河出書房新社
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日本文学
ジェシーの背骨
山田 詠美 著
女と男と少年の、残酷で優しいトライアングル・ラブ・ストーリー。ジェラシーの果てに現れる、透明な愛の空間! 各紙文芸時評・書評等で絶賛された著者の第3作。
定価1,175円(本体1,068円)
×品切
子午線の祀り 〈新装版〉
木下 順二 著
壇の浦の一大海戦の時は迫る。宇宙の運行の下、天に引かれた子午線を翔け抜けて行った源氏と平家の武者たち――永遠の空間に屹立する人間像を描く絶賛の戯曲!
定価1,320円(本体1,200円)
×品切・重版未定
江戸戯作文庫
傾城水滸伝 2
108人の女豪傑を創り出し、第二回配本は翌年正月に刊行されたがこれもたちまち売り切れた。絵は豊国が初編刊行後亡くなったので門下の国安が交替、12編まで描いている。
定価3,300円(本体3,000円)
含羞の人 私の太宰治
三十八歳の若さで自裁した天才作家太宰治。著者の青春における神のごとき存在としての太宰治に対する傾倒と出逢いを、含羞の思いをこめて描出した評伝風小説。
定価1,794円(本体1,631円)
指の戯れ
愛するがために別れ、愛するがために傷つける女と男の哀しい心の屈曲を、鮮烈なイメージと端麗な文体で描き切り、文藝賞受賞作「ベッドタイムアイズ」を超える新境地を拓く。
定価968円(本体880円)
ベッドタイムアイズ
肉の歓びが魂の愛に変わるとき、突然訪れた黒人の恋人との永遠の別れ。新鮮な言語感覚で生きる哀しみをしみじみと綴り、選考委員の絶賛を浴びた話題作。
定価971円(本体883円)
歳月 ある軍人の生涯
南條 範夫
満州事変から第二次大戦へ――激しく揺れ動く参謀本部内部の確執を克明に叙しながら、典型的な一軍人と自由奔放な女の運命的な愛の彷徨を描く書き下ろし長篇小説。
定価1,650円(本体1,500円)
鬼児島名誉仇討
滑稽本の名手によるめずらしい合巻の復刻。圧倒的に奇抜な劇画的絵組みの巧みさで、文化年間流行となった読本に対抗し評判をとった八巻四十丁を収録。
命
三田 誠広 著
ここはどこだろう。私は何をしているのか――遠くて近い人生の風景が私の目の前を通り過ぎて行く――この世に生きて在ることの意味を問いかける純文学の新たな輝き。感動の連作小説。
定価1,442円(本体1,311円)
家の匂い
増田 みず子 著
十八歳で家をとび出し、いま中年にさしかかった女が、自分の生れた古い宿場町を訪ね、父祖の墓を探し、憑かれたように先祖調べに熱中する――自己のルーツを求める会心の小説集。
定価1,430円(本体1,300円)
朧月猫の草紙
猫が美しいキモノを着て恋をする。奇想天外なこの本は、江戸にネコブームを引き起こしたが、天保の改革によって禁書となった。150年ぶりの、お目みえ!
定価2,776円(本体2,524円)
さくら日記
大学受験を目指す高校三年生文子の一年間の生活を、名古屋弁を駆使し、ユーモアと苦味を織りまぜて生き生きと描く、「1980アイコ十六歳」につづく書き下ろし青春小説。
座敷芸忠臣蔵
ものまねブームにわく江戸。「忠臣蔵」のパロディが続々出版された。全篇を馬づくしで描く「仮多綱忠臣鞍」、謎絵解きの「御慰忠臣蔵の攷」を復刻。
She’s Rain
平中 悠一 著
1983年、僕とレイコと“ストリート・キッズ”達のもどかしくもキラキラした17歳の夏――80年代ティーン・エイジのピュアな感性に新世代を予感させる。映画化。
定価1,079円(本体981円)
方言修行 金草鞋 2
(東海道篇) 新趣向の道中記、東海道名所めぐり三十丁。一九自筆の下絵を添付して、狂歌と駄洒落はいよいよ冴えわたる。膝栗毛につづく江戸のベストセラー登場!
定価2,200円(本体2,000円)
腹筋逢夢石
江戸人の遊び心に大喝采の一冊。鳥獣魚虫の身振りやものまねをしながら人間批評をしてみせる趣向。声色ものまねを「おうむせき」という。この本のおかげで江戸もものまねブームがおこった。
静かな午後
辻井 喬 著
敗戦直後に青春期を迎え、今それぞれに会社の管理者の地位にいる世代が、ふと振り返るあの懐かしくも煌めいていた叛逆の日々。平林賞受賞作家が痛切な思いをこめて描く作品集。
傾城水滸伝 1
(初篇) 売れに売れて板木がつぶれてしまったという江戸時代空前の超ベストセラー。古典の「水滸伝」を下敷にヒーローを女に置きかえた奇想天外な物語。江戸にオテンバ娘が増えたという。
暗殺の壁画
マニラ空港で白昼射殺されたアキノ氏と、家族ぐるみの長い親交をもつ著者が、友としての怒りと哀しみをこめて暗殺事件の全貌と政治世界の怖るべき実相を描く、ノンフィクション・ノベルス。
定価1,078円(本体980円)
方言修行 金草鞋 1
(江戸篇) 名所ガイド・ブックは江戸時代でもベストセラーであった。名作「東海道膝栗毛」の著者が純粋にガイドものとして書いた26編の初回配本。現存する唯一の初摺本を底本にして復刻。