河出書房新社
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日本文学
大灰色 スウェーデン狼物語
太古の面影を残す北欧の雄大な自然と壮厳な四季の推移を背景に、絶滅に瀕した誇り高き一匹狼が駆ける! 文明の侵略に追われる野生動物の運命を深い感動をこめて描く新しい動物小説。
定価1,495円(本体1,359円)
×品切・重版未定
濃姫と熈子 信長の妻と光秀の妻
中島 道子 著
織田信長の妻から明智光秀のもとに走る密使――。そして光秀は本能寺を目指した。天下をめぐる男の戦いの裏面に秘められた信長の妻濃姫と光秀の妻熈子が織りなす女の愛の葛藤。
定価1,923円(本体1,748円)
ザ・ミッシング 行方不明
45年前、海に消えた男が? サンフランシスコですれ違った東洋人がよび醒ました、第二次大戦下の悪夢の記憶。時代の変貌を背景に歳月を越えた怨念を追う、サスペンス・ミステリー!
半魚人あらわる
花形 みつる 著
夕暮れは今日の終わりじゃなくって、明日へのほんの幕間だった、あの日――オレたちが、塾教師ノビ太と繰り広げる、ナチュラルでどこか懐かしい、友情と冒険の物語。
定価1,282円(本体1,165円)
ヤポニカ・タペストリー
久間 十義 著
ぼくのおじいちゃんは仙人だった――はるかな大陸を、そして夢の彼方をかけめぐった超能力者の波瀾万丈の生涯を壮大な構想力で描く、三島賞受賞作家が放つ、衝撃の受賞第一作。
定価1,602円(本体1,456円)
井原西鶴
大谷 晃一 著
住吉神社での大矢数俳諧、「好色一代男」に始まる浮世草子の名作の数々――。江戸の芭蕉に対峙して上方の元禄文化を築いた代表的大阪人の華やかで孤独な生涯を初めて定着させた歴史快作。
定価2,030円(本体1,845円)
残夢集
借金の為逃亡を続ける男と素性のしれぬ女との寄る辺ない生活を描く「喜代観音」、中年男の悲恋を哀感をこめて描く「迎去絵馬」他、秀作2篇を収録。人情の機微を描き切る珠玉の短篇集。
定価2,136円(本体1,942円)
ダライノール
大湖ダライノールにさざ波が立つ。もう夏だ――大興安嶺を越えて最前線の国境地帯に派遣された騎兵小隊の戦争と平和の日々を活写し、満州事変の実相にまで迫った戦記文学の白眉!
マンガ日本の古典
マンガ南総里見八犬伝 下
文明15年の春、犬塚信乃以下八犬士がゆかりの地結城にそろう。やがて里見家は、扇谷・山内両管領らと戦うが、八犬士の活躍により勝利を得る。さまざまな因果は終結し、物語は大団円を迎える。
定価1,388円(本体1,262円)
麗しのUS
平中 悠一 著
山すそに雨のしんしんふるように/ただ僕は君を愛し続けるだけ/それだけ――黄昏の輝きの底へ沈みゆく二人の透明なラヴシーンを描いた快作。「カボチャ come on!」併録。
ゆく人なしに
辻井 喬 著
古事記を背景にした長篇小説。物語は第一に古事記を執筆する稗田阿礼と太安万侶を中心とした宮廷の人間関係、第二の神話の物語、第三に書くという行為の物語と重層的な交響構造をもつ。
凍てる指
江宮 隆之 著
焦土と化した戦後日本の荒廃した社会の中、身体そのものから流露する言葉で彗星のように俳句界に現れ、消え去った“幻の女性俳人”――鈴木しづ子を描いた力作小説。ほか一篇を収録。
定価1,708円(本体1,553円)
法廷の賓客たち
海を渡ってきた彼らは、なぜ罪を負わねばならなかったのか――急増する滞日外国人のさまざまな運命を、法廷という場を通して描き出し、文学に新しい世界をひらいた注目の連作集。
ケアレス・ラブ
恋する前と、恋した後と、どっちが孤独?――“恋人商法”を取材し、危険なアフター・ファイブを描いた表題作にセールスマンの苦闘を描いた「マンディ」を併録。文藝賞作家待望の第二作!
怨念の絵師 岩佐又兵衛
信長に惨殺された摂津池田城主荒木村重一族にあって、唯一、生きながらえた又兵衛が見据えたものは――。自らの情念を描ききった「山中常磐物語絵巻」の作者岩佐又兵衛の実像に迫る。
定価1,980円(本体1,800円)
夜間飛行
いろいろな形の恋があり、僕らは素敵に胸おどらせる――。振り返りたい出会いと別れ、ほろ苦くってさわやか。かけがえのない人と読みたい、すこぶるチャームなラブストーリィの誕生。
三月うさぎのグリーティング・コレクション
ことばのブリキ罐
長野 まゆみ 著
長野まゆみワールドにちりばめられた言葉の宝石たち。乗り物、食べ物、鉱物、植物など、とっておきのコトバたちの秘密を明かす長野ファン必読の不思議の国の辞典。
本阿弥行状記
中野 孝次 著
美術史に多大な影響を与えた本阿弥一族をめぐる様々な逸話を重ね、柔軟にして強靭な精神世界を描く。風流で清貧な生活を愛した光悦、光甫らに見る、日本人の原像を浮き彫りにする。
定価1,815円(本体1,650円)
古田織部
土岐 信吉 著
「自由・華麗・豪放」の造形美・織部焼を残して忽然と消えた戦国大名・古田織部――。千利休の高弟にして、桃山文化の華を創った武人芸術家の謎の生涯に迫る書きおろし長編ロマン。
エンドレス・ワルツ
稲葉 真弓 著
“速度が問題なのだ。音にしても言葉にしても”ジャズ界の異端児、阿部薫。作家であり女優であった、鈴木いづみ。傷つけ合いながらも、激しく求めあった男女の凄絶な愛の軌跡。映画化。