河出書房新社
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日本文学
秩父コミューン伝説 山影に消えた困民党
松本 健一 著
明治の国家を震撼させた武装革命=事件は秩父の農民一人一人にとって一体なんであったのか。日本近代化の必然を問うた民衆の深層心理を捉えつつ解いた秩父事件の全貌!
定価1,320円(本体1,200円)
×品切・重版未定
格闘する理性
長谷川 宏 著
ヘーゲルの理性、ニーチェの懐疑、キルケゴールの孤独──流行の言説に対する違和ないし疑念をもって、この3人の思想家のうちに、近代とはなにかを問い直す、画期的評論集。
定価1,987円(本体1,806円)
ジェシーの背骨
山田 詠美 著
女と男と少年の、残酷で優しいトライアングル・ラブ・ストーリー。ジェラシーの果てに現れる、透明な愛の空間! 各紙文芸時評・書評等で絶賛された著者の第3作。
定価1,175円(本体1,068円)
×品切
子午線の祀り 〈新装版〉
木下 順二 著
壇の浦の一大海戦の時は迫る。宇宙の運行の下、天に引かれた子午線を翔け抜けて行った源氏と平家の武者たち――永遠の空間に屹立する人間像を描く絶賛の戯曲!
藤原定家全歌集 上 訳注
和歌史に輝かしい光芒を放つ藤原定家――その妖艶かつ凛冽たる和歌四千余首のすべてに精確な口語訳・注釈をほどこ施した初の全訳注! 和歌索引付き。
定価10,145円(本体9,223円)
藤原定家全歌集 下 訳注
定価11,000円(本体10,000円)
江戸戯作文庫
傾城水滸伝 2
108人の女豪傑を創り出し、第二回配本は翌年正月に刊行されたがこれもたちまち売り切れた。絵は豊国が初編刊行後亡くなったので門下の国安が交替、12編まで描いている。
定価3,300円(本体3,000円)
銀色夏生の本
無辺世界
銀色 夏生 著
私が愛するだれかへ、私を愛するだれかへ、透明な心が感じる悲しみと喜びを――。精神界の吟遊詩人・銀色夏生が『黄昏国』に続いて贈る言葉と絵のファンタスティック・ワールド。
定価1,431円(本体1,301円)
含羞の人 私の太宰治
三十八歳の若さで自裁した天才作家太宰治。著者の青春における神のごとき存在としての太宰治に対する傾倒と出逢いを、含羞の思いをこめて描出した評伝風小説。
定価1,794円(本体1,631円)
日本文芸史【全8巻】
日本文芸史 第一巻 古代 1
第一部・文芸の発生/第二部・歌の定立と周辺/第三部・神話・伝承の世界と歴史/第四部・オキナワとアイヌの文芸
定価7,480円(本体6,800円)
西洋の詩 東洋の詩
平川 祐弘 著
西洋の詩と東洋の詩が相会うところは、東西の文化が互いに相結ぶところである。その出会いの秘密と不思議を、テクストに密着して具体的かつ緻密に論じた注目のエッセー集。
定価1,980円(本体1,800円)
指の戯れ
愛するがために別れ、愛するがために傷つける女と男の哀しい心の屈曲を、鮮烈なイメージと端麗な文体で描き切り、文藝賞受賞作「ベッドタイムアイズ」を超える新境地を拓く。
定価968円(本体880円)
陽水の快楽
「井上陽水論」井上陽水の音楽を独立した作品世界として読み、「本当の世界」への欲望が実存的な世界の中でどう変質するかを、在日二世としての自らの体験とともに描く画期的長篇評論。
サヴォイ・オペラ
「ミカド」でおなじみのロンドン生まれのコミックオペラ。またの名をギルバート・サリヴァンオペラ。我国でも往年の浅草で大当りをとった喜歌劇――その成りたちとたのしさを再現。
定価2,200円(本体2,000円)
BUNGEI CRITIQUE
現代思想の饗宴
文藝編集部 編
現代日本の代表的思想家20数名による現代思想の俯瞰図。柄谷行人、大森荘蔵、廣松渉、丸山圭三郎、上野千鶴子、渡辺格、橋爪大三郎、鎌田東二、中沢新一、今村仁司、竹田青嗣、吉本隆明他
定価1,078円(本体980円)
童謡でてこい
阪田 寛夫 著
「赤とんぼ」「ぞうさん」など、誰もが知っている童謡のたのしさの秘密をときあかし童謡の成り立ちと歴史を、作詞者・作曲者の苦心やエピソードを豊富におりまぜてわかりやすく綴る。
定価1,656円(本体1,505円)
北一輝伝説 その死のあとに
二・二六事件に理論的な影響をあたえたとされ、刑死した思想家北一輝。国家改造の情熱に殉じた彼の晩年及び死後にスポットをあて、成らざりし“革命”の原質を鋭く考察。
定価1,335円(本体1,214円)
ベッドタイムアイズ
肉の歓びが魂の愛に変わるとき、突然訪れた黒人の恋人との永遠の別れ。新鮮な言語感覚で生きる哀しみをしみじみと綴り、選考委員の絶賛を浴びた話題作。
定価971円(本体883円)
歳月 ある軍人の生涯
南條 範夫
満州事変から第二次大戦へ――激しく揺れ動く参謀本部内部の確執を克明に叙しながら、典型的な一軍人と自由奔放な女の運命的な愛の彷徨を描く書き下ろし長篇小説。
定価1,650円(本体1,500円)
月山抄
森 敦 著
これはわたしの遍歴である(森敦)――宇宙空間への深い思念を通して、現在・過去・未来、死と生の境界を自在に経巡り、月山に到る比類ない遍歴の碑。名作「月山」解読の書。