河出書房新社
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日本文学
江戸戯作文庫
鬼児島名誉仇討
滑稽本の名手によるめずらしい合巻の復刻。圧倒的に奇抜な劇画的絵組みの巧みさで、文化年間流行となった読本に対抗し評判をとった八巻四十丁を収録。
定価3,300円(本体3,000円)
×品切・重版未定
銀色夏生の本
黄昏国
銀色 夏生 著
少年の、そして少女の日の、水色のかなしみのようなもの――。“僕は鈴をならす”“七夕こまり”“ピンチくんのうっかり”など、作詞界の妖精がやさしく奏でる書き下ろし愛の詞画集。
定価1,079円(本体981円)
命
三田 誠広 著
ここはどこだろう。私は何をしているのか――遠くて近い人生の風景が私の目の前を通り過ぎて行く――この世に生きて在ることの意味を問いかける純文学の新たな輝き。感動の連作小説。
定価1,442円(本体1,311円)
家の匂い
増田 みず子 著
十八歳で家をとび出し、いま中年にさしかかった女が、自分の生れた古い宿場町を訪ね、父祖の墓を探し、憑かれたように先祖調べに熱中する――自己のルーツを求める会心の小説集。
定価1,430円(本体1,300円)
朧月猫の草紙
猫が美しいキモノを着て恋をする。奇想天外なこの本は、江戸にネコブームを引き起こしたが、天保の改革によって禁書となった。150年ぶりの、お目みえ!
定価2,776円(本体2,524円)
さくら日記
大学受験を目指す高校三年生文子の一年間の生活を、名古屋弁を駆使し、ユーモアと苦味を織りまぜて生き生きと描く、「1980アイコ十六歳」につづく書き下ろし青春小説。
定価968円(本体880円)
座敷芸忠臣蔵
ものまねブームにわく江戸。「忠臣蔵」のパロディが続々出版された。全篇を馬づくしで描く「仮多綱忠臣鞍」、謎絵解きの「御慰忠臣蔵の攷」を復刻。
詩集大戦序曲
橋本 治
奇才、異端児といわれる著者が詩人になってやると三日で書き上げたスーパー詩集。日本語の音のリズムを生き生きと表現、わかりやすく、かつ難解かつダイナミックな詩人誕生!
定価4,400円(本体4,000円)
She’s Rain
平中 悠一 著
1983年、僕とレイコと“ストリート・キッズ”達のもどかしくもキラキラした17歳の夏――80年代ティーン・エイジのピュアな感性に新世代を予感させる。映画化。
幻想の未来
岸田 秀 著
日本近代における「近代的自我」の確立は不可能な企てであった。その幻想を追究してきた日本の病いを鋭利に分析した待望の力作。近代日本とは何かを問うた岸田心理学代の代表的エッセイ。
定価1,324円(本体1,204円)
現代口語狂室
渡部 直己 著
スタジオ・ボイス誌上に大好評連載! ポスト・ニューアカデミズムはこれだ。古館伊知郎、田中角栄、三浦和義――ポップヒーローたちの言説を笑いをもって批評するポップ記号論。
定価1,320円(本体1,200円)
方言修行 金草鞋 2
(東海道篇) 新趣向の道中記、東海道名所めぐり三十丁。一九自筆の下絵を添付して、狂歌と駄洒落はいよいよ冴えわたる。膝栗毛につづく江戸のベストセラー登場!
定価2,200円(本体2,000円)
わんちゃ利兵衛の旅
神崎 宣武 著
大黒屋一家の盃を受けて利兵衛の旅は始まった。巧みな口上で茶碗を売る――このしたたかな芸で世間を渡っていったあるテキヤの生涯を追い、その社会の実像に迫る。
定価1,650円(本体1,500円)
腹筋逢夢石
江戸人の遊び心に大喝采の一冊。鳥獣魚虫の身振りやものまねをしながら人間批評をしてみせる趣向。声色ものまねを「おうむせき」という。この本のおかげで江戸もものまねブームがおこった。
新しい書き手はどこにいるか
“くっ、くっ、――コピーライターなんぞに負けてたまるか”――ブンガクが絶望的な危機に瀕しているいま、文学の可能性を求めて八方破れに書き綴ったウルトラ過激な現代小説読本!
自由と禁忌
江藤 淳 著
現代文学を呪縛する戦後日本の精神的禁忌を、最新の問題作への大胆な追究を通して明らかにし、文芸の未来に賭ける渾身の大作。名著「成熟と喪失」以来17年、待望久しい本格長篇評論。
白秋・迢空
宮 柊二 著
近代短歌史の浪漫主義の系譜に立つ北原白秋と釈迢空――白秋に師事し、迢空に私淑した著者が、二人の偉大な歌人の〈人と作品〉について深い敬愛の念をこめて論じた評論集。
エンパイア・ステート・ビル解体
D・マコーレイ 著 中江 昌彦 訳
アメリカ帝国のシンボル的建造物をアラブの石油国が買い取ってしまった。痛烈なジョークを建築工学的な解体作業工程に託して美しいペン画で図解しつつ絵本にした傑作。
静かな午後
辻井 喬 著
敗戦直後に青春期を迎え、今それぞれに会社の管理者の地位にいる世代が、ふと振り返るあの懐かしくも煌めいていた叛逆の日々。平林賞受賞作家が痛切な思いをこめて描く作品集。
傾城水滸伝 1
(初篇) 売れに売れて板木がつぶれてしまったという江戸時代空前の超ベストセラー。古典の「水滸伝」を下敷にヒーローを女に置きかえた奇想天外な物語。江戸にオテンバ娘が増えたという。