河出書房新社
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日本文学
忠臣蔵傑作コレクション 3 列伝篇(上)
池波 正太郎 著
知られざる浅野内匠頭の人間像、ついに本懐をとげた大石内蔵助以下の義士たちの栄光と悲劇、逃亡した挫折者たちの切実複雑な心情など、赤穂のさむらい魂を多彩に映し出す銘々伝11篇。
定価1,602円(本体1,456円)
×品切・重版未定
忠臣蔵傑作コレクション 4 列伝篇(下)
大仏 次郎 著
討入りの壮挙をひそかに支えた女たち、敵役に徹して歴史に名を残した吉良上野介・清水一角その他、事件の陰で踊り泣いた人々などなど、元禄武士道を彩る多情多恨の人間模様12篇!
YES・YES・YES
比留間 久夫 著
おそれながら、ぼくらは待ちこがれた――夜の街をさまよう少年たちの、甘く残酷な愛の冒険を描き、新鮮な衝撃と文学性で読書界の話題をさらった注目の長篇。
定価1,282円(本体1,165円)
ハッピーハウス
結城 真子 著
キャリア時代の先端を走るOL高沢優子。仕事上の成功者にしてアルコール依存症者でもある彼女の凄絶な24時間を、アップビートで描いた話題作。
忠臣蔵傑作コレクション 1 本伝篇
吉川 英治 著
松の廊下の刃傷から、赤穂城の引き渡し、大石内蔵助の遊蕩と策謀、浪士たち相互の疑惑と苦心、そして討ち入りの大願成就につづく後日談まで。本格的な名作10篇を揃えた決定版集成!
忠臣蔵傑作コレクション 2 異伝篇
南條 範夫/縄田 一男 編
伝えられる正史の盲点を見事についた意外史や、時間と空間を超越した幻想・SF・怪異・逆転物語、さらには歌舞伎の忠臣蔵にまつわる秘話など奇想天外な忠臣蔵異聞8篇の勢揃い。
背教者
原万葉研究を終生のライフワークとする老教授と奔放な美少女が織りなす眩く性の饗宴。古代ギリシヤの幻影の彼方に、日本教形成の秘密を明らかにする壮大な小説世界!
定価2,670円(本体2,427円)
螺旋階段の上の神
螺旋階段に象徴される苦悩の軌跡と回心の彷徨。神へいたる魂の歩みを、三島由紀夫、遠藤周作ら同時代の文学者との交流をまじえて、切実に描きあげた自伝的小説。
定価1,708円(本体1,553円)
仮往生伝試文
古井 由吉 著
説話がつたえる僧俗の往生。現代の日常に滲む死――時間を、生と死を果てしなく越境し、現代の文学の深淵をしるしづけた、読売文学賞受賞の記念碑的大作!
定価3,204円(本体2,913円)
少年たちの終わらない夜
鷺沢 萠 著
愛すべき季節に別れの挨拶を――。終わりかけの夏を駆けぬける少年たちの愛のきらめきを透明な抒情で綴る。話題の女子大生作家が描く、ピュアでせつない処女青春小説集。
六本木を一ダース
せつないことさえ楽しくて、この街は心かきたてる。殺したいほど愛した女、過去をグラスに覗いた女、見栄をはりたくなる女――。六本木スクランブルをかけぬけた12の愛の物語。
定価1,388円(本体1,262円)
黄金の服
ぼくらに残されているのは〈最終出口〉だけなのか――危うい痛みにあやどられた若者たちのひと夏を、鮮烈に描き出しながら、時代の絶望を問う実力派注目の作品集。
定価2,030円(本体1,845円)
千利休
土岐 信吉 著
茶道の原点を明かす痛快ロマン! 権力の簒奪者秀吉と対峙し、戦国乱世に敢然と挑戦した利休が生と死の境に築こうとした志とは何か。利休像を一新させる超大型新人の力作!
定価1,923円(本体1,748円)
フェアリーボーイ
美しくて危うくて透明な、人をひきつける妖精のような少年(フェアリーボーイ)と彼に恋をした多感な少女のナイーブな心の成長物語。男の子をシリアスに描く書き下ろし小説。
暗い人 第2部
人間の自由な在りかたを求めて変転する魂の行方は――戦後文学の最前衛・井上光晴が文学的想像力の一切をかけて、「天皇の世紀」へ挑む渾身のライフワーク。
河出女性ロマンシリーズ
金木犀の薫る街
金木犀の香りが呼び起こした30年前の思い出――。あの美しい人妻の情事の秘密とは?東京の街の変貌を描きながら、記憶の謎をたどる会心の書き下ろしロマン!
定価1,656円(本体1,505円)
野ばら
長野 まゆみ 著
少年の夢が匂う白い野ばら咲く庭、そこには銀色と黒蜜糖――2匹の猫が住んでいた。文藝賞作家が、『少年アリス』に続いて贈る真夏の夜のフェアリー・テール。
定価1,068円(本体971円)
なぜか、海
永山 則夫 著
60年代、集団就職で上京した少年を待ちうけていた運命は――苛酷な少年のよるべなき彷徨を清冽な孤独の中に描く、話題作『捨て子ごっこ』に続く自伝的作品集。
定価1,760円(本体1,600円)
マンガ日本の古典
マンガ古事記 伝承篇
天孫降臨の地から大和に到る東征譚、大和朝廷内部のあらそい、ヤマトタケルノ命の武勇伝など、神の代の物語から人の代の物語へ変転する古事記中下巻を躍動的に描き上げる。
水草の部屋
女たちは風に揺れて触れ合う水草のような愛を紡ぎあう。やがて襲う嵐はふたりに愛の罪深さをきざみ込む。ゆらめく女の性を描く“蠱惑する美しい毒薬のような小説”。