河出書房新社
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外国文学
くそったれ! 少年時代
チャールズ・ブコウスキー 著 中川 五郎 訳
最高傑作とされる自伝的小説。大恐慌にみまわれ失業者の溢れるロスの下町を舞台に、父親との確執、大人への不信、容貌への劣等感等に悩みながら青春期を過ごす多感な少年の成長物語。
定価3,080円(本体2,800円)
×品切・重版未定
愛犬ボーイの生活と意見
ピーター・メイル 著 池 央耿 訳
ピーター・メイルの愛犬ボーイの口を借りて、人間と現代社会をユーモアたっぷりに論じた、アメリカで大ベストセラーの書。イラスト=エドワード・コーレン
定価1,602円(本体1,456円)
鏡の中の言葉
H・ベンマン 著 平井 吉夫 訳
超言語管理国家の一人の学芸官僚は言語大粛清の前の忘れられた文献の秘庫“エルヴィンの浴室”で何を見たのか? 現代社会と文明を照射して展開する前代未聞の言語学?SF!
定価2,990円(本体2,718円)
肖像のジェイムズ・ジョイス
B・ケイトー/G・ヴィティエッロ 編 柳瀬 尚紀 訳
20世紀文学の巨星ジェイムズ・ジョイスの生涯を、彼を題材にした芸術作品で見せるビジュアル・バイオグラフィー。アントニー・バージェスの遺稿となった序文、年譜など、資料価値も高い。
定価5,126円(本体4,660円)
水辺が僕を育ててくれた
ジェリー・デニス 著 堀内 貴和 訳
魅力的な名を持つ大小の川や内陸に点在する湖――。アメリカ合衆国の北部には豊かな「水」がある。子供の頃から自然に親しんできた著者が、自らの体験を詩情あふれるタッチで描き出す。
定価2,456円(本体2,233円)
兵士アレッサンドロ・ジュリアーニ 上
M・ヘルプリン 著 中川 美和子 訳
ローマやヴェネチアの街々を舞台に、第一次大戦時にイタリアの一兵士が辿った数奇な運命を壮大なスケールで描く。アーヴィングと並ぶ現代米文学の旗手の待望の新作。須賀敦子氏絶賛。
定価2,670円(本体2,427円)
兵士アレッサンドロ・ジュリアーニ 下
シャルル・ボードレール 現代性(モデルニテ)の成立
阿部 良雄 著
詩人ボードレールの仕事をモデルニテ=現代性というモラルを中心にすえ、その実生活、美術批評、演劇と音楽についての思想、そして詩=文学の全般を見通す画期的なボードレール論。
定価7,262円(本体6,602円)
最新フランス文学史
R・ファーヴル 大島 利治 訳
数年前にフランスで出版され話題を呼んだ、画期的なフランス文学史の待望の日本語版。フランス文学者河盛好蔵氏が“こういうフランス文学史を長らく待ち望んでいた”と絶賛した文学史。
定価5,233円(本体4,757円)
猫がクラウン猫になるための秘密のルール 3000年前から伝わる飼い主操縦法36章
ブラッドフォード・テルフォード/ミカエル・カーダー 著 谷村 志穂 訳
思うがままに飼い主を操縦してきた超猫をクラウン猫と名付ける。犬のようにふるまうな、残りエサに手を出すな等厳しいルール。人間男女にもあてはまる。猫が読む本。人間は読むな!
定価1,430円(本体1,300円)
あつかましき人々
マルグリット・デュラス 著 田中 倫郎 訳
デュラスの幻の処女作、50年ぶりの復刊。母と兄の問題、自らの思春期の体験など、その後の作品世界を一貫するテーマの萌芽がみられるだけでなく、唯一“父の土地”が描かれている。
定価2,136円(本体1,942円)
ヘンリー・ライクロフトの四季随想
J・ギッシング 著 松田 銑 訳
南イングランドの美しい風光、春夏秋冬の微妙な移ろい、世を離れた静かな引退生活に訪れる様々な思い出や思索を、流麗かつ端正な筆致で綴った心にしみる名エッセイ。古典の新訳。
歴史・地理・民俗
幻のアフリカ
ミシェル・レリス 著 田中 淳一/岡谷 公二/高橋 達明 訳
バタイユ、サルトルの友人で、詩人でもあるレリスが、アフリカ横断調査中の日記として残した本書は、民族学の古典であり、詩の誕生の根源に迫る稀有なドキュメントである。完訳決定版。
定価8,330円(本体7,573円)
惑星の恋人たち
J・F・ボイラン 著 鴻巣 友季子 訳
「鬱屈の町」セントラリアを舞台に、日常と超現実が融合した可笑しな世界をホルストの「惑星」を主調音に、「ユリシーズ」を現代に復活させた全く新しい現代小説。機知にあふれた作品。
定価2,776円(本体2,524円)
内なるネコ
ウィリアム・S・バロウズ 著 山形 浩生 訳
『裸のランチ』の著者バロウズが、愛猫家としての姿を正直に表に出した異色作。ネコの姿に思い出の人を重ねあわせた、自伝的作品でもある。
ホテル・パスティス 上
『南仏プロヴァンスの12か月』のピーター・メイルがついに書き上げた待望の小説。小説の面白さを存分に味わわせてくれる、メイルならではの傑作。世界的ベストセラー。
ホテル・パスティス 下
「南仏プロヴァンスの12か月」のピーター・メイルがついに書き上げた待望の小説。小説の面白さを存分に味わわせてくれる、メイルならではの傑作。世界的ベストセラー。
エクリール 書くことの彼方へ
マルグリット・デュラス/田中 倫郎 訳
書くというのは語らないこと、沈黙すること、声をたてずに叫ぶこと――デュラスが初めて語る自らの創造の源泉! 小説、戯曲、を含む晩年の珠玉の作品集。
定価1,923円(本体1,748円)
地の果ての夢タンジール ボウルズと異境の文学者たち
マリアン・グリーン 著 新井 潤美/太田 昭子 訳
ドラッグや同性愛が溢れる国際都市時代のタンジールを舞台に、西欧のモラルを逃れてやってきた多くの文化人の交友の様を、ポール・ボウルズなどのビート作家を中心に描く。
定価6,194円(本体5,631円)
中世の四季
平川 祐弘 著
ヨーロッパ中世にひときわ高くそびえ立つ『神曲』。詩的感興と科学的描写が融合したその重層構造を明らかにし、文化論的考察を加えた名著、待望の新装版。
定価3,098円(本体2,816円)