河出書房新社
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日本文学
プレゼント
仕事はコールガール、恋は不倫――。傷つきながらも明るく生きる少女の“幸せさがし”を、ユーモラスに哀切に描く。少女が最後にみつけた“幸せ”とは? 新鋭作家による感動の長篇書下ろし。
定価1,282円(本体1,165円)
×品切・重版未定
ママに捧げる殺人
和田 はつ子 著
美しい肢体への憧れ――女子大生の間に流行するダイエットに潜む拒食症の陥穽。猟奇連続殺人の謎が暴く家庭崩壊という現代の病巣。女流新人の衝撃のサイコミステリー! 新保博久氏推賞。
定価1,602円(本体1,456円)
雨更紗
長野 まゆみ 著
夏越しの雨に濡れる児手山の屋敷。哉と伶という二人の人格を揺れ動く少年をめぐって明滅する百鬼夜行。徘徊するのは幽霊か、それとも狂者たちの妄想なのか?
定価1,175円(本体1,068円)
白鳥
丹羽 正 著
生きとし生けるものの本源である女のいのちへのいとおしみを謳う「白鳥」、座敷牢の女と少年との交流を描く「飛天抄」、磁味あふれる異色の名作2篇を収録。
荒涼館に招かれた男
日本最大規模を誇る東京の福祉法人病院の立て直しに招かれた医師を待ち受ける驚くべき陰謀――現実の事件を基に福祉法人の腐敗とスキャンダルを暴く衝撃のノンフィクション・ノベル。
定価2,030円(本体1,845円)
悲惨鑑賞団
山口 泉 著
真に恐ろしいのは滅びてゆくことではなく、この醜悪な世界に生き延びてしまうことかもしれない――豊饒な小説言語を駆使しつつリアリティの境界線を超えんとする俊英の、待望の連作集!
定価1,923円(本体1,748円)
夢や、むかしの
昭和の初期、忍び寄る軍国主義の影とも無縁に、優雅な日々を送る大阪船場の美しい姉妹たち――現役実業家が、実母の初恋と一族の浮沈を、愛惜こめて艶やかに描き出した純愛小説!
危うい女
私が愛した人は一体ナニであったの? 中国旅行で偶然知り会った妻子ある中年男との恋。愛に飢えた女と恋に不向きな男との運命的な出会いと必然的な別れを哀しく描く書下ろし秀作。
定価1,388円(本体1,262円)
この部屋に友だちはいますか?
三浦 俊彦 著
だから何もかも友だちのおかげだ──恋愛より大切な究極の愛を求めて、友情道をきわめる友者たち。会員制友だち相談所を舞台に繰り広げられるアヴァン・ポップ・ノベル第2弾。
レストレス・ドリーム
笙野 頼子 著
悪夢の中の都市・スプラッタシティを彷徨する〈私〉の分身の途方もない闘い。ポスト・フェミニズム時代の最大の異才が放つ、今世紀最後にして最も果敢な文学のバトルロイヤル。
闇のなかの黒い馬
埴谷 雄高 著
暗黒の闇が支配する宇宙の極限的な茫漠さと、そこでも厳密に肉眼視される宇宙の細部。黒い世界から光芒を発する白いイメージを結晶させた短編連作。文学史の極北に聳える不滅の名著。
定価2,090円(本体1,900円)
都づくし旅物語 京都・大阪・神戸の旅
いつか旅立つ妖しのニッポンへ、かつて旅した懐かしの三都へ――。JR西日本の「三都物語」の広報誌、Hanakoの広告に連載された、旅に新たな魅力を発見する短篇小説集。
履き忘れたもう片方の靴
大石 圭 著
「覚えている限り、僕は今日まで、怖いと思ったことは一度もない」ペニスを残したまま豊胸する〈シーメール〉の肉体を選ぶ青年たち。男の性の孤独と哀しみに初めて迫る。
DMAC
小竹 陽一朗 著
ランダムな記憶の反復の果てにあらわれる、性と死をこえた眩暈の波動とポストヒューマン時代を預言する、サイバー・アポカリプス。驚くべき実験性で小説を解体する。
千年の山の太子 北条幻庵青春伝
海野 弘 著
隠された闇の歴史と正史を結ぶ幻庵とは何者か?北条早雲の末子であった名将の、謎の青春遍歴を探りながら、古代から脈々と続く漂泊民の系譜と夢を掘り起す、異才の伝奇歴史ロマン!
マリア
すべての女は僕の聖母(マリア)だ──。謎の女・秋恵に体を売りつつ、心は亡き母に似た少女に魅かれていく卓美、16歳。思春期の少年の性を描く、文藝賞作家待望の受賞第一作書きおろし!
定価1,495円(本体1,359円)
伝説 夏の朝、幻の岸辺で
テロ、アナーキズム、三島由紀夫、そしてE・ユンガー──まやかしを燃やし尽くす作家が凛麗な文体で描く官能と知と暴力。孤高の世紀末文学!
定価2,136円(本体1,942円)
元禄蘇民伝 犬公方異聞
天下の奇法「生類憐みの令」には恐るべき秘密が隠されていた。ソの民=蘇民将来の子孫は一族の存亡を賭けて幕府隠密軍団と死闘を繰り広げる。史実に基づく奇想で描く驚異の伝奇ロマン。
八幡太郎義家
谷 恒生 著
"前九年の役、後三年の役のヒーローとして、王朝貴族体制を震憾させ、武士勢力台頭の""さきがけ""となった伝説的巨人の、弓馬と女性を愛した痛快無類の生涯を初めて描く鬼才の傑作!"
定価1,815円(本体1,650円)
親指Pの修業時代 上
松浦 理英子 著
ある朝、めざめると少女の右足の親指はペニスになっていた! 驚くべき奇想とともにかつてない性の遍歴の旅がはじまる──90年代の文学的記念碑と絶賛を浴びる異色の長篇小説。