河出書房新社
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日本文学
マンガ日本の古典
マンガ源氏物語 1
西村 亨 岸田 恋 画
父の妃藤壷へのやみがたい思慕、葵の上とのままならぬ結婚生活、そして紫の君との運命的な出会い――。多彩な愛にいろどられた光源氏の物語を、華麗な筆致でマンガ化。第一巻は桐壷から葵を収録。
定価1,388円(本体1,262円)
×品切・重版未定
首飾り
雨森 零 著
遠い日、はるかな森、ぼくら3人が、育てた悲劇。──2人の少年と1人の少女の美しく、残酷な三角関係の変容と悲劇を、牧歌的な自然の中に描きこんで選考委員の絶賛を浴びた佳篇。
日影丈吉選集【全5巻】
ひこばえ
日影 丈吉 著 種村 季弘 編
蝶のやどり/奇妙な隊商/爆発/ねずみ/眠り草は何を夢見る/単位の喪失他
定価2,670円(本体2,427円)
天下の悪妻 越前藩主松平忠直夫人勝子
中島 道子 著
越前藩主・松平忠直との政略結婚、忠直ご乱行の果ての切支丹入信と改易。やがて離婚。武家社会の機構にあって、越前高田に女城主然と坐った勝子の生涯を精緻な時代考証で描く。
定価1,923円(本体1,748円)
夢の方位
辻 章 著
夢と現実との境界線“日暮し坂”。そこに佇む男の胸に去来する、少年期に出会った人々――。美しくも危うい人生の光景を透明な文体で描き、時空を超えた魂の永遠をうたう渾身の長篇力作!
風草
増田 みず子 著
誰よりも近くにいるはずなのに、心のなかについては何ひとつ知らない――わたしの家族。第二十回川端賞候補となった表題作ほか四篇。肉親への錯綜した思いをとらえる短篇集。
定価1,602円(本体1,456円)
かむなぎうた
かむなぎうた/匂う女/飾燈/鵺の来歴/ねじれた輪/時代/異邦の人/ふかい穴他
鹿の王 菩薩本生譚(ぼさつほんしょうたん)
三田 誠広 著
生とは、死とは何か? 釈迦の悟りとは何か? 仏教創始以来二千五百年の歴史的な謎に深く分け入り、輪廻転生による釈迦の前世を探る、画期的な連作小説!
ワインの涙 男の物語
村松 友視 著
何気ないひとつのエピソードに、男はふと立ちどまり、人生を想う――。哀愁漂う都会を舞台に、男たちのダンディズムにあふれる生き方を描く10の物語。『桃のシャンパン』に続く第二弾。
定価1,708円(本体1,553円)
にぎにぎ
市井の人々の日常に見る哀歓を味わい深い筆致で描き出す八篇。女生徒に淡い想いをよせる校長、戦争未亡人との再会に大童の親戚一同等、ユーモアとペーソスに満ちた人間模様を浮彫りにする。
オペラ・オペラシオネル
蓮實 重彦 著
最後の任務についた老諜報員の前にあらわれたなぞの女・その時甦る大戦の記憶――冒頭の一行から読む者もめくるめく迷宮へさそい込む驚くべき小説の冒険。
定価1,282円(本体1,165円)
飼猫ボタ子の生活と意見
曾野 綾子 著
私は猫。小説家夫婦の家に飼われています。人間たちが織り成す素晴らしいドラマを皆様にお見せしましょう──。猫の目を通して見た、人生の哀歓を爽やかに描き出す感動の長篇小説。
笙野頼子初期作品集
極楽
笙野 頼子 著
芥川賞、三島賞を受賞した、最も注目される作家の群像新人賞受賞のデビュー作「極楽」はじめ最初期の“幻の作品群”。世界へのラディカルな闘争の開始を刻印した記念碑的作品集。
定価2,563円(本体2,330円)
夢の死体
90年代文学の旗手が、80年代後半に発表した作品群。世界への格闘を透明な幻視に結晶させた連作の他、奇蹟的な名著「虚空人魚」等を集めて、笙野文学の原型を驚くべき姿で開示する作品群。
定価2,350円(本体2,136円)
銀河電燈譜
長野 まゆみ 著
妹・としの魂を求め花巻駅を旅立った賢治の心の旅を降霊感覚で描く。賢治と妹の魂、死者たちの兄妹の因果を、銀河鉄道に同乗した一人の少年にチャネリングした、異色最高作!
夢窓疎石
土岐 信吉 著
今に遺る名庭園、西芳寺・瑞泉寺などを作庭、北条高時・後醍醐天皇・足利尊氏ら敵対するいずれの側からも帰依を受けた乱世のキイパーソン禅僧疎石の凄絶な生涯を描く初の伝記小説。
定価2,136円(本体1,942円)
桃のシャンパン 女の物語
匂い立つエロス、危険な芳香、謎めいた微笑……。聖女と悪女のはざまを、妖しく揺れ動く女たち。様々に変わる女たちの貎を艶やかに描き出す10の物語。書き下ろし「ふたりの女」収録。
ナチュラル・ウーマン
松浦 理英子 著
同性との愛の交換によって自らの性を充実させていく女性たちを描いて、不毛な愛の現実を赤裸々に結晶させた、『親指Pの修業時代』の作者の代表作。映画原作。
緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道
山本 昌代 著
“歩く”という、からだの自然なリズムを筆にうつし、郊外に住む家族に訪れる、日常の不思議と夢のリアズムを鮮やかに描く、山本昌代・待望の詩的中篇小説。
女・百の首
宮 林太郎 著
男と女のエロスの交信が映し出す赤裸々な人間の悲喜劇――幻想と欲望、死と愛、性と生の深淵を70年の歳月の変貌のうちに、ユーモアとタブーの極限で織りあげた会心の百物語。