河出書房新社
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日本文学
江戸戯作文庫
作者胎内十月図
流行作家の内幕ものが江戸時代にもあったという珍しい一冊。草双紙、滑稽本はどのように作られたのか。作者自身が登場し、執筆の手順、出版流通の実態が今でも同じで笑いを誘う。
定価3,300円(本体3,000円)
×品切・重版未定
無縁塚
妻と二人の子供と20年ぶりに訪れた故郷。ようやく出会った昔の隣人たちと、言葉少なに語られる思い出。極北の原野に眠り生きる死者生者を、緊張した文体で描く、短篇作品集。
定価1,430円(本体1,300円)
河出女性ロマンシリーズ
リラ冷えの街
渡辺 淳一 著
札幌の四季の移ろいに彩られて育ち、サロベツ川北原野の泥炭地に埋められた愛の形見――うす紫色のリラの花さく北国に、現代の愛のはげしさとむなしさを描く長篇。
定価1,079円(本体981円)
和魂洋才の系譜
平川 祐弘 著
日本と西欧の文明が微妙に交錯する過渡期・明治を背景に、その生涯と密接に絡んで発展した森鴎外の精神の軌跡――該博な知識と豊富な資料で考察する鴎外とその周辺の文化論。
定価2,990円(本体2,718円)
聖なる夜 聖なる穴
今、さまよえる謝花昇の魂がよみがえり、青年を反逆の闇へといざなう――沖縄の近現代を貫く悲劇と、それに抗うものの運命をポリフォニックに描き出して、深い感動を呼ぶ秀作。
埴谷雄高作品集【全15巻・別巻1】
埴谷雄高作品集 セット
埴谷 雄高 著
戦後日本を根底から見据えた稀有の文学・思想家、埴谷雄高の自選作品集。
定価86,570円(本体78,700円)
ドストエフスキイ論集
定価5,280円(本体4,800円)
パリ行最終便
かつて別れた男との異国の街での再会。揺れ動く女の心のなかをアムスの白い霧が通りすぎる。寂寞とした「性」の風景の中に「女」を描く、「背を見せた女」ほか5篇を併録。
ある中国残留孤児の場合
中野 孝次 著
訪日団に加わりはじめて祖国の土を踏んだ残留孤児が、戦後四十年を経てようやく発見した真実の祖国とは、親とは。――残留孤児の肉親探しにまつわる表題作を含む最新の小説集。
世阿弥の後姿
世阿弥の美学「花」とは何か? 観客と芸能者との相克を論じ、同時代人として世阿弥の生きる姿勢を追求する新解釈論考。
定価2,200円(本体2,000円)
盛り場のフォークロア
神崎 宣武 著
湯島天神下で40年間行商を続けた一老婆の眼を通して描く盛り場の移り変わり。焼け跡から花柳界へ、そして飲み屋・スナックの街へ。盛り場の生態を考察した都市民俗学の野心的試み。
定価1,650円(本体1,500円)
蝶々の纏足
山田 詠美 著
少女から女へと変態をとげる悪意ある蝶たちの青春。好奇心ではなく欲望を、少年ではなく男を愛することで、美しい女友達の枷から逃がれ、性のぬめりに研ぎ澄まされた感覚を描く異色作。
×品切
勝利投手
高校球界に突如登場した天才投手は少女、それも名監督国政の娘だった。やがて彼女は星野監督率いる中日に入団して父と対決へ――痛快無比の野球小説。
銀色夏生の本
サリサリくん
銀色 夏生 著
サリサリくんはかわいいのんきもの。おなじクラスのスイムくんと海へいきました――。2人のかもし出すとってもしあわせな気分が、見る人をホッとさせる人気絵本。
定価1,431円(本体1,301円)
ふたつの太陽
立松 和平 著
江戸末期、下野国宇都宮を舞台に、戦さに巻き込まれた農民、猟師、宿場女郎たちの、集団陶酔のエネルギーと狂気を描く短篇連作歴史小説。
日本文芸史【全8巻】
日本文芸史 第二巻 古代 2
第一部・古代文学の革新/第二部・源氏物語の時代/第三部・源氏物語以後/第四部・乱世にむかう貴族と民衆
定価7,700円(本体7,000円)
フェアリーガール
堀田 あけみ 著
片想い? それとも両想い? 恋する少女のひと夏の経験。少女から大人へ飛躍しようとする青春の一ページを描く、「アイコ十六歳」「さくら日記」につづく青春小説Part3。
定価1,078円(本体980円)
Early Autumn
平中 悠一 著
あわい秋の気配にゆれる僕とレイコ、16歳の出会いを描いた“She's Rain”のプレ・ストーリー。新感覚世代の旗手による、お洒落で真剣なラヴ・ストーリー。
印度の誘惑
印度古来の性戯に熟達した妙齢の美女を間に、中年の新聞記者と老ヒッピーが織りなす性と聖をめぐるめくるめく絢爛の物語。死生の神秘に迫る久々の本格小説。
明月記抄
中世の歴史記録として、また文学作品として高い価値を持つ定家の漢文日記「明月記」の厖大な記事の中から重要部分を選び、訓読して、懇切な頭注を付した読みやすいエッセンス。
定価6,600円(本体6,000円)