心理の暗部を鮮やかに描くセンセーショナルな野心作。
×品切
雷獣
立松 和平 著
苦心のトマトが完熟したその日、青年はなぜ子どもの首をしめたのか――土から離れぬものの苦悶と哀歓を通して生命の暗部を切り裂く、名作「遠雷」「春雷」に続く力作長篇。
定価1,324円(本体1,204円)
遊び時間
聾の少年との夏の日の性行為から、言葉とエロスの淵を狂いゆく、若い女の放胆にして繊細な記述。一人の作家に託されて甦る、あざやかな危機の性文学。
詩集 (1977~1988)
田村 隆一 著
「詩集1946?1976」に続く全詩集。〈収録詩集〉誤解/水半球/スコットランドの水車小屋/5分前/陽気な世紀末/奴隷の歓び/ワインレッドの夏至/毒杯
定価4,180円(本体3,800円)
驚愕の曠野
筒井 康隆 著
ファンタジーの終りから始まる終りなき夢の鎖。書物から書物への転生をめぐる恐怖と憧れ。純文学へのコペルニクス的展開がひらいた時空に描き出す異色の傑作。
定価865円(本体786円)
何日君再来物語
戦火に揺れる激動の1930年代に流行し、いまも日中両国の民衆に愛唱される名歌謡曲が秘めるミステリアスな謎と悲劇の運命とは? 8年の歳月をかけ追究したドキュメント文学の傑作!
定価1,987円(本体1,806円)
世界という背理
超越への欲望とその不可能。この困難な背理を自ら生きようとする気鋭の評論家が、小林と吉本の思想の道すじに、近代的思考を解体するための手がかりを見いだそうと試る評論集。
定価1,760円(本体1,600円)