河出書房新社
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1524件中 1441~1460件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
日本文学
ねむり姫
澁澤 龍彦 著
時間と空間を自在にたわめる漆黒の闇を舞台に、姫と童子が綾なす、妖しくも飄然とした夢幻譚。「唐草物語」につづき、明澄な語りの魔術でエロスを封じこめた6つの珠玉の物語。
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
わが小林一三
阪田 寛夫 著
阪急電鉄・宝塚歌劇団の生みの親小林一三の、峻烈な実業家の貌の内にひそむナイーブな心情を探って、この個性的な巨人の実像をみごとに造形した長篇評伝小説。
定価2,008円(本体1,825円)
春雷
立松 和平 著
川が涸れ、森が消え、土が死臭を放ちはじめた村を、ハウス栽培にかける和田満夫が、若い妻あや子が、女と流れている父松造が、あの『遠雷』の人々が再び歩きはじめた。
定価1,324円(本体1,204円)
いつもと同じ春
辻井 喬
百貨店主にして詩人の〈私〉。その秘めやかな生い立ちから、理想に燃え父に抗う青年期を経て数十年。引き裂かれゆく現代の生を、かつてないスケールと真率さで物語る書き下ろし長篇。
定価1,078円(本体980円)
聖家族
奔放で無垢な北国の若い娘の出生の謎に魅せられて、魂の闇をさまよう男が、甘美でしかも苛酷な遍歴の果てに抱きとめた衝撃の光景――女性の時代の到来を予兆する、異色の長編ロマン!
定価1,430円(本体1,300円)
古井由吉作品
親・椋鳥
古井 由吉 著
道/葛/宿/雨/声/親/椋鳥/親坂/子安/咳花/牛男/痩女/あなたのし他
定価3,354円(本体3,049円)
佐川君からの手紙
唐十郎 著
ある日、サンテ刑務所から一通の手紙が舞い込んだ。面会を求めて渡ったパリで、奇怪な出来事に翻弄されつつ、劇的想像力がパリ人肉事件の謎の実相に迫る。
定価1,079円(本体981円)
聖・栖
肌/湯/背/首/子/哀原/雫石/仁摩/人形/櫟馬/赤牛/安堵/女人/池沼
定価3,898円(本体3,544円)
女たちの家
街道の際/畑の声/駆ける女/夜の香り
櫛の火
影/水/狐/衣/弟/谷
杳子・妻隠
行隠れ/嫁入り/旅立ち/落合い/夢語り
先導獣の話
木曜日に/円陣を組む女たち/不眠の祭/菫色の空に/雪の下の蟹/子供たちの道他
千年の愉楽
中上 健次 著
熊野の山々がせまる紀州南端の地を舞台に、高貴で不吉な血の宿命を分かちあう若者たちの生と死を、神話的伝承の世界を通して過去・現在・未来に自在に映し出す新たな物語文学の誕生。
武蔵野インディアン
戦時中に学生生活を送った武蔵野出身の男たち。昭和の流れをそのままに生きた男たちの久々の再会を通して、武蔵野と近代日本の変貌を静かに描く、みずみずしい青春回顧小説。
定価1,335円(本体1,214円)
寂兮寥兮
寄る辺のないかなしみを抱え、幽冥の森をさ迷う生きとし生けるものの官能の姿態。男と女の奥深い生の翳りを芳醇なエロチシズムに包むポルノグラフィーの絶品。
定価1,463円(本体1,330円)
〈定本〉横光利一全集【全16巻・別巻1・補巻1】
(定本)横光利一全集 12 戯曲
横光 利一 著
食はされたもの/男と女と男/淫月/帆の見える部屋/恐ろしき花/閉らぬカーテン/幸福を計る機械/愛の挨拶/霧の中/笑つた皇后/日曜日
定価6,600円(本体6,000円)
(定本)横光利一全集 11 小説
鶏園/将棋/恢復期/秋立ちて/橋を渡る火/罌粟の中/雪解/古戦場/夜の靴/微笑/洋燈 [作品参品]青葉のころ/夜の靴ノート
ブリリアントな午後
田中 康夫 著
国際的な舞台で活躍するトップ・モデルを主人公に、一瞬の光り輝く充足と現代の最も若い都市感覚を鮮やかに描いた、文藝賞受賞作「なんとなく、クリスタル」に続く書き下ろし作品。
(定本)横光利一全集 10 小説
春園/由良之助/シルクハット/王宮/實いまだ熟せず/秋/秘色/睡蓮/天城/終點の上で/三つの記憶
(定本)横光利一全集 9 小説
旅愁/[参考作品]最初の日