河出書房新社
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日本文学
文士のきもの
近藤 富枝
きものが日常着だった時代の文豪たちは、作品のなかできものをどのように描き、また自らはいかなるきものをまとっていたのだろうか。きもの研究第一人者が読み解く、もうひとつの文学史。
定価1,980円(本体1,800円)
×品切・重版未定
けちゃっぷ
喜多 ふあり 著
目の前にいる人と話す時も、言いたいことは全て、携帯からブログにup。血でもない、ケチャップでもないバーチャルな現代に迫る文藝賞受賞作。
定価1,210円(本体1,100円)
おひるのたびにさようなら
安戸 悠太 著
昼休み、会社の外階段で行われる真司と先輩女子社員3人だけの秘密の遊び。視覚と聴覚のずれに揺れる世界をせつなく描く、企みに満ちた傑作! 第45回文藝賞受賞作!
KAWADE道の手帖
倉橋由美子 夢幻の毒想
今なお多くの読者に愛され続ける作家、倉橋由美子の全貌に迫る入門書。「聖少女」の原型となった単行本未収録作品「わたしの心はパパのもの」一挙掲載。対談:川上弘美×桜庭一樹等。
定価1,650円(本体1,500円)
古井戸の骸骨
塩見 鮮一郎 著
マンションの改築工事の途中に、空井戸から2体の骸骨が出てきた。1体は空襲時に逃げそびれたものか? ではもう1体は? 戦中、戦後、高度成長期、現在。愛と家族と犯罪のミステリー。
定価2,090円(本体1,900円)
蒼翼の獅子たち
志茂田 景樹 著
明治維新直後、アメリカに渡った若き留学生たちの熱き夢と友情の青春歴史小説。青雲の志に向かって駆け抜けた明治の若者たちを直木賞作家・志茂田景樹が実話をもとに骨太な長篇大作。
定価1,760円(本体1,600円)
小林多喜二と『蟹工船』
いま、鮮烈によみがえる小林多喜二と「蟹工船」を多角的に検証する他にない一冊。対談、執筆など=浅尾大輔、雨宮処凜、青山七恵、ECD、小森陽一、島村輝、日高昭二他。
芸術・芸能
大友良英のJAMJAM日記
大友 良英 著
数えきれないコンサートやレコーディングをし、いくつもバンドを作っては解散し、ギターを再び弾き出した……。日本を代表する音楽家・大友良英10年分の思考の軌跡!
定価3,080円(本体2,800円)
テロリストは千の名前を持つ
栗山 章 著
史上最悪のテロが起こるまでの1ヶ月を舞台に、知らぬ間にテロに加担してしまう少年と少女との心の動きを圧倒的な筆力で描いた、壮大なフィクションがついに完成。永江朗氏、絶賛!
定価2,145円(本体1,950円)
政治・経済・社会
イギリス発 恥と誇りを忘れた母国・日本へ!
渡辺 幸一 著
偽装、殺人、汚職……日本はいつからこんな恥知らずな国になったのか? 渡英18年、ロンドン金融街の第一線で働き、エッセイストとしても活躍してきた著者が綴る、今こそ読むべき日本論!
冷たい水と、砂の記憶
谷村 志穂 著
心の記憶と体の記憶。すべてが、いつかは溶けて黄金色に光る――。夏の陽射し、香水の残り香……。終わらせた恋の甘さと切なさを胸に秘め、輝かしく歩み出す女たちを描く、充実の作品集!
まんが 松尾芭蕉の更科紀行
すずき 大和 著
松尾芭蕉は中秋の名月を、なんとしても「さらしなの里・姨捨山」で見るため旅に出た……。その折りの「更科紀行」を読み解き、月の詩人、芭蕉の真髄に迫る。漫画だから描き出せたその心とは?
それはヨン様からはじまった 私たちの韓流
向山 昌子 著
ペ・ヨンジュン、あなたに恋をして、私たちはここまで来た! 「ホテリアー」のガイドブックを作った著者が、韓流を支えてきた女性たちの深層心理を丁寧に紡いでいく。
奇天烈食道楽
村松 友視 著
鮨ネタの栄枯盛衰とは? タラコと明太子のあいだとは? 「食通」と呼ばれるのを嫌う著者が、様々な料理や食材から記憶を辿り、とっておきのエピソードと蘊蓄で綴る痛快な食べ物エッセイ!
小高へ 父 島尾敏雄への旅
島尾 伸三 著
私小説を書く父、精神に変調をきたした母、「ちがう、ちがう」と言いながら死んでいった妹……。生地・小高、一緒に暮らした小岩、想い出の琉球旅行。父と今は亡き家族に捧げる鎮魂譜。
定価2,640円(本体2,400円)
眼と太陽
磯崎 憲一郎 著
そこには、聖書の時代から変わらぬ太陽が輝いていた――。あの日、私が出会ったトーリ。射抜くような大きな瞳の女性との時間。注目の才能による、新しい世界文学の誕生。芥川賞候補作。
定価1,100円(本体1,000円)
吉村昭
川西 政明 著
戦史小説、歴史小説、記録文学、純文学短篇で一時代を画した作家・吉村昭の初めての本格伝。本人126冊の著作、多岐に亘る関連文献に目を通し、吉村昭の手法で吉村文学を追跡する。
ほまれ なでしこジャパン・エースのあゆみ
澤 穂希 著
15歳で代表入りして以来、日本女子サッカー界を牽引してきた澤穂希の、選手として、女性としての歩みをはじめて自身の文章で語り、「なでしこジャパン」の栄光の軌跡をたどる。
酔郷譚
倉橋 由美子 著
孤高の作家、倉橋由美子が遺した最後の連作小説がついに初単行本化。慧君がかたむける魔酒の向こうに夢幻と幽玄の世界が官能的に交叉する、『よもつひらさか往還』に続く珠玉の綺譚集。
西行 月に恋する
三田 誠広 著
和歌で名を成す西行は、流鏑馬の達人で蹴鞠もこなす。文武両道に秀で、雅俗両面の西行の青春期に焦点を当てて、平安末期のドラマチックな時代の中で生きる姿と待賢門院璋子との恋を描く。
定価1,870円(本体1,700円)