河出書房新社
河出の本を探す
3166件中 2901~2920件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
文学の現在
江藤 淳 著
中上健次、富岡多恵子、川村湊、吉本隆明――当代を代表する作家・文学者を迎え、日本文学の今日的状況を縦横かつラディカルに論じる連続対談集。
定価1,815円(本体1,650円)
×品切・重版未定
魔法の杖
俵 万智 著
ミリオンセラー『サラダ記念日』の俵万智が、短歌の師、佐佐木幸綱をはじめ吉永小百合、田辺聖子、井上ひさし氏等と短歌、日本語などをめぐって語りあう対談集。
定価1,282円(本体1,165円)
都市叙景断章
記憶を失った青年の脳裡にうかぶ三つの風景――夜明けの街に連合赤軍事件を鮮烈に甦えらせながら、時代と死者へのレクイエムを奏でる異才の衝撃的中篇。
定価1,495円(本体1,359円)
河出女性ロマンシリーズ
貝紫幻想
幻の染料「貝紫」の神秘に魅せられた男と女が、血の繋りの根の深さに苦しみつつたどる禁忌の愛――京都と鎌倉を舞台に、深い陰翳と妖しい香気をたたえて繰り展げられるロマンの世界。
定価1,708円(本体1,553円)
性の幻想
戦中の少女期、原爆投下直後の広島で見たもの、十余年のアラスカ・米国生活――。女と男、漱石、老子、自然、神話、昭和、文学体験などを吉本隆明、江藤淳、川村二郎らに語る。
定価1,923円(本体1,748円)
躓きとしての文学 漱石『明暗』論
漱石の小説は細部に至るまで考えぬかれた象徴・記号操作によって描かれていた! さり気なく道を横ぎる犬とは何か。全く新しい視点から描かれた新進気鋭の新漱石論。
定価2,350円(本体2,136円)
惑星の午後に吹く風
三木 卓 著
「過去の世界から復活した奇跡の女」を軸に、未来世界に織り成される哀憐の人間模様。著者初のSF的手法を駆使して永劫に回帰する輪廻の生を描く会心の力作。
定価1,388円(本体1,262円)
天のある人 二十三の物語
見なれた、なにげない風景のなかから、人間の奥深い世界がほのみえてくる――。さまざまなジャンルで活躍する“ことばの錬金術師”池内紀がはじめて世に問う小説集。
慶応ボーイ
ふるき良き三田の丘の青春が戦争の暗雲に覆われて行く頃――人間の意外性と日常生活の陥穽を描き続ける文芸ミステリーの巨匠が、自伝的光景を交えて編んだ魅力の短篇集!
評伝 梶井基次郎
大谷 晃一 著
実地に調べ抜いた精細な事実と発見を積み重ね、作家の個性の秘密を“生身の人間”のうちに浮き彫りにする長篇評伝。親愛をこめて生との凄愴な戦いを探り、青春文学の永遠性を追跡した名著。
リアリズムの源流
日本近代のリアリズム思潮とは何であったか? 子規・虚子のホトトギス派から説き起こし、明治から戦後までを画した作家15名を再検証する待望の作家論文学史。
定価2,883円(本体2,621円)
禁断叢書
逆光の部屋
著者匿名
身の毛もよだつ醜怪な男にとじこめられた部屋でありとあらゆる辱しめを受けた少女は、逆光のなか、さんさんと降り注ぐ黄金の雨に打たれて裸身を震わす。
定価2,296円(本体2,087円)
晴浴雨浴日記
種村 季弘 著
転居すること数十回。気がつけば目と鼻の先が温泉地。かくて毎日が入浴日というケッコーな日々が始まった――。お湯の中にも風刺が光る、温泉と旅のエッセイ集。
定価2,756円(本体2,505円)
デンデラ野
山本 昌代 著
団地の次男一家に寄生する老婆の奇行を通して明るい世紀末の空虚を謳う「デンデラ野」の他、芥川賞候補作「豚神祀り」「春のたより」を収録して、著者の新しい世界をしめした秀作集。
定価1,431円(本体1,301円)
そこのみにて光輝く
北の港街、全てを失った青年が出会った廃屋の女――苛立ちと誇りにゆれる青春の陰画を季節の頽廃に映し出す、ハードなリリシズムにみちた、天折した伝説の作家がのこした代表作。
定価1,773円(本体1,612円)
雨が降る靴
人はこれほどまでに孤独になれるのか。理想の女性レイさんの心の奥をかいま見た時私は思った。同時代感覚あふれる言葉で描かれ多くの読者の支持を得た注目の青春小説。
定価1,324円(本体1,204円)
蘆火野
日本の夜明けを告げる明治維新と革命の歌声響くパリ・コミューン。コック修業にはげむ若い日本人男女が潜り抜ける二つの動乱、世界史を結ぶロマン!
アメン父
牧師でありながら宗派や教義を否定し、十字架の上に自己の意識を引き上げることで、神の臨在を感じた父。その生涯を、ひそやかな敬愛をこめながら飄々と綴りゆく――。
石狩平野 上
明治・大正・昭和・そして戦争‥‥近代日本百年の怒濤に耐え、北海道の大地の娘・鶴代がつらぬく一筋の愛と苦難の生涯を描く感動の大河ロマン!
石狩平野 下