河出書房新社
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外国文学
骨董商 下
A・ボスコ 著
悪の出現、そして誘惑。天涯の孤児となったバルーディエルはマルセイユの骨董店で不思議な人物たちに出会う。自らの名の秘密、魔法の指輪の謎。孤独な魂の冒険を描いた、秘境的小説。
定価2,990円(本体2,718円)
×品切・重版未定
黄泥街
残雪 著 近藤 直子 訳
中国の天才女性作家が放つ驚愕の処女作! 肉体を食い破り、人間とその社会を赤裸にして生の存在の根源に迫る。ことばが世界を狂わせ崩壊させる。黄泥街に起こった目眩く奇怪な物語。
定価2,776円(本体2,524円)
キャロル大魔法館
ジョン・フィッシャー 著 高山 宏 訳
キャロル大魔法館にようこそ!――キャロルとアリスと、手品や謎々、言葉遊びに暗号に――その魅力のすべてを、はじめて一冊にまとめた不思議の国の魔術の本。
定価3,204円(本体2,913円)
シェークスピア・アンド・カンパニー書店
S・ビーチ 著 中山 未喜 訳
「ユリシーズ」の出版者として知られるシェイクスピア・アンド・カンパニー書店主ビーチ女史が綴る、ジョイス、ランボー、ジイド等、当時の芸術家達のエピソードと交遊録。
定価2,670円(本体2,427円)
祝祭と狂乱の日々 1920年代パリ
W・ワイザー 著 岩崎 力 訳
1920年代には、世界中から天才・奇才が綺羅星のごとくパリに集まった。作家、画家、音楽家、舞踊家、ファッション・デザイナーたちの出会い、交流、栄光、そして挫折の物語。図版多数。
定価4,271円(本体3,883円)
ノンセンスの領域
E・シューエル 著 高山 宏 訳
キャロル、リア、童謡を素材として、分析的近代知性の所産たるノンセンスの論理と構造を、精密なテクスト解読によって明らかにした「ノンセンス」論の決定版。付=図版75点。論文1。
オデオン通り
アドリエンヌ・モニエ 著
ランボー、ジョイス、ジイド、ヴァレリー、ベンヤミン、ブルトン――パリのオデオン通りに集まった20世紀の偉大な文学者達の相貌と、36年間の交流を伝える女書店主モニエの回想。
余白の街
ピエール・ド・マンディアルグ 著 生田 耕作 訳
めくるめくエロティシズムの世界をさまよい歩く“余白の3日間”。哀愁と死の臭いにみちたバルセロナの淫蕩の街にくりひろげられる、現代の夢幻劇。
定価2,456円(本体2,233円)
海の百合
真夏の地中海を舞台に、若い娘が自ら処女を棄てさる〈儀式〉を、鮮やかな色彩と香気にみちたイメージで微細に描きあげた名作。
パリと娼婦たち 1830-1930
R・アドレル 著 高頭 麻子 訳
19世紀末から20世紀初頭のパリを舞台に、娼家の台頭、爛熟、そして凋落の時代を生きた「性の労働者」たちの実像に迫り、その日常生活をいきいきと描いた話題作。
定価3,418円(本体3,107円)
詩人と女たち 上
チャールズ・ブコウスキー 著 中川 五郎 訳
バロウズ、ボウルズと並んで3B’sと称され、卑語俗語にみちたラディカルな愛を描いて常にアカデミックな文学シーンのアウトサイダーであり続ける著者の本邦初紹介・傑作長編小説。
定価2,350円(本体2,136円)
詩人と女たち 下
ニューヨーク・ストーリー ルー・リード詩集
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代からアルバム『ニューヨーク』までの歌詞と雑誌発表の詩を収めた自選詩集。チェコの元大統領ハヴェルと作家セルビーとのインタビュー、原詞付。
定価3,098円(本体2,816円)
壁の上の最後のダンス ベルリン・ジャーナル1989?1990
R・ダーントン 著 和泉 雅人/樋渡 敦子/滝田 佳奈子 訳
「猫の大虐殺」等で世界的に著名なフランス革命史研究家がリアルタイムで経験し、目撃し、書きとめた一年間の貴重な体験記。世界の大事件を同時進行的に記録・再現し、謎に迫る!
待っていたのは 短篇集
ディーノ・ブッツァーティ 著 脇 功 訳
イタリア幻想文学の巨匠による本邦初訳・傑作短編集。日常の背後にひそむもう一つの世界、そこに仕掛けられた罠に陥ってしまったものの恐怖と苦悩を描く、寓意と幻想にみちた物語。
ブルームズベリーの恋 アーサー・ウェーリーとの愛の日々
A・ウェーリー 著
『源氏物語』の英訳者として知られる東洋学者アーサー・ウェーリーとの、40年間にわたる秘められた愛の日々を、彼の死の直前に入籍した妻アリスンが克明につづった感動の記録。
定価4,165円(本体3,786円)
橋の上の天使
J・チーヴァー 著 川本 三郎 訳
アーウィン・ショーやサリンジャーとならんで「ニューヨーカー」派を代表する短篇の名手チーヴァーの傑作短篇集。サバービアの憂鬱、日常のなかの孤独を巧みに描く。全篇本邦初訳。映画化。
定価2,136円(本体1,942円)
モスクワの美しいひと
V・エロイエーフ 著 千種 堅 訳
現代ソビエトの新しい文学世代の旗手V・エロイエーフの初めての長編小説。旧ロシア文学の概念を破壊し、新しいロシアの文学を構築する話題作。エロスとオカルトにみちた実験作。
エミリー・ブロンテ その魂は荒野に舞う
K・フランク 著 植松 みどり 訳
厳しい愛の物語『嵐が丘』一篇を遺して夭折したエミリー。姉シャーロットとの葛藤や当時の社会状況など魂を呪縛する様々な鎖を断ち切って荒野に翔びたった、その果敢な生涯を描く。
神曲
ダンテ 著 平川 祐弘 訳
絢爛たるイメージに満ちた壮大な物語! 中世ヨーロッパにひときわ高くそびえ立つ大古典『神曲』を清新な名訳として定評のある平川訳で贈る。カラーさし絵、図版多数、詩篇付。
定価4,180円(本体3,800円)