河出書房新社
河出の本を探す
1539件中 1201~1220件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
履き忘れたもう片方の靴
大石 圭 著
「覚えている限り、僕は今日まで、怖いと思ったことは一度もない」ペニスを残したまま豊胸する〈シーメール〉の肉体を選ぶ青年たち。男の性の孤独と哀しみに初めて迫る。
定価1,282円(本体1,165円)
×品切・重版未定
DMAC
小竹 陽一朗 著
ランダムな記憶の反復の果てにあらわれる、性と死をこえた眩暈の波動とポストヒューマン時代を預言する、サイバー・アポカリプス。驚くべき実験性で小説を解体する。
千年の山の太子 北条幻庵青春伝
海野 弘 著
隠された闇の歴史と正史を結ぶ幻庵とは何者か?北条早雲の末子であった名将の、謎の青春遍歴を探りながら、古代から脈々と続く漂泊民の系譜と夢を掘り起す、異才の伝奇歴史ロマン!
定価2,030円(本体1,845円)
マリア
すべての女は僕の聖母(マリア)だ──。謎の女・秋恵に体を売りつつ、心は亡き母に似た少女に魅かれていく卓美、16歳。思春期の少年の性を描く、文藝賞作家待望の受賞第一作書きおろし!
定価1,495円(本体1,359円)
伝説 夏の朝、幻の岸辺で
テロ、アナーキズム、三島由紀夫、そしてE・ユンガー──まやかしを燃やし尽くす作家が凛麗な文体で描く官能と知と暴力。孤高の世紀末文学!
定価2,136円(本体1,942円)
元禄蘇民伝 犬公方異聞
天下の奇法「生類憐みの令」には恐るべき秘密が隠されていた。ソの民=蘇民将来の子孫は一族の存亡を賭けて幕府隠密軍団と死闘を繰り広げる。史実に基づく奇想で描く驚異の伝奇ロマン。
定価1,923円(本体1,748円)
八幡太郎義家
谷 恒生 著
"前九年の役、後三年の役のヒーローとして、王朝貴族体制を震憾させ、武士勢力台頭の""さきがけ""となった伝説的巨人の、弓馬と女性を愛した痛快無類の生涯を初めて描く鬼才の傑作!"
定価1,815円(本体1,650円)
親指Pの修業時代 上
松浦 理英子 著
ある朝、めざめると少女の右足の親指はペニスになっていた! 驚くべき奇想とともにかつてない性の遍歴の旅がはじまる──90年代の文学的記念碑と絶賛を浴びる異色の長篇小説。
定価1,602円(本体1,456円)
親指Pの修業時代 下
春の祭典
近藤 晴彦 著
昭和16年に中学に入学し、東京と疎開先の富士の裾野で送った敗戦の日までの生活を、老境にさしかかった「私」が回想し、内面の豊かさとは何かを問う典雅な長編教養小説。
定価1,388円(本体1,262円)
行ってみたいな、童話の国
この物語、本当は子どもたちに聞かせるような話ではないのです……。「ハンメルンの笛吹き」「ピノッキオ」「にんじん」の世界を残酷に旅する、笑いと官能の、大人のための童話集。
浅原六朗選集
浅原六朗選集 1
中村武羅夫、尾崎士郎らと交わり、龍胆寺雄、吉行エイスケらと肩を組み、昭和初年のモダニズム文学の一方の旗手であった浅原六朗の初の選集
定価8,330円(本体7,573円)
浅原六朗選集 2
浅原六朗選集 3
M色のS景
三浦 俊彦 著
「どれだけの愛があれば、論理を赤面させることができたのだろぅ!」第二の筒井康隆かそれとも吉田戦車か!? ついに登場抱腹絶倒アヴァン・ポップ・ノベル。筒井康隆・井上ひさし氏激賞。
となりの女
三木 卓 著
日常のなかにふと現れる女の聖性と魔性――。かわいい女達が突如豹変する時とは? 彼女達の甘美な魅力に導かれ、紡ぎだされた八つの物語。女性への限りなき慈しみを込めて描く。
定価1,708円(本体1,553円)
アルファベットの傷口
多和田 葉子 著
南の風、熱い空気、散らばる言葉――現代版ゲオルク伝説を翻訳する〈私〉に訪れる様々な事件とは?〈例外の文学〉、多和田葉子の核心を示す待望の芥川賞受賞第一作。
雪舟漂泊
美は悪鬼の業(わざ)なのか。真景を求めて諸国を旅する画僧雪舟は奥伊那の里で遣明船の正使天与禅師と出会う。応仁の乱に荒れた時代を背景に日本美の心と本質を問う画期的長篇小説。
わたしは忘れない
明菜をめざすアイドル歌手路子とカメラマンのアシ・満男。スタ誕、ピンクレディーに熱狂したアイドル世代の性を、平成言文一致体で描く新文学。上野千鶴子氏絶賛!
日本が見えたらおこしてくれ
オランダ領インドシナで敗戦を迎え、独立義勇軍に加わった日本軍人が辿る波瀾の生涯――歴史に翻弄された無名兵士たちへの熱い鎮魂の想いをこめた、注目の冒険サスペンス・ロマン!
定価2,350円(本体2,136円)