河出書房新社
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1511件中 1201~1220件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
絵本 徒然草 上
橋本 治 著 田中 靖夫 絵
古典は面白い!「退屈で退屈でショーがない」と語りはじめる橋本・兼好にかかると、いまできたてのエッセイを読むように鎌倉中世世界が立ち上がってくる。『桃尻語訳枕草子』に続く名著。
定価1,430円(本体1,300円)
×品切・重版未定
タヒチ幻想曲
宮 林太郎 著
輝く太陽、紺碧の海が誘う南の島で、放浪のフランス女性と抱きとめた悪夢の光景とは? 自然と文明、男と女、死と生、そして人の心の変容を、世界を舞台に凝視する珠玉の作品集。
定価1,495円(本体1,359円)
イノセントデイズ
年上の冴子さんをとても好きだし、同い年の彼女も女として好きだ、どんどん好きになっていく?。学校嫌いで高校へ進学せず、小さなプロダクションに就職した15歳の男の子の恋心。
定価1,388円(本体1,262円)
烏丸ものがたり
村松 友視 著
光悦、宗達らと華麗な交流を持ち、奔放な独自の書風を築いた異端の書家、烏丸光廣。彼が追究した“かぶき”の精神とは?徳川家康との関係とは?光廣の謎を現代から照射する長篇力作!
良寛異聞
“いにしへを思へば夢かうつつかも”“あづさ弓春も春とはおもほえず”超俗的な詩僧・歌僧として知られる良寛の清貧に満ちた生涯を劇的に描く感動の大作! 姉妹篇・戯曲「弥々」を収録。
定価1,923円(本体1,748円)
抱かれる
稲葉 真弓 著
“渇いている。だから満ちたい――”少女たちの危うくも哀切な生と性を、透明な旋律で奏でる珠玉の連作小説集。表題作ほか、「うさぎ」「時間」「儀式」「木」「万国旗」「ガラスの魚」を収録。
定価1,708円(本体1,553円)
この世で一番好きなこと
おいしい料理を味わうように、芳しいメイク・ラヴをいつも楽しんでいたい――。食と性の歓びを、めくるめく官能を、クリーミィな文体で綴る、グルメ&エロティック小説集!
煙猫と赤い花 妖精村の花通信
永田 萌 著
沼の底に青く咲くアジサイの秘密、不幸な連想を重ねていく考えすぎのリンドウの話など、妖精たちの不思議な世界を夢見がちな少女にたくして描いた、著者初のファンタジー短篇物語集。
クロッシング・ポイント
松田 薫 著
京都言葉の揺らめくリズムにのせて、若い妻と夫という寄る辺なき関係を、こころに滑り込む異性のイメージが揺らす日常の怪しさを描く野心作。
矯正労働者の明日
“人斬り政”と呼ばれた青年ヤクザの塀の中の〈人生〉に迫りつつ、服役囚=矯正労働者のリアルな姿を、かつてなく鮮烈に、躍動感あふれる文体で描き出す、純文学長編小説。
山桃寺まえみち
芦原 すなお 著
女子大生のミラは、祖母の経営する居酒屋「福乃」を切盛りしていくことになった。ミラを中心に、「福乃」に集う人々の交流を軽妙に、ほのぼのと描く。優しいユーモアに満ちた力作長篇。
雨のなか
「あたし死んでもあなたの家のお墓にも入らないわ」――今までの関係の終りと、新しい生への予感のはざまにたたずむ女たちをさまざまな手法で描く、フェミニズムの文学の先駆による連作集。
定価2,136円(本体1,942円)
音符
放課後の美術室。彼と彼女と、そしてわたし。惑いながらも音符たちは青春の訣別を受け入れてゆく――。高校生活最後の1年間を、淡く、透明な文章で描く。
定価1,175円(本体1,068円)
白い血
真木 健一 著
繁華街でのナンパとケンカの日々に別れを告げ、健次は目下受験勉強に専念中。そんなある日、一人の少女との出逢いが彼の青春を熱くした。恋と暴力の世界を哀切に描いた青春長篇小説。
那須与一 上
谷 恒生 著
源平合戦絵巻のハイライト、屋島の合戦で突如表舞台に登場し、見事に扇の的を射落としながら、再び歴史の闇に消えて行った謎の天才児とは何者か? 鬼才谷恒生が描く傑作歴史ロマン。
那須与一 下
郵便屋 Please、Mr.Postman
笹山 久三 著
あなたの街の郵便屋さんも心の中で泣いている――「四万十川」の作者が二十余年にわたる郵便局勤務をもとに、誰も書かなかった苛酷な労働現場の実態と人々の苦悩をえぐる書下ろし小説。
定価1,815円(本体1,650円)
東京平和維持軍 PKO IN THE HEART
東京平和維持軍は、君の街にもやって来る。真夏の夜、17歳たちは目覚めていた――。渋谷・センター街にたむろする、孤独な少年達の心のPKOを描いた期待の大型新人の長編書下ろし!
定価1,602円(本体1,456円)
ハング・ルース
鷺沢 萠 著
宙ぶらりん少女は安心を求め、投げやり男は夢を見た。「体温」を求めてさまよう少女ユニと、フェイスと呼ばれる男。クラブ・ヌーでの出会いから、ふしぎな共同生活までを描く青春小説。
定価1,282円(本体1,165円)
三月うさぎのグリーティング・コレクション
クリスマスの朝に
長野 まゆみ 著
クリスマス休暇を前にした女の子マティの悩みは、黒うさぎを旅行に連れて行けないこと――。不思議なおじさんと家族の肖像を描くかわいいイラストたくさんのクリスマス絵本。