河出書房新社
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日本文学
マンガ日本の古典
マンガ南総里見八犬伝 上
数奇な運命のもと、犬を夫とした伏姫が自害すると、その体から八つの珠が飛び散った。仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の珠を持ち里見家再興を目指す八犬士が活躍する。
定価1,388円(本体1,262円)
×品切・重版未定
運慶
謎の彫刻家の生涯と創造の秘密を、精緻な史料考証と大胆な仮説を駆使して初めて描く。東大寺南大門の金剛力士像は誰の作か。時空を超えて生きる仏像群へ魂を入れる仏師の不思議な世界。
定価2,563円(本体2,330円)
リヨンの夜
海野 弘 著
街に夢見る四次元の迷路。時間の列車に後ろ向きに乗って、見なれたはずの見知らぬ街へまぎれこむ私は、やがて私自身へもどってゆく。都市の冒険者海野弘が試みた独自の文体の初の短篇小説集
水槽の中の泳げない人魚
“人を好きになるのが、怖い、ような気がする”癒されぬ孤独感と満たされぬ愛への希求を、透明な視点でとらえ、淡く切なく描いた大型新人注目のデビュー作!
定価1,068円(本体971円)
アポクリファ
うわさ、オタク論、都市伝説――様々な会話のかわされるパソコン通信を完全再現。虚構と現実の間でゆらぐ人間関係を見事に描いた、バーチャル・リアリティの世界のラブ・ストーリー。
定価1,495円(本体1,359円)
神殿レプリカ
死の密儀を司る〈夜の王〉とは誰か――妖しい闇の力で近代を切り裂く表題作はじめポエジーと物語性の中に変幻の予兆をみなぎらせた作品五篇を集める。新たな境地をひらく待望の作品集。
定価1,923円(本体1,748円)
マンガ近松名作集
高野 敏夫 岸田 恋 画
歌舞伎に、浄瑠璃に、演じつがれ、語りつがれた、けんらんたる近松の世界。「曽根崎心中」「国性爺合戦」など、世話物から時代物まで、希代の戯曲作家の精髄に、入魂の筆致で描き迫る。
義経伝説
橋本 治 著
「桃尻娘」「枕草子」「窯変源氏物語」につながる作家の第一歩。現代の「義経千本桜」をめざした、抱腹絶倒、パンクな世話物。義経が田中角栄に変身する有為転変のドラマ、全三幕。
地にかたちなく
松本 健一 著
昭和20年8月16日に自決した一人の男への、同じ日に生まれた青年の血脈的こだわりを通して、戦争が呪縛する戦後の日本社会・日本人の精神の真実を探求しつつ、青春を描破した長篇小説。
一九四五年、ぼくは中学生だった
昭和6年生まれ、昭和19年信州の中学校に入学、敗戦のとき中学2年生。授業のかわりに勤労動員にかりだされるあけくれのなかで敗戦の日を迎えた少年たちの日常生活を活写する。
骨肉の舞い
苦悩と焦躁にみちた青春の日々――。世界放浪の夢、「書く」ことへの希求、父親との確執。屹立する現実を前に、彷徨う孤魂を痛切に描きあげた渾身の三部作!
定価2,136円(本体1,942円)
少年たちの戦争
昭和20年、大空襲下の焦土の東京をさまよいながら、愛し合い、悩み、苦しみ、生死をわけた少年と少女。友情と恋愛を通して純なる魂の成長と希望を描き、歴史の意味を問う本格ロマン。
定価2,990円(本体2,718円)
逃げろ!! ウルトラマン
花形 みつる 著
ホームレスなハートをかかえた子供たちと、大学生ノビ太が、“遊びの塾”を始めるまでの日々をユーモラスに描いた、タテノリ・ボーイズの“遊べる共和国”宣言!
小林一茶
“花の影寝まじ未来が恐しき”――。最愛の子供達の死、血縁との確執、あてどない旅の日々。表現者としての修羅を生きぬいた、漂白の人生詩人小林一茶の劇的な生涯を描く感動の大作。
野苺の首飾り
十六歳の恋と結婚は一生を貫ぬけるか。貧困、病い、不倫と二人の愛の行く手に立ちふさがる試練を乗りこえて生きさせた力は、無心に野苺と遊ぶ子どもたちの愛。天草を舞台にした感動小説。
一休宗純
土岐 信吉 著
貴種に生まれながら、時の権力者と対峙し、髑髏を手にあらゆる人々に平等を説いた一休宗純。動乱の中世を生きた“風狂”の傑僧の生涯を描き切った待望の書き下し長編歴史小説第二弾。
駆ける密書
信長の死を伝える光秀の密使は、なぜ毛利側ではなく秀吉の陣営に迷い込んだのか? 大胆な着想で、歴史の闇を駆け抜けた無名の庶民を照らし出し日本史の謎を推理検証する大型新鋭の意欲作。
定価1,602円(本体1,456円)
天体議会 プラネット・ブルー
長野 まゆみ 著
自動人形(オートマータ)と噂される謎の少年との出会いと別れ。彼方にきらめく南の光を求め旅立ってゆこうとする少年たちの孤独を描いた、人気作家のスペース・ファンタジー。
定価1,282円(本体1,165円)
マンガ平家物語 鎮魂篇
清盛が死去し、平家は木曽義仲に都を追われ、西国へ落ちていく。さらに義経により壇の浦に追いつめられる。盛者必滅の無常観に彩られた民族的叙事詩を雄大なスケールで描く。
大きなハードルと小さなハードル
青春のおわりに立ちむかう若い男女の困難な日々──夏の彼方に生の輝きを夢見ながら、自ら逝った実力派作家、佐藤泰志。彼が遺した傷ついたものへの励ましと治癒の力にみちた珠玉の作品集。