河出書房新社
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日本文学
笙野頼子初期作品集
極楽
笙野 頼子 著
芥川賞、三島賞を受賞した、最も注目される作家の群像新人賞受賞のデビュー作「極楽」はじめ最初期の“幻の作品群”。世界へのラディカルな闘争の開始を刻印した記念碑的作品集。
定価2,563円(本体2,330円)
×品切・重版未定
夢の死体
90年代文学の旗手が、80年代後半に発表した作品群。世界への格闘を透明な幻視に結晶させた連作の他、奇蹟的な名著「虚空人魚」等を集めて、笙野文学の原型を驚くべき姿で開示する作品群。
定価2,350円(本体2,136円)
銀河電燈譜
長野 まゆみ 著
妹・としの魂を求め花巻駅を旅立った賢治の心の旅を降霊感覚で描く。賢治と妹の魂、死者たちの兄妹の因果を、銀河鉄道に同乗した一人の少年にチャネリングした、異色最高作!
定価1,282円(本体1,165円)
夢窓疎石
土岐 信吉 著
今に遺る名庭園、西芳寺・瑞泉寺などを作庭、北条高時・後醍醐天皇・足利尊氏ら敵対するいずれの側からも帰依を受けた乱世のキイパーソン禅僧疎石の凄絶な生涯を描く初の伝記小説。
定価2,136円(本体1,942円)
桃のシャンパン 女の物語
村松 友視 著
匂い立つエロス、危険な芳香、謎めいた微笑……。聖女と悪女のはざまを、妖しく揺れ動く女たち。様々に変わる女たちの貎を艶やかに描き出す10の物語。書き下ろし「ふたりの女」収録。
定価1,708円(本体1,553円)
ナチュラル・ウーマン
松浦 理英子 著
同性との愛の交換によって自らの性を充実させていく女性たちを描いて、不毛な愛の現実を赤裸々に結晶させた、『親指Pの修業時代』の作者の代表作。映画原作。
定価1,602円(本体1,456円)
緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道
山本 昌代 著
“歩く”という、からだの自然なリズムを筆にうつし、郊外に住む家族に訪れる、日常の不思議と夢のリアズムを鮮やかに描く、山本昌代・待望の詩的中篇小説。
女・百の首
宮 林太郎 著
男と女のエロスの交信が映し出す赤裸々な人間の悲喜劇――幻想と欲望、死と愛、性と生の深淵を70年の歳月の変貌のうちに、ユーモアとタブーの極限で織りあげた会心の百物語。
定価1,923円(本体1,748円)
これは餡パンではない
三浦 俊彦 著
アートは絶望だ!! 芸術は自爆だ!! 読者の中枢神経をハイスピードで破壊に導く〈驚愕的覚醒度増強型アート〉ついに登場。岡崎京子・香山リカ両氏絶賛の芥川賞候補作。
定価1,388円(本体1,262円)
谷川の水を求めて
11歳の美少年に魅せられた男の〈愛〉が生み出す悲劇を、背徳と救いへの苛酷な問いの中に描き出し、〈影〉の彼方に〈光〉を求める衝撃の長篇。
眠れない
有能なデザイナー美咲は、なぜ眠りを失ってしまったのか? 眠りに見捨てられた現代に蔓延する「1日50時間」不眠症候群に迫る文藝賞作家の待望最新作。
定価1,495円(本体1,359円)
がんがん寺の鐘
成田 千秋 著
剣を十字架にかえ、日本人最初のハリストス正教徒となった沢辺琢磨。激動の明治維新を背景に、自ら信じるがままに生きた男の波瀾の生涯を描く!
名古屋嫁入り物語
娘三人嫁に出したら家がつぶれる!?といわれるほど名古屋の“結婚”は派手で大袈裟な一大イベント。ちょっと理解しがたいその流儀をコミカルに描く人気ドラマの単行本化。
雪花草子
鬼が哄い、女狐が笑う怪異の夜々。姫が乱れ、法師が嬲る幽玄の舞い。少年たちのみだらな行為が淫靡に光る、大人のための残酷おとぎ草子! 「白薇童子」「鬼茨」「蛍火夜話」の3篇収録。
死亡遊戯
藤沢 周 著
歌舞伎町のポンびきたちのSEXとDRUGにまみれた危険な生態を大胆な実験性とともに描いて高い評価をえた、バロウズ、ブコウスキーを越える大型新人のジャンクなデビュー作。
定価1,650円(本体1,500円)
雷電本紀
飯嶋 和一 著
天明、寛政、化政期、彗星の如く現われた馬ヅラの巨漢が相撲をかえた――壮大な構想力と緻密な考証によって史上最強、伝説の相撲とり雷電為右衛門の激烈な運命と時代に迫る長篇。
定価2,990円(本体2,718円)
愛の行方
三田 誠広 著
あの政治の季節、なぜ若者たちは革命へと飛び込んでいったのか。運命の女に出会い、破滅に魅せられていく二人の青年。爆弾闘争を通じ、過ぎゆかぬ痛みと愛の形を問う渾身の青春小説。
ムーンチャイルド
真木 健一
同性愛、近親相姦、性転換……。様々な悪夢が子供達を襲い、大人になるための黒い恐怖が彼らを蔽う! 魔性の少年が天翔る季節を、ハードボイルドな筆致で描き出す新鋭の長篇連作!
武蔵野S町物語
町で一番高い建物が三階建の小学校だった昭和30年初めの頃……。少年達は飛行機から撤かれたビラを追い力道山の空手チョップに興奮していた。笑いとペーソスで綴る昭和30年代の風景。
白磁の人
江宮 隆之 著
日韓関係史上になお影をおとすあの時代に、朝鮮にこよなく愛され、かの地の土となった伝説の人・浅川巧。素朴な白いやきもののように人々を慰め育んだ、愛の生涯を描く待望の伝記小説。