河出書房新社
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外国文学
ユリシーズ 1~3
ジェイムズ・ジョイス 著 柳瀬 尚紀 訳
『ユリシーズ』の冒頭の3挿話、《テレマコス》《ネストール》《プロテウス》の3章。この3挿話で青年主人公スティーヴンの精神的来歴、全挿話にからむ多くのストーリーの萌芽が提出される。
定価1,540円(本体1,400円)
×品切・重版未定
幻の生活
D・サルナーヴ 著 堀 茂樹 訳
ピエールは30代後半の高校教師。妻のアニーはキャリア・ウーマン。2人の子供、一戸建ての家、芝生の庭――。だが、彼はもうひとつの生活、不倫を営んでいた――。現代フランス文学の傑作。
定価2,200円(本体2,000円)
アメリカ語ものがたり 1
ビル・ブライソン 著 木下 哲夫 訳
建国から現在までにアメリカで生まれた言葉のルーツから、「アメリカらしさ」とは何かを歴史、生活、風俗全般にわたって楽しく読ませる。素顔のアメリカを知るには絶好の本!
定価2,640円(本体2,400円)
アメリカ語ものがたり 2
ビル・ブライソン 著 木下 哲夫
不思議の国をつくる キャロル、リア、バリー、グレアム、ミルンの作品と生涯
J・ヴォルシュレガー 著 安達 まみ 訳
アリス、ピーター・パン、クマのプーさん――子どもたちに愛される児童文学の名作を生み出した5人の作家は、ヴィクトリア朝期独特の「子ども」への執着と夢を創作に昇華させた孤独者だった。
定価3,080円(本体2,800円)
ロル・V・シュタインの歓喜
マルグリット・デュラス 著 平岡 篤頼 訳
T・ビーチで催された年に一度の大舞踏会。19歳の少女ロルは、フィアンセのマイケルを年上の女アンヌ=マリに奪われ、狂気の淵に沈んでゆく。小説技法の極限を駆使した恐るべき物語宇宙。
定価2,420円(本体2,200円)
ユートピアへの手紙 世界文学からの20の声
沼野 充義 編著 S・レム/オクジャワ/シニャフスキー 著
S・レム、オクジャワ、シニャフスキー、ソクーロフ――“未来以降”の世界から届いた日本人への20の手紙=メッセージ。各書簡に沼野充義による解題を付し、世界文学の〈現場〉をガイド!
いかさまトランプ師の冒険
ジャン・ジオノ 著 酒井 由紀代 訳
その日暮らしの放浪生活を送る私と、神がかり的ないかさまトランプで金儲けをする嘘つき男が織りなす《友情》の物語。喜劇的劇場世界の裏から、人間のあり方に深く問いかける感動作。
南仏のトリュフをめぐる大冒険
ピーター・メイル 著 池 央耿 訳
世界中のグルメが舌なめずりする珍味トリュフの人工栽培の秘法をめぐる、追いつ追われつの争奪戦。プロヴァンス、リビエラ、モナコを舞台にした、贅沢なヴィンテージ・ロマン。
定価1,760円(本体1,600円)
スリープウォーキング
J・マイアソン 著 渡辺 佐智江 訳
あなたなら、どうしますか? 愛が去ったその時に、妊娠したら――。愛人とのセックス、妊娠の不安、夫婦のとまどい、そして彼女は自殺した父親の亡霊を見る……。英大型新人のサスペンス。
定価1,870円(本体1,700円)
コルネイユ喜劇全集
P・コルネイユ 著 持田 坦 訳
フランス演劇の父と謳われながら、コルネイユの作品が邦訳される機会は少なかった。本書は、劇作家としての出発点となった喜劇に焦点をあて、喜劇作品全8編(うち本邦初訳6編)を収録する。
定価10,467円(本体9,515円)
こいぬとこねこは愉快な仲間 なかよしのふたりが、どんなおもしろいことをしたか
ヨゼフ・チャペック 著 いぬい とみこ/井出 弘子 訳
こいぬとこねこが仲良しで、一緒に暮らしていた頃のとびっきり愉快な物語。ふたりで何かをすると、いつもとんちんかんなことになり――。カレルの実兄ヨゼフの楽しいカラーさし絵つき名作。
定価1,388円(本体1,262円)
ヴェネツィア人の不思議な妻 ルネッサンスの探検家とコンピュータの化身をめぐる官能の物語
ニック・バントック 著 小梨 直 訳
ある日、美術修復家のサラのもとに不思議なEメールが届く。コンティと名のる男の誘いにのり、美術品収集の仕事を始めるが――。魅力的な絵と文章が組みあわさった不思議な小説。
定価3,738円(本体3,398円)
イタリアの夢の館
R・C・D・テラン 著 北代 美和子 訳
“バイロン、キーツ、シェリーを糧にして”育ち、イタリアを熱愛する英国人女性が世界を放浪したあげく、イタリアはウンブリアの田園に「夢の家」を見つけだすまでを綴った異色のエッセイ。
定価2,456円(本体2,233円)
チャペックの犬と猫のお話
カレル・チャペック 著 石川 達夫 訳
犬好きにも、猫好きにも、チェコの国民的作家チャペックが贈るユーモアと愛情あふれるエッセイ。ダーシェンカとお母さん犬のイリス、気まぐれ猫プドレンカなどお茶目な犬と猫が大活躍!
定価1,708円(本体1,553円)
フライデーあるいは野生の生活
ミシェル・トゥルニエ 著 榊原 晃三 訳
デフォーの『ロビンソン・クルーソー』をもとにした哲学的寓話。人間はどのように世界を知り、そこで生き抜く知恵を身につけることができるのか――。哲学的で不思議な物語の世界。
定価2,990円(本体2,718円)
ゴースト
ウィリアム・S・バロウズ 著 山形 浩生 訳
マダガスカル島の神聖な存在「大きなゴースト」とインドリというドラッグをめぐる自由主義者である海賊ミッション船長の物語――絶滅してゆく霊的な存在へ哀切をこめて描く。
定価2,136円(本体1,942円)
ユリシーズ 12 The Cyclops
プルースト『失われた時を求めて』、カフカ『城』とともに20世紀の文学の方向を決定した大著『ユリシーズ』のうちでも、最も思弁的で最も小説的な文体・構成をもつ最難解の1章の新訳。
定価1,495円(本体1,359円)
これで、おしまい
マルグリット・デュラス 著 田中 倫郎 訳
1994年11月20日から、死の3日前にあたる1996年2月29日まで、書き記された日記であり、散文詩でもある断章群は、“書くこと”に憑かれた作家の最期の姿を凄絶に伝える。
定価1,602円(本体1,456円)
月光物語
モンセ・ワトキンス 著 中田 隆 訳
川越市の蓮光寺に、戦国時代に無念の死をとげた武者の霊が成仏できないまま四世紀半さ迷っている――。在日スペイン女性が日本人の死生観をテーマに描いた傑作短編集。