河出書房新社
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日本文学
ヘミングウェイの酒
オキ・シロー 著
酒にまつわるおしゃれで悲しいエッセイを書かせたら、右に出る者がいないオキ・シローが、ヘミングウェイをテーマに書き上げた、深くてほろにがい究極のカクテル・ストーリー。
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
歴史を記録する
吉村 昭 著
桜田門外3月3日、緋々として降る雪は何時に止んだのか。尊王攘夷論は、水戸藩領鹿島灘の長い海岸線から生まれた。高野長英必死の逃亡経路は? 徹底した史料・現地調査の証言。
カツラ美容室別室
山崎 ナオコーラ 著
こんな感じは、恋の始まりに似ている。しかし、きっと、実際は違う――カツラをかぶる店長・桂孝蔵の美容院で出会った、淳之介とエリ、梅田さんたちの交流の行方は? 第138回芥川賞候補作。
定価1,320円(本体1,200円)
本の背表紙
長谷川 郁夫 著
文芸編集者・出版人としての30年間、文学が生まれる瞬間に立ち会い、親しくその息吹に接した今は亡き作家たちの忘れがたい言葉を、四季の移ろいを丹念に辿ることで鮮やかに甦らせる。
定価2,640円(本体2,400円)
肝心の子供
磯崎 憲一郎 著
ブッダ、束縛という名の息子ラーフラ、孫のティッサ・メッテイヤ。人間ブッダから始まる3世代を描く新しい才能。「身体性を持ったボルヘス」(保坂和志氏)、他選考委員絶賛!
定価1,100円(本体1,000円)
青色讃歌
丹下 健太 著
日の出はまだで、すべてが青色に包まれていた。同棲する彼女の収入で暮らす高橋の、猫探しと仕事探しの日々。「読ませる、笑わせる、唸らせる」藤沢周氏他選考委員絶賛の文藝賞受賞作。
愛別離
山口 瞳 著
『父の晩年』(小社既刊)に続く、単行本未収録小説集。表題作は戦後直後に発表された処女作で、「三人姉妹」は、戦後間もなくの同人誌にだけ掲載されたもの。
定価2,200円(本体2,000円)
小説尾形亀之助 窮死詩人伝
正津 勉 著
宮城の富裕な造酒屋に生まれ、放蕩無頼な前衛詩人としてさまざまな文芸・芸術潮流を経て、自己を徹底的に突き放した窮極の詩を書き、第二次大戦直前に窮死した詩人の生涯を初めて小説に。
定価2,420円(本体2,200円)
恋するジュエリ スターが愛した宝石たち
岩田 裕子 著
『ティファニーで朝食を』のオードリーから、『ぼんち』の若尾文子まで、名画に登場するヒロインや女優たちが愛した宝石にまつわるストーリー&エピソードを語るエッセイ。図版多数収録。
定価1,650円(本体1,500円)
心中抄
藤沢 周 著
その女の肌は雪の匂いがした……昭和の新潟。幼い私を可愛がってくれた芸者・雪乃の面影。女と2人、闇の中の黒い橋を渡る時、少年の日の記憶が甦る。清冽な官能に迫る著者の原点。
定価1,540円(本体1,400円)
×品切
天眼 光秀風水綺譚
戸矢 学 著
明智光秀は、渡来人阿智使主を始祖とする東漢氏の末裔で、風水術で築城・都市計画をよくする陰陽師でもあった。天皇を中心とする国造りを求めて転変する、光秀変成の長篇書き下ろし小説!
まさかさかさま 動物回文集
石津 ちひろ 著 長 新太 絵
きりんねていてねんりき――前から読んでも後から読んでもオ・ナ・ジ。ユーモアとエスプリに満ち満ちた回文に長さんの絵がおもいっきり楽しい。坂田おさむさん、中島らもさんが推薦する本。
○在庫あり
ひろはまかずとしグリーティングブック・シリーズ
ほっとひと息 元気になあれ
ひろはま かずとし 著
「そろそろ冷たい風が吹いてきますよ。暖かいものでも飲んで、ひと息ついてください」そんな気持ちで綴ったやすらぎとはげましの言の葉を集めて一冊にしました。
被告人、前へ。 法廷で初めて話せることもある
阿曽山大噴火 著
報道と冒頭陳述はかくも異なるものなのか。ニセ有栖川宮、監禁王子、カリスマシェフなど、世間を騒がせた事件の被告人たちが語る驚きの真相。裁判傍聴の醍醐味を堪能できる待望の一冊。
山手線内回り
柳 美里 著
山手線で女は、死に場所を探していた――自分の生に意味を見出せず、死の改札をくぐる人々。柳美里が自らの「原点」である「自殺」というテーマに立ち戻り描いた傑作!
定価1,980円(本体1,800円)
水漬く魂 第五部 黒に燃える
小嵐 九八郎 著
主人公のもとに長く過激派の非合法活動家として潜行していた親友からの手紙が届く。そこにあるのは70年代の激烈な党派闘争の暗黒と累々たる屍だった。戦慄と慟哭の完結篇。
14歳の世渡り術
不肖・宮嶋 メディアのウソ、教えたる!
宮嶋 茂樹 著
今日見たニュースは、100%真実か? 戦場など数々の危険な現場をわたり歩いてきた報道カメラマン不肖・宮嶋が、情報を賢く受けとめ、惑わされずに生きる術を伝授。
鍋釜と愛国心
曾野 綾子 著
靖国参拝問題を根本から見直すには? 危篤状態の教育を救うには? 日本のオピニオン・リーダーとして世界を駆け巡る著者が、作家の視点から社会問題を鋭く見据えるオリジナル・レポート。
宮原昭夫小説選
宮原 昭夫 著
作家の全貌を求め、60年代から現在に至る中短篇を編んだ。『石のニンフ達』(文學界新人賞受賞作)、『誰かが触った』(芥川賞受賞作)を含む33篇を収録した、宮原文学の集大成。
定価6,050円(本体5,500円)
菜の花の如く 信州須坂藩豪商田中本家物語
酒井 篤彦 著
御用達商人として、困窮する小藩の財政を支えながら、商家の家訓を守り、たくましく生き抜き、繁栄を遂げた北信濃の豪商。その姿を通して、商人の理想像や改革者のあり方などを描き出す。