河出書房新社
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日本文学
5分シリーズ+
スガリさんの感想文は絶え間ない嵐の中 『幽霊塔』編
平田 駒 著
スガリさんが立ち上げた読書感想文部を不可解な事件が襲う。『鼻』『幽麗塔』の感想文をヒントに真相に迫るのだが……。大人気・感想文ミステリーの新章スタート!
定価1,342円(本体1,220円)
○在庫あり
覚醒するシスターフッド
サラ・カリー/柚木 麻子/ヘレン・オイェイェミ/藤野 可織/文 珍/大前 粟生/こだま/キム・ソンジュン/桐野 夏生/マーガレット・アトウッド 著
発売即増刷となった「文藝」2020年秋季号の特集掲載の小説を単行本化。大前粟生、サラ・カリー(岸本佐知子 訳)の短編を書き下ろしで新収録。
定価2,420円(本体2,200円)
灰の劇場
恩田 陸 著
「私は確かにその二人を知っていた。もっとも、私はその二人の顔も名前も知らない。」恩田陸の新境地となる、“事実に基づく物語”。
定価1,870円(本体1,700円)
あなたがはいというから
谷川 直子 著
37年ぶりに同窓会で再会した、かつての恋人・亮と瞳子。出会った瞬間、二人は今も思いが変わらないことに気づく。だが各々の私生活での嘘が二人を追いつめる。還暦の恋を描く長編小説。
定価1,980円(本体1,800円)
おもろい以外いらんねん
大前 粟生 著
幼馴染の咲太と滝場、高校で転校してきたユウキの仲良し三人組。滝場とユウキはお笑いコンビ<馬場リッチバルコニー>を組み、27歳の今も活動中だが――。優しさの革命を起こす大躍進作。
定価1,540円(本体1,400円)
MIU404シナリオブック
野木 亜紀子 著
TBS系で2020年6月より放送の金曜ドラマ「MIU404」シナリオ全11話完全収録。野木亜紀子×演出・塚原あゆ子×プロデューサー・新井順子の鼎談、音楽・得田真裕×野木対談も!
定価2,200円(本体2,000円)
△重版中
水と礫
藤原 無雨 著
東京でのドブ浚いの仕事中の事故をきっかけに故郷へと戻ったクザーノは、砂漠のむこうの幻の町へ旅立った――回帰する灼熱の旅が、一族の風景を映し出す。第57回文藝賞受賞の一大叙事詩。
星に帰れよ
新 胡桃 著
16歳の誕生日、深夜の公園で真柴翔は"モルヒネ"というあだ名のクラスの女子に会い――。高校生達の傲慢で高潔な言葉が彼らの生きる速度で飛び交い、突き刺さる。第57回文藝賞優秀作。
定価1,430円(本体1,300円)
サード・キッチン
白尾 悠 著
都立高校を卒業しアメリカ留学した尚美は拙い英語のせいで孤独な日々。どん底に現れた美味しくてあたたかい食事と人種も性別もバラバラの学生たちが、彼女を変えていき……感動の青春成長譚!
ふたりでちょうど200%
町屋 良平 著
転生したらまた友達になった件。――バドミントンのダブルス、アイドルと推し、人気俳優とリアリティショーYouTuber……。男らしくなれない男子ふたりの友情は、死んでも終わらない!
定価1,760円(本体1,600円)
屋根の上のおばあちゃん
藤田 芳康 著
戦前から戦後にかけて激動の時代を京都で生き抜いた祖母と、久しぶり京都を訪ねた孫。1本のフィルムをめぐり二つの時代が交錯する愛と感動の物語。第一回京都文学賞優秀賞受賞作。
浅草迄
北野 武 著
舞台は戦後から高度成長期に湧く東京。たけし少年の初めての記憶から、学生運動の気運が高まる新宿のジャズ喫茶を彷徨っていた大学時代まで。北野武の原点を描く、渾身の私小説!
ババヤガの夜
王谷 晶 著
お嬢さん、十八かそこらで、なんでそんなに悲しく笑う――。暴力を唯一の趣味とする新道依子は、腕を買われ暴力団会長の一人娘を護衛することに。拳の咆哮轟くシスターハードボイルド! 装画:寺田克也
定価1,650円(本体1,500円)
虹いろ図書館のひなとゆん
櫻井 とりお 著
友達がいない小学4年生のひなと、世界を旅してきたゆん。ずっと友達でいられると思った二人だったけれど……本と図書館と物語を愛する全ての人に贈る「虹いろ図書館」シリーズ第2弾!
定価1,320円(本体1,200円)
あの夏が飽和する。
カンザキ イオリ 著
カリスマ的ボカロPが、自身の大ヒット曲をもとに書き下ろす衝撃の小説デビュー作! ファンの熱烈な声に応えてついに実現。社会人になった千尋は今度こそ愛する人を守れるか。青春サスペンスの傑作誕生!
恋する少年十字軍
早助 よう子 著
十数年ぶりに再会した周子に懇願され、あなたは彼女の息子・瞬点の世話をすることに……。フレッシュで、ふてぶてしくて、ぶっ飛んでいて、ユーモラス! 話題の小説家、単行本デビュー!
生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班
似鳥 鶏 著
特殊能力を有し性格温厚で犯罪など起こさないはずの花人による凶悪事件が次々発生。警視庁捜査一課の火口竜牙は花人刑事の水科此葉と共に事件とその裏の陰謀を追う。ノンストップミステリ!
推し、燃ゆ
宇佐見 りん 著
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。
サピエンス前戯 長編小説集
木下 古栗 著
身長、寿命、インターネット、XVideos――21世紀、ピークに達した人間の能力と文化。だが、それはまだ人類史にとって前戯にすぎなかった。壮大なシンギュラリティSF含む長編3編。
定価2,640円(本体2,400円)
降るがいい
佐々木 譲 著
街はその後も降り続く雪で、すっかり白く厚くおおわれていた――都会の片隅で生きる人々の切なく苦味に満ちた人生。その一瞬の輝きをスリリングに描く13篇、渾身の人間ドラマ。